日本人が海外で働き、収入を得ることは一筋縄ではいかないことも多いでしょう。
言語の壁、スキル(手に職)の壁だけでなく、失業率の高い国々では、そう簡単に職を探すことはできない場合があります。
できれば、自分でも気軽に始められて、収入を得ることができる副業などあると嬉しいですよね。
今回、お話を伺ったオーストラリアへワーキングホリデー中の山本貴さんは現地ツアーガイドとして働きながら、空いた時間で、Uberのデリバリーの仕事をスタート。
副収入を得ています。
1ヶ月間、Uberに取り組んでみた結果、どんな仕事だったのか、そして、どのくらいの収入に繋がったのか、を紹介したいと思います。
【オーストラリアの関連記事はこちら】
↑オーストラリア滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら
はじめての方でも安心。海外転職をフルサポート
50のニュースメディアに取り上げられた伴走型海外転職サポート「せかいじゅうキャリア」
→海外転職するための環境とノウハウを手に入れる
Uberを知ったきっかけ
ツアーガイドの仕事はくるときはきますが、こないときはオファーが全然きません。
日本の旅行会社さんを相手にしていますので、もし、ツアーがない場合は何も無い状態なんですね。
そんなときに副業で、自由に稼げる仕事はないかな、と思い探していたときにオーストラリアでUberに出会いました。
Uberの仕組みとは?
Uberは一言でいうと、一般の方がタクシーまたはデリバリー(食事の配達)の役目をする、という仕事になります。
タクシーは車があればでき、デリバリーは自転車があれば取り組むことができます。
Uberに参加できる条件
タクシーについては条件があります。
1つ目は、所有する車のモデルが2007年以降のもの。
2つ目は、自動車保険に入っていること。(強制加入させられる自賠責保険ではありません。)
ぼくが所有する車は、2007年以前のものでしたので、タクシーではなく、デリバリーの仕事に取り組むことにしました。
Uberの申し込み方法
今回はオーストラリアの申し込み方法になります。
- 携帯のアプリからUberをインストールし、まずは登録します。
- Uberのオフィスに行き、免許等の確認をします。
- Uberドライバーというアプリケーションをインストールし、登録する
- 日時指定を受け、再度オフィスにいきます。
(ぼくはデリバリーに申し込みしたので、リュックをもらいました) - あとは、アプリケーションを立ち上げ、掲載された案件に申し込む
リュックさえ持って、仕事があれば、デリバリーの仕事を引き受けるという形です。
例えば、空いた時間にアプリを立ち上げて、マクドナルドの仕事など、一覧で仕事が表示されています。そこに申し込みをする形です。
Uberに1ヶ月間、取り組んだ収入は?
時間というのはとくに決めていなくて、週4日程度、平均して約2時間働きました。
ピークで1日4時間(昼2時間、夜2時間)という日もあります。
そして、収入はオーストラリアドルで約600ドル(日本円で、50,000円)という結果でした。
1回の仕事の内容は?
例えば、お客さんがマクドナルドで2,000円分の買い物をしたとします。
それから、マクドナルドへ品物を集荷にいきます。
お客さんの住所を教えてもらえるので、それをデリバリーします。
そのときに頂く対価は、30〜40%程度なので、800円くらいです。
すべて支払いはクレジットなので、キャッシュはまったく使いません。キャッシュはトラブルのもとになりますのでUberではありません。
お仕事を終えると、支払いが終えましたとアプリケーション上に表示されます。
お金に関して、ドライバーは何もする必要はありませんので楽です。
1ヶ月取り組んだ感想
自転車を使いますので、運動不足が解消します(笑)
個人的には、お金に関してはある程度貰えればいいかなと思っていて、それ以上に、自由に働けるということに重きを置いていました。
ツアーガイドの仕事自体がいつオファーがくるかわからないので、自由に好きな時間に働けるのは素晴らしいな、と思います。
Uberに取り組んだ感想は、雇用ではなくて、ヘルパーという形なので、気軽に取り組めるのが良いポイントで、どなたでもできるとおもいます。(ビザなど、いろいろ聞かれることもない)
また、オーストラリアにおいては、学生ビザでも週20時間まで働いてもOKなので、学生さんも良いと思います。
Uberの仕事はどのくらいある?
マクドナルドなどの大きなところはコンスタントにあります。
自分のイタリア人の友人も、夜な夜なUberで外にでてくるよと言って、デリバリーしていました。
日本ではまだまだ知名度の低いUber
日本でも、Uberをやっている人はほんの一部だと思いますし、ぼくのまわりでも一人もやっていないです。
タクシーだけじゃなく、デリバリーもあることを知らない人も多いと思います。
例えば、日本のビザハットでも、ドライバーを雇っていますが、オーストラリアのビザハットは全部Uberに任せていますね。
Uberのデリバリーを本気で取り組めばどのくらいの収入になる?
都会のほうにいけば、1ヶ月で40〜60万円くらい、30日間しっかりやれば稼げるのではないかと思います。
ぼくのように、ツアーガイドの合間合間だと、週4日くらいになりますが、全部の時間をつぎ込めば、かなりの額は稼げると思いますよ。
まとめ
海外で滞在される方の仕事の選択肢として、このUberを検討してみるのもありでしょう。
気軽に、誰でも参加できるというのは魅力の一つです。
留学やワーホリ、はたまた移住している方で、時間を持て余している方は、一度気軽にやってみると副収入もあって、良いと思いますよ。
【オーストラリアの関連記事はこちら】
- 職業別オーストラリアの平均年収を公開。年収1,184万円は資源国ならではのあの職業
- オーストラリアのシェアハウス探しで注意したいポイントとは?
- オーストラリアで働かなきゃ損!?日本の2倍3倍の時給で稼ごう
- オーストラリアで取れる役立つライセンス3選
- オーストラリア永住権取得のための職業技能リストを解説
↑オーストラリア滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら