日本と同様に四季を持つベルギー。
高緯度に位置し西岸海洋性気候のベルギーも昨今は地球温暖化の影響で温暖になってきています。
しかしながら寒さや乾燥や雨や雹、日本とは大きく異なる点も多くあります。渡白前に良く知り備えて下さい。
毎日の気温や天候はこちらのサイトでチェックできます。
Belgium Weather:https://m.accuweather.com/en/be/belgium-weather
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3月〜4月の気候:ベルギーの春
ウィンタータイムからサマータイムへと変わります。
特徴:
厳寒の冬が終わりを迎える3月、彩りを取り戻し始めた木々の足元に真っ先に大地から顔を出すのはまだ続く寒さに強いイースターフラワーです。
ヨーロッパの最高のシーズンの到来を一番に伝えてくれます。
この鮮やかなイエローの花が咲き乱れる3月の最後の日曜日深夜1時、ヨーロッパはウィンタータイムからサマータイムへと時間を変えます。
ここで日本との時差は8時間から7時間のサマータイムとなります。
ベルギーの最高の季節の到来です。
平均気温:
5度〜15度
まだ3月、朝夕はまだまだ肌寒く朝の気温は5度ほど、日中の最高気温の平均も15度ほどです。
3月末には日は徐々に長くなり午後6時過ぎまで太陽の光が残ります。
最近は急に気温が20度近くなる日があり1日の寒暖差が10度以上になる事があります。
服装:
この時期はまだ雨が降ったり冷たい風の吹く日があります、特に良く晴れた後は雷に注意をして下さい。
日陰や室内では何か羽織れる物を屋外ではダウンジャケット等で十分に暖かくする事がおすすめです。
室内でも冬物の厚手のセーターやタイツ、ハイネックの物も役立ちますが日中は15℃を越える事も多いので暑くなればすぐに上着を脱いで調整を出来る服装にしましょう。
気をつける点:
またベルギーは特に急な雨や雹が多い国です。
折り畳み傘やレインコートは1年を通じてあると便利です。
その日の気温等はインターネットできちんと確認しておきましょう。
夜の9時を過ぎても昼間の明るさのサマータイム!まだまだ急な雨や雹に要注意です。
5月の気候:サマータイムへ突入
特徴 :
5月、いよいよサマータイムの本番へと入ります。
朝の気温は10度前後から1日が始まり日中は20度を超えるようになり朝の寒さに合わせ外出すると日中は暑過ぎたり日中の暑さに合わせたら夕方には凍えたりします。
平均気温:
10℃~15℃
日中急に気温が20℃を越える事も。
しかし、日が沈めば寒さが戻るので上着は手放せません。
服装:
夏の服装で過ごせますが日が沈むとすぐに寒くなります。
厚手のコートやスカーフ、カーディガンなどは忘れないで下さい。
気をつける点:
急な雨や雹(ひょう)が降る事が珍しくありません。
外出には事前の天候の確認、また急な冷たい風や湿った空気が吹いたと思ったら空を見てください。
ベルギーのお天気は素人でもお空模様で見てとれます。
黒い雲が周辺にあたたらやがて大雨や沢山の雹がやって来ます。局所豪雨も見て取れますので雲行きが怪しいなと思ったらどんなに晴れていても雨具を持つようにして下さいね。
また、雹(ひょう)は時に非常に危険です。
あまり大きな雹が降った時は興味本意で外出せずに屋内に避難して下さい、ベルギーでは過去には車や家屋が損壊する雹が降った事もあります。
6月〜8月の気候:ベルギーのベストシーズン
特徴:
ベルギーは6月から9月の終わりまでは雨も少なく、暑すぎず寒くもなく外での行楽に非常に適した季節です。
近年は気候変動の影響を受け、気温が25度を越える夏の日もありますが長引いても数日程度です、暑い陽射しの日でも日陰に行けば肌寒く感じられる程です。
平均気温:
15度~23度まれに26〜27度
服装:
夏でも必ず羽織れる物を用意して下さい。
ヨーロピアンスタイルでお外でカフェ等しても日陰は寒かったりするものです。
また空気も乾き日差しが強まると暑さと乾燥を感じます。
ベルギーは自動販売機は基本的に無いので飲み水は持ち歩き、サングラスや帽子も使い暑さに対応して下さい。
また、1年で最も過ごしやすいのは6月~8月の雨も少なく平均気温が20度ほどのこの時期です。
ヨーロッパ来訪者の多くがヨーロッパに恋に落ちる最高の季節です。ベルギーでもベストシーズンの到来です。
気をつける点:
乾燥と日差しの強さは日本とは比べ物になりません、日焼け止めとサングラスは必ず必要です。
9月〜11月の気候:涼しい夏から秋に入りウィンタータイムへ戻ります
特徴:
あまり厳しい暑さを経験しないままに気温は徐々に下がり始め秋の訪れを感じます。
秋と冬は長雨の季節です。
平均気温:
10度~15度
服装:
平均気温はぐっと下がり日中でも気温は15度前後となります。
夏同様羽織れるものや暖かく着込める物が必要です。
スコールや霧雨も頻繁になるので折り畳み傘かレインコートは手放せません。
ベルギーは日本のように残暑等は無く急に冷え始めるので寒さ対策はきちんと考えましょう。
気をつける点:
ベルギーでは10月最後の週の日曜日にサマータイムからウィンタータイムへと戻ります。
この辺りから、朝は8時前まで暗く夕方は17時には暗くなり始めます。
イタリア人でもうつ病になると言うベルギーの冬の始まりです。
体調管理には留意しましょう。
12月〜2月の気候:クリスマスシーズン!ヨーロッパの冬が始まります。
特徴:
ヨーロッパでクリスマスを経験した方はご存知かと思いますが、ニューイヤーまで続くクリスマスの装飾にクリスマスマーケット、移動型のテーマパークにその土地の美食、夏同様楽しさも見所も満載のヨーロッパクリスマス。
しかし寒さや日照時間の激減から、陽気なイタリアンでも鬱になることも。
ヨーロッパ好きを語るのは、越冬してからと言われる程です。
平均気温:
0度~10度
服装:
朝は8時頃まで薄暗く平均気温は5度程になります。
手袋やマフラーは手放せなくなります。
また、ベルギーではホッカイロ等が売っていないので持ち込める物は持ち込む事をお勧めします。
気をつける点:
慣れれば大した事ではありません、備えを万端にし楽しいウィンターシーズンを迎えましょう。
ベルギーの厳しい寒さは2月頃まで続きます。
さいごに
高緯度に位置するヨーロッパとなると一昔前なら秋田や北海道の気候に近かったそうですが近年の地球温暖化の影響を受け最近は温暖になってきており冬場は東京と同じ様な防寒で足りることがしばしばです。
しかしながら日本ならば出来る備えが出来なかったり雹などは予測のつかない事です。
備えられる部分の備えは万全にして楽しいベルギー生活を迎えてください。
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