ベルギー生活して分かった日本との違い

ベルギー留学して分かった日本との違い

チョコレート、フライドポテト、ビール、美食の国として有名なベルギー。

北部はオランダ語、南部はフランス語、東部はドイツ語が話されている、多様性あふれる国ですよね。

日本人が少なく、語学留学の穴場とも言われています。

カナダやオーストラリアなどに比べて留学にかんする情報が少ないので、

「ベルギーに留学する予定だけど日本とどう違うの?」
「移住したら何に気をつけるべき?」

など疑問に思うかたも多いはず。

そこで今回は日本とベルギーの違いについて

  • 郵便事情
  • 鉄道・バス事情
  • 家探事情

などについて解説します。

ベルギーの行政サービスは日本より充実していない

ヨーロッパあるあるですが、行政はどこも仕事が遅いです。

自分の時間や家族と過ごす時間を大切にするため、残業やハードワークはしないからです。

日本のように親切で丁寧な対応に慣れていると、少し失礼に感じてしまいますがこれが通常運転です。

また、日によって言うことが変わったりします。

これは担当者によって仕事ぶりが変わるためです。

日本人からすると信じられませんが、”こんなもんか”と思ってどっしり構えましょう。

市役所

・営業時間

営業時間は午前9時〜午後5時。土日は休みです。

留学生や移住者は主に”city hall”または”service etranger”と呼ばれる移民局にいくことになります。

市役所内は常に満員で、1時間〜2時間ほど待つことが多いです。

整理券制を実施している地域ならば、朝いちばんに向かいましょう。

・受付

市役所についたら、受付に要件を伝えます。

その要件によって受付の人が担当者を振り分け、整理券を渡してくれます。

整理券の番号を確認し、自分の番号が呼ばれるまでひたすら待ちます。

自分の番号が呼ばれたタイミングでその場にいなければ、スキップされてしまうので要注意。

・相談・手続き

自分の番号が呼ばれたら担当者の席へ誘導されます。

基本的に北部フランダース地域はオランダ語、南部ワロン地域はフランス語で話します。

英語が話せる担当者にあたった時はラッキーですが、話せない人も多いです。

普段や優しい人でも、忙しいときはとてもそっけなく対応されることもあります。前もってご自身が伝えたい内容を現地の言語に翻訳しておくとスムーズです。

また、書類などが不足していると整理券を取るところからやりなおすことになるので、忘れ物がないか確認をしておきましょう。

郵便局

日本の日本郵便にあたるサービスが”bpost”です。

日本から仕送りを行うときに、荷物を郵便局に持っていくとベルギーではbpostによって配達されます。

クロネコヤマトなど民間サービスを利用すると、その民間業者が配達の責任を負います。

このbpostですが、ベルギー人ですら”使わない方がいい”という悪名の高さです。

理由としては ”配達が遅い” ”不親切” などがあげられます。

物量が多いので民間サービスに比べて遅く、追加関税などの支払いが遅れると荷物を送り返されてしまうことがあります。

ただ、町中に配達物を保管する施設があることや価格が安いことを考えると利用せざるを得ない人も多いはず。

bpostを利用する予定のある人は、事前に無料会員登録をしておけば追跡サービスやカスタマーサポートに問い合わせることができます。

bpostウェブサイト
https://www.bpost.be/nl

少し費用は上がりますが、高額な商品や、確実に届けたいモノを送る際は民間の会社を利用しましょう。

クロネコヤマト国際郵便https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/

DHL:ベルギーから荷物を送りたい人向き
https://www.dhl.com/be-en/home.html

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鉄道

ベルギーにはSNCBという鉄道会社があります。チケットは券売機またはアプリで購入できます。

  • 学生定期 (最大80%割引)
  • 回数券  (片道5~6€でベルギー全域へいくことが可能)

隣国ドイツは鉄道の遅れが有名ですが、ベルギーは遅れることがほとんどありません。

パスポートがあれば割引を受けられるので、ぜひ利用しましょう。

バス

日常生活で最も多く利用するのがバス。

ベルギーでは地域によって異なるバス会社が運行されています。

気をつけたいのがブリュッセル。

北部オランダ語圏に位置しますが、運行するバスは南部のTECです。

 

De Lijn (デ レイン) TEC(テック)
アントワープ、ゲント、ブルージュ ディナン、ブリュッセル、リエージュ、ナミュール
オランダ語圏 フランス語圏

 

特にフランス語圏のバス会社TECでは、2022年度より学生向けの超おトクな定期券を販売しています。

12€ほどで1年間TECバスが乗り放題!!

1回乗車券が2€ほどなので、8回以上乗ればもとがとれてしまいます。

ただし、バスはストライキや遅延などで正確な時間に来ないことがおおいので気を付けましょう。

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自分のトイレやシャワーが無い!?

日本の大学生のいえにはほぼキッチン、バス、トイレがついていますよね。

ベルギーでは日本の一人暮らし用の家は”アパート”と呼ばれ、家賃が高額です。(ブリュッセルでは1000€以上)

ベルギーの物件はプライベートスペースが増えるほど家賃が上がると言われています。

学生の多くは、”シェアハウス”、”コット”、”スタジオ”、などと呼ばれる家に住んでいます。

シェアハウス

こちらは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか?

シェアハウスとは、1つの家に複数の人が住むことです。

もちろん家電や家具、トイレなどすべてを共有します。

自分の部屋として寝室をもらえることが多いです。

共有するハウスメイトの数は3人~6人です。

キッチンはリビングでハウスメイトと会うことが多いので、交流する機会はとても多いです。

一緒にディナーを作ったり、お互いの国の料理を振舞ったり、スポーツ観戦をしたりと、様々な思い出を作ることができます。

その反面、ひとりの空間が欲しい人にとってはかなり疲れることでしょう。

コット

コットは”kot”と書き、学生にレンタルされる部屋のことを指します。

これはベルギーの学生の中で最も一般的な住居です。

1つの建物のなかに複数の部屋があり、部屋ごとに貸し出しが行われます。

シェアハウスよりもプライベート性があり、1つ1つの部屋が独立しています。

部屋の中にシャワー、キッチン、トイレのどれか1つが備わっていて、残りは共有する場合が多いです。

古くから住宅を所有している方が貸し出すことが多いので、古い建物であることが多いです。

そのぶん、家賃がかなり安くなります。

プライベートが欲しい、でも家賃は抑えたい、という人向きです。

スタジオ

アパートメントの次にプライベート性が高い物件です。

キッチン、シャワーが部屋の中に備え付けられています。

トイレは備え付けられているか、隣人と共有する場合があります。

シェアハウスやコットに比べて家賃が高くなりますが、ひとりの時間を満喫することが出来ます。

また、2人暮らし用のスタジオを借りてバートナーや友人と同棲する留学生もいます。

立地や設備の有無によって変わるので必ずしもそうではありませんが、

家賃は高いほうから アパートメント>スタジオ>コット>シェアハウス

プライベート性は  アパートメント>スタジオ>コット>シェアハウス となります。

さいごに

日本とベルギーの違いについて理解は深まりましたか?

ベルギーの方はみなさん優しいので、質問すれば丁寧に答えてくれます。

しかし、あらかじめ自分で調べておくとよりいっそう安心ですよね。

これから留学、移住されるかたは公共サービスや賃貸の情報をしっかりと集めてから渡航されることをおススメします。

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