経済不況のイメージが未だに強いギリシャ。不動産にも良いイメージを持てる人は少ないのではないでしょうか。
意外にも実際のギリシャの不動産市況は不況から回復しつつあり、地価もどんどん上がってきています。
憧れの白い街並みのギリシャの島などもお手頃価格で住めてしまいます！（とはいってもまだ、移住に人気の東南アジアの国々より少し高い。）
また、不動産を購入することで、永住権取得の道も拓けます。
ここでは、ギリシャの賃貸や不動産事情を徹底解説します。
※不動産やゴールデンビザ取得を検討されている方は、ギリシャの日本人エージェントを紹介します。詳しくは本記事の下部をご確認ください。
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ギリシャの賃貸事情
数年前まで少し中心部を外れると、200ユーロ（約26,000円）弱で古めの1LDKが借りることができたアテネ。
今は同じレベルで約300ユーロ（約39,000円）が相場です。
家賃が上がってきたのは経済不況からの回復というのもありますが、
- Airbnb用に部屋を利用する人が増えたこと
- ギリシャ政府が難民に無料で部屋を貸し出すために大量の部屋をおさえたこと
が大きな理由になっています。
ギリシャでの部屋探しは茨の道！
ギリシャでの部屋探しは困難を極めます。
一つは上記の理由で部屋数が少ないこと、もう一つの理由としては、不動産屋さんが働かないことです。
不動産サイトで気になる物件を見つけて連絡しても、まだ空いているか確認すると言われ、半年後に連絡が来ることも。。
きちんと確認してもらえるのは5件に1件位でしょうか。
部屋を探すことになった場合は1ヶ月は余裕をみておいた方が良いでしょう。
あなたは家具家電付き派？無し派？
家具家電が付いた部屋が多く、探せば無しの部屋も見つかります。
安めの部屋はお洒落とは言いがたいインテリアの部屋が多いでしょう。
また、大家さんの荷物が置いてある場合もあるので、内見時にはしっかり確認しましょう。
日本で賃貸の部屋を借りるイメージより、下宿のようなイメージです。
契約はしっかりと
ギリシャは日本のようにきっちりしていませんが、契約書の効力はあります。
契約期間・契約内容と、しっかり把握してから契約を結びましょう。
できれば信頼できるしっかりした不動産屋をつけておいた方が安心です。
不本意な契約を結んでしまっていた場合、突然大家さんに出て行くように言われることもありますので、必ず確認しましょう。
気になるギリシャの家賃相場
安いとも高いともいえない賃料。
白い街並みの島に住めると思うと安いかもしれません。
サントリーニ島は少し値が上がりますが、同じ白い街並みのエリアの島で探せば（パロス島など）、アテネと同じ程度の賃料で白い街並みの中に住むことができます。
参考家賃 1DK
| エリア | 家賃 |
|---|---|
| アテネ | 300ユーロ（約39,000円） |
| サントリーニ島 | 400ユーロ（約52,000円） |
| パロス島 | 300ユーロ（約39,000円） |
おおよその初期費用
部屋を借りる時にかかるギリシャの標準的な費用になります。
- 敷金2ヶ月
- 仲介手数料1ヶ月
- 家賃
流行りはルームシェア
アテネやテサロニキでは、家賃の上昇、部屋探しは困難を極め、ルームシェアをする人が増えてきています。
学生が多めではありますが、家賃も抑えることができて、比較的早く部屋が見つかるので、試しに入居してみるのも良いかもしれません。
基本敷金などはかからず、前家賃のみで入居可能です。
それなりに綺麗で安全なエリアが多く、家具付きで光熱費とWi-Fi込みで300ユーロ（約39,000円）という物件が多いです。
ギリシャの不動産物件を買う場合
今が買いともいえるかもしれないギリシャの不動産物件。（2018年時点）
上記にも書いたとおり、地価が上がってきていることや部屋を貸しやすく投資物件としても有望で、日本人投資家もギリシャに興味を持ち始め、視察に来る日本人も増えてきています。
意外と安い？！ギリシャの物件価格
アテネのアパートや白い街並みの島の一戸建ても中古なら500万円程度で売っています。
セカンドハウスにもいいかもしれません。
ギリシャの家は基本ストーンまたはコンクリートで出来ているため長持ちすること、古い家を好む人も多いことから、家の価値が日本ほど落ちないので、要らなくなった時に売りやすいです。
ギリシャの不動産購入でゴールデンビザも手に入る！
合計250,000ユーロ以上のギリシャ国内不動産購入で投資家ビザ（ゴールデンビザ）を手に入れることができます。
※ビザは頻繁に更新されますので、最新の情報を取得するよう心がけてください。
また、不動産とビザを10年維持すればギリシャ永住権の申請もでき、その後は不動産の売却してもビザを維持できます。
また250,000ユーロ以下の物件の場合でも、ビジネス利用することにより、ビジネスビザの取得が可能になる場合があります。
関連記事：「ギリシャに長期滞在する7つの方法とビザの種類を徹底解説」
ギリシャ不動産購入のおける初期費用と相場価格
不動産物件を購入した時にかかるギリシャの標準的な費用になります。
大きい物件でなければ弁護士は必要ないかと思います。
- 仲介手数料2%
- 弁護士をつけたい場合はその費用
- 物件購入費
不動産物件の相場価格
サントリーニ島は観光地として価値が高いためかなり上がってしまいます。
2DK中古物件：
| エリア | 価格 |
|---|---|
| アテネのアパート | 40,000ユーロ（約600万円） |
| サントリーニ島の一戸建て | 100,000ユーロ（1300万円） |
| パロス島の一戸建て | 40,000ユーロ（約600万円） |
筆者おすすめはパロス島の物件！
筆者がパロス島在住ということもありますが、パロス島はサントリーニ島とミコノス島の大体間辺りに位置し、ミコノス島と同じつくりの建物と景観です。
サントリーニ島からアテネ行きの船も途中で寄港する島でもあります。
毎年観光客が増え続けており、2018年のトラベル＋レジャーアワードのヨーロッパ部門優秀賞にも選ばれました。
2年後には国際空港化も決定していることもあり、ホテルにヴィラと建築ラッシュですが、まだまだ安い土地やお得な中古ヴィラを見つけることができます。
数年後には地価が上がると予想されてるエリアです。
ギリシャで物件を探す方法
街中に沢山不動産屋はありますが、行ったからといって日本のように部屋を探してはくれません。
最近はネットで探す人が多く、簡単に物件情報を見ることができます。
英語も対応で物件が探せるサイトがあり、アプリ版では簡単にエリア指定もできます。
Spito gatos.gr：
ギリシャでの新たな投資型物件
ギリシャで注目されつつあるエネルギー投資。
日本でも太陽光発電の投資は一時話題になりました。
ギリシャの土地を購入し、そこにソーラー発電システムを作ります。発電し、電力会社に売るというかたちです。
家賃収入より利回りがよく、他国の投資家からも注目されてきています。
また、土地を購入とビジネス用に使用するようになるので、投資家ビザまたはビジネスビザを取得することもできます。
まとめ
ギリシャでは契約まで漕ぎ着けるのが大変ではありますが、魅力的な物件が多数あるギリシャ。
移住に投資に、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、ギリシャは英語が通じる不動産屋も多数ありますが、上記にも書いたように対応してくれない不動産屋が多数。夏は1ヶ月程休暇を取る会社も多数です。
やはり日本オーナーの不動産は日本クオリティなので、対応の質やスピードが違います。
ギリシャのゴールデンビザ取得、不動産購入、賃貸探しを検討している方へ
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ご紹介は無料です。（エージェントのサービス利用は有料です。）
ご希望の方は、以下のフォームに必要項目をご記入のうえ、送付ください。
直接、担当者よりご返信いたします。ぜひ候補先の１つとしてご検討ください。（エージェントのサービス利用は有料です。）
※情報を聞くだけのいたずらなお問い合わせはご遠慮ください。
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