ギリシャ・アテネの交通機関(電車、バス、船)の利用方法や注意点

ギリシャ、アテネの交通事情

旅行でも、移住でも、現地で生活するなら気になるのが交通事情。

ホテルを予約する場合も、ロケーションの交通事情を把握しておくと安心ですよね。

ギリシャの場合、経済破綻のイメージから、交通機関が機能しているのか想像がつかないという人も多いのではないでしょうか。

意外ときっちり動いており、メトロ・バス・トラム・国鉄と充実しています。

ただ、ストやデモで止まってしまうことがたびたびあるのでご注意を!

ここでは、ギリシャ現地在住者からみたアテネの交通事情(メトロ、バス、トラム、船、車)とアテネ空港から中心部への行き方や注意点を徹底解説していきます。

アテネのメトロ・バス・トラム共通チケットの購入方法

アテネのメトロ・バス・トラムは共通チケットとなっており、1日チケットなどを買うと全部乗り放題になります。

お値段も良心的です。

チケットの料金

一回券というかたちではなく時間制です。一駅だけ乗りたい場合は少し損した気になりますね。

  • 90分間:1.40ユーロ
  • 24時間:4.50ユーロ
  • 5日間:9ユーロ
  • 1ヶ月定期:30ユーロ

窓口での購入方法

簡単な方法が窓口での購入です。

欲しいチケットをスタッフに伝えてください。大体のスタッフは英語が話せますので安心です。

ギリシャはクレジットカードは使えないと言われる場合があるので、現金を用意しておくと良いでしょう

券売機での購入方法

時間によって窓口が閉まり、券売機しかない場合があります。

最初の画面で「英語」を選択することができ、あとは流れに沿って、ほしいチケットを選ぶだけです。
クレジットカードでの購入も可能です。

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アテネの電車・事情

メトロと、郊外や他の都市に行く国鉄の路線があります。

料金も比較的安めなので、お得に電車を乗りこなしてくださいね。

メトロを乗りこなそう

アテネ中心部の移動にとても便利なメトロ。

路線によっては10分から3分に1本運行しており、待ち時間が少なくストレスフリーです。

一ヶ月定期は30ユーロという激安で、バスやトラムにも乗れます。在住者や長期滞在者には定期がおすすめです。

短期滞在者にも、お得なチケットもあるので、下記の料金表を参考にしてみてくださいね。

注意して欲しいのが、車内のスリ!中にはグループ犯も多数います

特に危険なのがグリーンのライン

できる限りカバンは肩から斜めにかけ、車内ではカバンを開かれないよう手で押さえておきましょう。

メトロの路線図:

ギリシャ メトロマップ

ウィキペディアより引用

主な駅:

ブルーライン:モナスティラキ駅・空港駅
レッドライン:シンタグマ駅・ラリサ駅(国鉄アテネ駅乗り換え)
グリーンライン:モナスティラキ駅・ピレウス駅(ピレウス港)

電車で遠出しよう

日本人旅行者もよく利用する、国鉄アテネ駅よりカランバカ駅(メテオラ)行き。5時間の旅で20ユーロと安めです。

Aクラス席や中には食堂車も有り。本数は少ないですが、ぜひ電車で出かけてみてくださいね。

オンライン予約

カランバカ行きなど、国鉄は予約することもできるんです。

ギリシャ語だけでなく、英語にも対応しており、早く予約すると割引が入る場合もあります。

人気のAクラス席も予約可能です。

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アテネのバス・トラム事情

路線によっては遅い時間まで運行しており、本数も多く、バス停の電子掲示板で時間を確認することもできます。

ただ、場所や時間によっては1時間以上遅れる場合もあるので、時間に余裕を持って行動しましょう。

アテネ市内にはバス停が山ほどあります。

場所を把握したい場合はアテネ公共交通機関(OASA)公式サイトから確認もできます。

アテネのトラム事情

シンタグマ広場からビーチやピレウス港に行くこともできる、意外と長いラインのトラム。

こちらも本数が多く、電車やバスと同じ感覚で利用することができます。

アテネの船事情

ギリシャの文化を語るには船なしには語れない船国家

アテネのピレウス港からは毎日いろいろな島行きの船が出ています。

アテネから日帰りで行ける島もあります。

日本語で航路の確認や、チケットを購入できるサイトもあるので、チェックしてみてくださいね。

Direct ferries

港のストに注意

たまに海上警察のストで船が全て欠航になることがあります。

長いと2日動かないことも、、。

大体数日前には情報が流れるので、心配な場合は乗船数日前にチケットオフィスに問い合わせてみましょう。

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アテネの車事情

やはりあると便利な車。

ギリシャは日本とは逆の左ハンドル右側走行で、慣れるまで時間はかかりますが、運転できると行動範囲がぐっと広がります。

・困難をきわめるアテネでの運転

日本より運転が荒いドライバーが多いのはもちろん、毎日の渋滞、急な細い坂道が多く、更に一方通行だらけです。

無料で路上駐車できるのはいいですが、空きを見つけるのは一苦労。さらに毎回の縦列駐車。運転技術が問われます。

・ナンバーに注意

渋滞緩和のため、シンタグマ広場前など、車のナンバーの一番後ろの番号が、奇数と偶数で道に入れる曜日が決まっており、間違えた日に入ると罰金を払うことになる場合もあります

間違って入ってしまった場合は速やかにこのエリアから出ましょう。

・車での移動は意外と高い

まず、ガソリンが高めです。

アテネで1リットル1.45ユーロ程度。

高速道路も一回の料金所で1.50から3.80ユーロと、そこまで高く感じないかもしれないですが、料金所の数が多く、5分走っただけで次の料金所があることもあります。

イメージとしては、アテネから約片道5時間、人気の名所メテオラまで行ったとすると、ガソリン代と高速代で往復約100ユーロ程度です。

アテネ空港から中心部への交通手段と行き方

一番に気になるのが、空港からの交通手段ではないでしょうか。

空港からは電車・バス・タクシーでアテネ中心部に行くことができます。

電車を利用する

バスよりも早く着き、メトロの駅に到着できるのが電車の利点です。

建物から外へ出て、左手にあるエレベーターから二階(出発エリア)から外に出て右側へ上がり、空港と逆方向に歩いて行くと駅に到着します。

チケットブースでチケットを買い、ゲートにチケットをタッチして入ります。

メトロのどの駅で降りても同一料金です。

空港までも同じく、チケットブースまたは自動券売機で普通のメトロチケットではなく、空港行きを購入します。

運賃:10€/所用時間45分/30分に1本

バスを利用する

一番旅行者が利用するのがバス。24時間運行していて便利です。

運賃も最も安いです。

到着エリアから外へ出て右側にチケット売り場があり、チケットを購入後バスに乗り込みます。

車内にチケットをタッチする機械があるので、そこにタッチをして完了です。

タッチを忘れると、切符をチェックしに来るスタッフに嫌な顔をされることもあります。

空港アテネ中心部、シンタグマ広場まで行くにはX95に乗ります。

他にもピレウス港行きのバス等も出ています。看板とバスの表示を確認して乗ってくださいね。

運賃:6€/20分に1本

バスの行き先とナンバー

  • X92:キフィシア
  • X93:LIOSION(リオシオン)・KIFISOS(キフィスバスターミナル)
  • X95:シンタグマ広場行き(約50-60分)
  • X96:ピレウス港行き(約90分)
  • X97:アテネ国際空港ー地下鉄ELLINIKO(エリニコ)駅

タクシーを利用する

深夜・早朝の移動や荷物が多い時に便利なのがタクシー。

日本ほど料金が高くなく、ぼったくられることもあまりありませんが、心配な場合は、タクシーのナンバーを撮ってから乗ると安心です。

運賃:約35€/所用時間50分

注意すべきアテネの交通事情

日本とは違い、運行をストップしてしまうこともあるアテネの公共交通機関。

注意すべき点を頭の片隅に入れておいてくださいね。

ストには注意

時々行われるスト。時間限定や終日、場合により変わります。

電車やバスが待っても来ない時は表示板を見たり、近くの人に聞いてみましょう。

空港までも何があるかわからないので、時間には余裕を持つことをおすすめします。

デモには注意

アテネでは時々デモがあり、特に独立記念日にはシンタグマ広場や主要な駅が時間により閉鎖されます

電車に乗っていて、急に途中の駅で降りる羽目になることもあります。

旅行の場合はホテルで滞在中にデモはないか、在住の場合は身近なギリシャ人から情報を回してもらうようにしましょう。

キセルは60倍の罰金

キセルが見つかると60倍もの罰金がきます。

間違って乗ってしまった場合など、外国人は大目に見てもらえるとは思いますが、注意してください。

特にメトロのシンタグマ駅は監視が厳しいので、ゲートが開いていても必ずチケットをタッチしてから入りましょう。

まとめ

日本とは違ったトラブルも多いギリシャの交通事情。

突然の交通機関がストップしてもあせらないように、頭の片隅に入れておいでくださいね。

 

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