あなたは、初対面の人やまだ仲良くなっていない人と会話をするのは得意ですか?
あまり得意ではない人も、苦手意識のない方もいると思います。
では、英語ではどうでしょうか?
日本語での会話も緊張するのに、英語でなんて…と思いますよね。
日本語での会話に苦手意識のない方も、英語だとかなり緊張してしまうと思います。
あまりまだよく知らない人とのコミュニケーションを苦手とすのは、日本だけではなく、世界共通の悩みです。それに加えて母国語ではない言語でチャレンジするのはかなりの至難のわざ。
でも、会話をなるべく長く続けるにはいくつかコツがあります!今回は英会話を長く続けるための失敗知らずの5つの必勝パターンをご紹介します。
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必勝パターンその1:よい聞き手になるために質問をなげかける
自分からペラペラと喋っていくなんて、英語だと特に難しいですよね。
それならば、上手に聞き手に回れるよう、的確な質問を投げかけていくと良いです。
的確な質問といっても何を聞けばいいかわからない、と思われるかもしれませんが、ここは基本的には日本語と同じような感覚で考えてもらえば大丈夫です。
つまり、いきなり政治の話をしたり、彼氏いるの?なんてプライベートな質問はしませんよね。
もっと一般的に答えやすいく、角が立たない質問をするはずです。
的確な質問フレーズ例
具体的にいくと、まず、英語では定番の挨拶を少し工夫するだけで、会話に繋げるきっかけを作れるのです。
“Hi!”の後に、
“How`s your day going today?”と聞いてみてください。
“How are you?”と聞くよりも、一言プラスして答えてくれる確率があがります。
家でのんびりTVを見てた、とか、買い物に行った、とかと言った一言を引き出せるかもしれないんです。
予想に反して”Not so bad.”などと短く終わってしまった場合、自分が簡単にそれを言えばいいですよ。
“I went to shopping for mom`s birthday gift this afternoon.” 午後にお母さんの誕生日プレゼント買いに行ったよ。
そしてその後に、この言葉を加えてください。
“How about you?”
あなたはどう?
そうすれば、相手は何か言ってくれるはずですので、そこからまた質問をしていけばいいのです。
TVを見てたと言っていたら、
“What were you watching?”
何見てたの?
ニュースと言われれば、
“Anything new today?”
何かニュースはあった?
ドラマと言われれば、
“Is it fun?”
それ面白い?
などなどです。
必勝パターンその2:自己紹介あとの気まずい沈黙を作らない
例えば人と初めて会ったら、自己紹介すると思います。
お互いが緊張している時ですよね。名前をとりあえず紹介しあって、出身地を言って、その後、会話が続かない…なんてことありませんか?
その気まずい沈黙を作らないために、何かこちらから投げかけましょう。
仕事や研究テーマなど、共通の話題がある場合は、それについてお話しすればいいですね。
そういった共通の話題がまだわからない場合や、もう少し砕けた話題を話したいときは、この名前と出身地で角の立たない質問を作ることが可能です。
“You have a beautiful (interesting) name. Is there any story behind it?”
きれいな(興味深い)名前だね。何か名前の由来があるの?
“Do your family live in ○○?”
ご家族は○○(出身地)に住んでるの?
などと言った感じです。
また、出身国について、
“I would like to visit your country.”
行ってみたいな
とか
“Your hometown is famouse for ○○,right?”
○○で有名なんだよね?
などと話を振って観光や食べ物のおすすめ等を聞くと、自然と会話が弾みます。
必勝パターンその3:当たり障りない鉄板ネタ「天気」を使う
一番良いのは何か当たり障りない共通の話題があることなのですが、そこに至るまでって何を話せばいいのか悩んでしまいますよね。
当たり障りないネタの代表的なことってなにが思い浮かびますか。
営業をされている方だと「天気」の話、などと新人のころ教わったりしませんでしたか?
これは英語になっても同じなんです。
“Beautiful day, isn`t it?”
天気がいいですね。
“It`s getting cold(hot/ warm/cool) day by day.”
日に日に寒く(熱く、暖かく、涼しく)なってきましたね。
などと言えば、相手の事を全然知らなくても、ごくごく自然な会話を始めることができます。
更にここから、
“What are you planning for your New Year`s holiday?(Chrithmas/summer)”
お正月休みは何を予定しているんですか?
(クリスマスや夏の予定、その他その国の行事などでも)
などと、季節や時期に合わせた質問すれば、話が繋がります。
もし週末の天気を知っていたら、そこから週末の予定を聞いても自然です。
必勝パターンその4:相手の持ち物を褒める
人間は、褒められて嫌な思いをする人はいないでしょう。
特に相手のことをあまり知らずに警戒心のある時点だと、この褒め言葉が上手くいけば、相手の笑顔や話を引き出せることができます。
相手のことをまだ知らない段階での褒め言葉で有効なのが、「相手の持ち物を褒めること」。
その時に使える超簡単フレーズが、
“I like your ○○!!”
です。
この○○の中に、褒めたい持ち物の名詞(ネクタイやバッグやペンやネイルやイヤリングなどなど)を入れるだけ。
簡単ですよね?
人は何かしらの思いを持って持ち物を選んでいますから、ここからパーソナルなことが聞き出せるチャンスもあります。
例えば
“Thank you! This is the gift from my wife.”
ありがとう、妻からのプレゼントなんです。
と言われれば、この人結婚しているんだなってわかります。
“This is one of my favorite.”
お気に入りの一つなの。
と言われれば、
“Do you like blue color?”
青色が好きなんですか?
などとその物の特徴から、こういうのが好きなの?と聞いていけばいいですよ。
必勝パターンその5:仕事のことを聞くときは質問攻めにしない
自己紹介やお天気の話で場がほぐれてきて、相手のことをもっと知りたいな、と思ったときに、やはり相手の職業って、質問しますよね。
もちろん相手から聞かれることもあると思います。
話下手なら、上手に質問をしていく、というのは先に説明している通りなのですが、この「仕事」についての話題については少々注意が必要です。
“What do you do for living?”
お仕事は何をされてるんですか?
と聞いて、相手の方が職業を教えてくれます。
その後に、矢継ぎ早に
- 「何年働いてるの」
- 「どういう部署で働いてるの」
- 「どこのオフィスなの」
などと質問してしまうと、まるで面接か、職務質問のようになってしまいますよ。
こうならないために、答えを受け取ったら、コメントを一言付け加えて、次の質問をするように心がけてみてください。
これは、どういった話題にとっても使えるコツなのですが、こと「仕事」についての話題には重要です。
例えば相手の人が職業を先生/Teacherといったとします。
そうしたら次の質問をする前に、
“I wanted to be a teacher when I was a kid.”
子供のころ先生になりたかったんだよね。
などと言って、
“How long have you been working as a teacher?”
どの位先生として働いてるの?
と聞くと、一言コメントがクッションになって、会話の雰囲気を和らげてくれますし、相手がコメントを拾って筆問返しをしてくれることもあるため、話も盛り上がりやすいです。
会話を長く続けるコツまとめ
今回は、英会話を長く続けるコツをいくつかご紹介いたしました。
日本語でもあまり知らない人と会話を盛り上げるのは難しいのに、英語となると尚更ですよね。
基本的には、日本語で心掛けていることと特に大きく違いはありません。
そして、会話を続けることに苦手意識をもっているネイティブもたくさんいます。
もしあなたが、上手に会話をリードしていけば、場も和んで、相手の方々もあなたに一目置くはず。交友関係も広がりますよ。
緊張するとは思いますが、ちょっとしたコツを使うだけでずいぶんと変わりますので、是非参考にしてみてくださいね。
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