グアテマラの公用語は スペイン語。その特徴とマヤ語の挨拶紹介

グアテマラの公用語は スペイン語。その特徴とマヤ語の挨拶紹介

移住するにあたって住む国の言語を学ぶことは必須です。

言語を学ぶことで、楽しさは倍増するだけでなく、危険を回避できたり、地元の人と友情を築くことができます。

スペイン語は、世界20カ国で公用語となっていて中国語と英語に次いで3番目に世界で話されている言語。

かつてスペインの植民地であったグアテマラの公用語もスペイン語です。加えて20種類以上のマヤ言語が話されています。

この記事では、言語の宝庫ともいえるグアテマラで話されているスペイン語の特徴とマヤ語の挨拶をご紹介します。

グアテマラで話されているスペイン語の特徴って?

面白いことに、本家スペインとグアテマラのスペイン語は文法や発音に多くの違いがあり、単語の意味まで変わってしまうこともあります。

グアテマラのスペイン語の特徴をいくつか挙げてみましょう。

2人称単数にVos(ボス)を使う

とても親しい友達には、“Tú”(トゥ)「君」という2人称単数の代わりに“Vos”を使います。隣国エルサルバドルでもVosがよく使われています。初対面の人や目上の人には初めから使うことはありません。“Tú”「君」や“Usted”(ウステ)「あなた」を使います。

2人称複数にVosotros(ボソートロス)「君たち」を使わない

他の中南米諸国と同様で、Vosotrosは使いません。代わりに“Ustedes”(ウステーデス)「あなた方」という3人称複数だけです。

縮小辞を頻繁に使う

グアテマラ人は名詞や形容詞をDiminutivoと呼ばれる縮小辞に変化させて使うことが多いです。こうすることで、言葉を可愛らしく、時には親しみを込めて表現します。いくつか例を挙げてみましょう。

“Poco”(ポコ)「少し」「ちょっと」は、“Poquito”(ポキート)、意味は「ほんの少し」です。おかわりするときに、ほんのちょっとだけ欲しかったらポキートと言ってみてください。

“Juan”(フアン)「フアンという男性の名前」は、“Juanito”(フアニート)、意味は「小さなフアン」です。フアンという名の男の子に、親しみを込めてフアニートと呼んだりします。

日本語と同じ“Pan”(パン)は、“Panito”(パニート)「小さなパン」という意味になります。響きがかわいいですよね。

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グアテマラ特有のフレーズと使い方

グアテマラで使われているフレーズを会話の中に挿入すれば、既にスペイン語会話上級者。

Chapin(チャピン)「グアテマラ人」が使うChapinismo(チャピニズモ)つまり熟語を意味するModismoと掛け合わせた造語である「グアテマラ人の熟語」をマスターすれば、地元の人たちもきっと喜んでくれるはずです。

中には辞書にも載っていない意味もあるので、どこで覚えたの?とビックリされるかもしれませんよ。

¿Como amaneció?(コモ アマネシオ?)

朝の挨拶は、「おはようございます」を意味する“Buenos días”(ブエノス ディアス)が一般的ですが、同じように¿Como amaneció?というフレーズもよく使われます。

直訳すると「どのように目覚めましたか?」という意味です。“bien,gracias”(ビエン、グラシアス)「良いですよ。ありがとう。」“¿y usted?”(イ ウステ)「あなたは?」と会話を続けることができます。

Feliz noche(フェリス ノーチェ)

夜に使われる挨拶。「こんばんは」を意味する“Buenas noches”(ブエナス ノーチェス)に加えて“Feliz noche”と挨拶することも多いです。

直訳すると「幸せな夜」という意味ですが、「おやすみなさい」というニュアンスで使うので、夜に会ったときにではなく、別れ際や寝室に行く前に使います。このように挨拶されたら“Gracias.Igualmente”(グラシアス イグアルメンテ)「ありがとう。同様に」と答えることができます。

Calidad(カリダー)

どこかへ出かけた後や何かを試した後、「どうだった?」と感想を聞かれたら“Calidad”と答えてみましょう。

「品質」という意味ですが、「良かったよ」「気に入ったよ」のような意味になります。ちなみに単語の最後に来るDは発音しません。例えば、Davidという男性の名前。ダビードではなくて、ダビーと発音します。町を意味するCiudadは、シウダーとなります。

Pobrecito(ポブレシート)

“Pobre”(ポブレ)とは「貧乏」の意味ですが、“Pobrecito”で「かわいそうに」という意味になります。誰か病気の時や何か災難にあったときに使うフレーズです。

Pilas(ピラス)

“Pilas”は「電池」の意味ですが、頭の回転が速い人に対して使う表現です。

Chucho(チューチョ)

「犬」のことです。“Perro”(ペロ)が正しい言葉ですが、なぜかグアテマラの犬は“Chucho”なのです。筆者が他のスペイン語圏でこの単語を使ったら、「グアテマラに住んでるの?」と聞かれてしまいました。

Chilero (チレーロ)

「かっこいい」「素敵」といったニュアンスがあります。グアテマラ人の友達がお洒落してキメていたら“¡Qué chilero!”(ケ チレーロ)と褒めてあげましょう。

Patojo(パトッホ)Patoja(パトッハ)

“Patojo”は「男の子」“Patoja”は「女の子」を意味します。“Muchacho”(ムチャーチョ)や“Niño”(ニーニョ)といった類義語があります。

Pisto(ピスト)

正しくは“Dinero”(ディネーロ)ですが「お金」のことです。お土産屋さんで高く売りつけられそうになったら、“No tengo mucho pisto”(ノ テンゴ ムーチョ ピスト)「あまりお金持ってないよ」と言いましょう。

No tenga pena(ノ テンガ ペナ)

「気にしないで」というニュアンスです。こちらがしたことに対して(例えば、何か差し入れした時)相手が恐縮していたら、このフレーズを使いましょう。または相手が何か失敗したり、忘れてしまったときにも言うことができます。

Agua(アグア)

“Agua”とは「水」のことですが、グアテマラでは飲み物一般をさします。コカ・コーラもペプシもファンタも“Agua”なんですよ。

そのため、売店で「お水ください」と頼んでも“Qué sabor?”(ケ サボール)「何の味がいいの?」と聞き返されるでしょう。筆者は、まだスペイン語ができなかった頃、売店の人にそう聞かれて「お水に何の味ってどういうこと?」と困ってしまった記憶があります。

本当にお水が欲しかったら“Agua pura”(アグア プラ)と言いましょう。

ちなみにグアテマラで“Agua mineral”(アグア ミネラル)と言うと、ミネラルウォーターではなく、ガス入りの水が出てきますよ。

Chute(チュテ)

「邪魔な」という意味で、正しくは“Entrometido”(エントロメティード)ですが、Chuteという言葉をよく使います。

もし誰かと会話中に関係ない人が話に割り込んできたら“No seas chute”(ノ セアス チュテ)「邪魔しないで」「干渉しないで」といった使い方をします。

道端に人だかりができていて、見物に行くときに“Vamos a chutear”(バーモス ア チュテアール)と言ったりもします。

知っておくと便利なインディヘナの言語

アンティグアやパナハッチェルなどの観光地で、民族衣装を着てお土産物を売っている人たちの多くはキチェ語やカチケル語を話します。

アンティグアやパナハッチェルなどの観光地で、民族衣装を着てお土産物を売っている人たち

片言でも彼らの言語で挨拶してみれば、喜んでおまけしてくれるかも?

キチェ語

Buenos días 「おはようございます」— Xsaqarik.(サカリック)
Hola「やあ、こんにちは」 — La utz awach.(ラ ウッツ アワッチ)
Gracias「ありがとう」 — Maltyox.(マティオッシュ)

カチケル語

Buenos días「おはようございます」 – Saqer.(サカル)
¿Cómo estás? 「元気ですか?」– La ütz awäch.(ラ ウッツ アワッチ)
Bien gracias「はい、ありがとう」 – Ütz matyox.(ウッツ マティオッシュ)

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番外編:グアテマラでスペイン語をマスターするには?

グアテマラのアンティグアや第二都市ケッツアルテナンゴには外国人が気軽に学べるスペイン語学校がたくさんあります。

毎年、世界各国から外国人が大勢訪れてスペイン語を学んでいます。なぜ、グアテマラのスペイン語は人気があるのでしょうか?

グアテマラのスペイン語の発音は癖があまりなく、とても聞き取りやすいといわれています。

スペイン人のように早口ではなく、ゆっくりと話してくれる人が多いのも嬉しい点。

発音もクリアーなので聞き取りやすいスペイン語です。

普段使用される語彙もシンプルです。

スペイン語学校は、基本マンツーマンレッスン。他国と比べてとてもリーズナブルな価格で学ぶことができます。

グアテマラに住み始めたら、コロニアル調の美しい街、世界遺産アンティグアの中で数週間スペイン語漬けになってみるのもおすすめです。

コロニアル調の美しい街、世界遺産アンティグアの中で数週間スペイン語漬け

まとめ

この記事でご紹介したスペイン語のフレーズや単語は、ほんの一部です。

まだまだグアテマラならではの独特的な単語の使い方は色々ありますよ。

グアテマラに住むと、こうした生きたスペイン語に出会え習得することができます。また日常の生活ですぐに実践できます。

移住するにあたって言語習得は決して容易とはいえない、努力が求められる高いハードルですが、Poco a Poco(ポコ ア ポコ)少しずつ学んでいきましょう。

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