ベルギー移住のデメリット?住んで分かった大変さ・まとめ

みなさんは、ベルギーで生活するのにどのようなイメージをお持ちでしょうか?

憧れのヨーロッパ、チョコレートやワッフルが有名、美食の国であるなど良いイメージがあるかもしれません。

しかし、実際に生活しているとたくさんの困難や理不尽な場面に遭遇します。

その度に思うのが、日本の方が治安がよい、安い、何かと便利などなど、日本と比較してしまいがちなこと。

この記事ではベルギー生活の経験から、大変なことや日本の良さを改めて感じた点を紹介していきます。

ベルギーの天気の悪さはピカイチ!曇りや雨の日がほとんど

個人的に感じるベルギーの一番のデメリットは、天気の悪さです。

ベルギーにも四季はあるとはいえ、曇りや雨の日の多さには正直参ってしまいます。

現地のベルギー人も同様に感じているようで、晴れの日になると、待ってました!とばかりに外に出かけ、散歩やサイクリングに繰り出します。

その上、長期休暇には暖かい気候を求めて、天気の良い南ヨーロッパに行く人がとても多いです。

冬季うつに注意!

日本では、冬(特に太平洋側)は晴れてカラッとしている天気が多いと言われています。

逆にベルギーの冬は日照時間が少ない上、どんよりとした天気が多く、気持ちも沈んでしまいがち。

特に、冬場は「冬季うつ」と呼ばれる症状に注意が必要。

ベルギー生活では冬でも運動をしたり、健康に気をつけた食生活をしたり、自分のメンタルを整えることはとても大事なことです。

子供でも検診時に「ビタミンDのシロップを毎日接種するように!」と言われたことが、日本との違いを感じる瞬間でもありました。

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お店は日曜・祝日は基本休み

海外ではよくある話ですが、ベルギーでも同様に日曜祝日はお店は基本お休みです。

飲食店は夜まで営業しているところも多いですが、スーパーや他のお店に関して言えば、

  • 基本的に日曜祝日は休み
  • 営業時間は長くて19時〜20時ぐらいまで

というところが多いです。

代わりに、ナイトショップと呼ばれるスナック類、お酒やタバコを売っているお店は深夜まで営業しています。

日曜祝日がお休みなので、週末になるとスーパーはかなり混雑します。

店がいつでも開いていない分1週間分などををまとめ買いすることが多いです。

日本のように、何かあったらすぐコンビニに行けるような環境はもちろんありません。

24時間営業だったり、夜遅くまで開いているスーパー、コンビニがある日本は、どれだけ便利な環境であるのかよくわかりますね。

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どこにでもあるパンの自動販売機

コンビニもなく、自動販売機も駅などにしかないベルギー。

しかし、ベルギーではパンの自動販売機はなぜかたくさんあります。

パンの自販機

ベルギーはパン文化でもあり、お弁当は毎日サンドイッチなのでパンは欠かせません。

パン屋さんが休みの時などはこの自動販売機がとても助かっています。

ちなみに、イチゴの自動販売機やしぼりたて牛乳の自動販売機もあるんですよ。(もちろん誰も壊したりしません!)

病院の予約が取れない!歯医者は早くて半年後?!

ベルギーでは病気になると最初に近くのホームドクター(かかりつけ医)を受診します。

その後、病院を紹介してもらって専門医に行くのが基本とされています。

日本のように直接専門医に行くということができないのがなんとも面倒。

しかも、最悪なことに専門医の予約もかなり埋まっていて、歯医者では早くて予約が半年後のところも!

逆に日本ではすぐに医療を受診できる点が本当に素晴らしいと思います。

ホームドクターを経由せず、直接専門医にも行けるという点では急ぎの症状の時に困りません。

そのようなことから、ベルギー生活を始める前や日本に一時帰国の際には、歯医者に行ったり、体のメンテナンスや検査をすることをお勧めします。

都市部での治安問題

近年ブリュッセルなど都市部ではテロやデモが多発。治安の面で不安が増しています。

特に、2023年末からは、犯罪組織間の抗争や銃撃事件が多発しており注意が必要。

ブリュッセル北駅と、ブリュッセル南駅周辺は特に要注意エリアとされています。

当たり前ですが、夜のひとり歩きはもってのほか。

観光客で賑わう場所はスリも多いので気を付けましょう。

ちなみに、私はフランダース地方の田舎在住ですが、今のところ治安が悪いと思ったことはありません。

意外と地方は安全なのかもしれませんね。

安くておいしい飲食店が少ない

美食の国ベルギーでもおいしいレストランはたくさんあります。

しかし、外食は日本に比べると高く、ほとんどの人は家で食べることが多いです。

ちなみに、ベルギーの安くておいしい外食は、サンドイッチやフリット、ケバブなどにあたります。

特に、frituurやfritkotと呼ばれるフリットや揚げ物が売っているお店は週末になると行列になります。

ベルギーにももちろん日本食屋さんはありますが、値段が高く、気軽には行けない環境のため、日本の安くておいしい外食がとても恋しくなります。

日本に一時帰国したら何をしよう?と考えるとやはり、日本の美味しいご飯が食べたい!お寿司屋、ラーメン屋、居酒屋、定食屋などに行きたい!これに尽きます。

駅や公共施設の綺麗さ、便利さの違い

駅や公共施設のトイレは有料

ベルギーの駅や公共施設ではトイレは有料の場所がほとんどです。これはベルギーに来てとても不便に感じたことのひとつ。

飲食店でもトイレだけを使う人を減らすためなのか、治安の関係なのか、有料のところもあります。

相場は1回30セント〜1ユーロぐらい。自動販売機方式だったり、トイレの番人のような人が料金を徴収するパターンもあります。

外出すると無料のトイレを見つけるのはなかなか難しいところ。

しかも、トイレの綺麗さはお世辞にも良いとは言えず…日本のトイレがいかに綺麗でありがたいのかがよくわかる瞬間です。

おむつ替えや授乳室は少なく、バリアフリーに対応していない

子連れ外出時にかなり困ったのが、おむつ替えの少なさ+駅にエレベーターがついていなかったこと。

主要駅以外では階段でベビーカーを登り下りしなければならず、バリアフリーの少なさに愕然としました。

しかし、ベルギーでは困っている人がいれば助けてくれる人がとても多いのです。

私も、駅や階段ではたくさんの人に助けてもらいました。

おむつ替えも少なく、授乳室はもちろん見たことはありません。

現地の人はどうしているかというと、外で授乳したりおむつ替えをしているのはあまり気にしていない様子。

日本ではおむつ替えや授乳室などが充実していて、優れている点だなぁとしみじみ思います。

ベルギーで生活してみて感じたこと、まとめ

それは何より日本の良さに気づけたこと!日本がもっと大好きになったこと!これが一番大きいのではないでしょうか。

もちろんベルギーにはデメリットだけではなく、日本にはない良い面もたくさんあります。

海外での生活の前に、メリット、デメリット、色々な情報を知っておいて損はありません。

実際に生活してみてそんなはずじゃ無かった…ということにならないためにも、これらの情報をぜひ参考にしてみてくださいね。

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