ネパールの物価は安い、生活費は安いイメージをお持ちの方へ、答えはYESです。

ネパールはとても安く生活できます。

ここでは、もしネパール・カトマンズで生活するとしたら、どんなものが必要で、物価はいくらぐらい？など、ざっと紹介したいと思います。

※お金の単位はネパールルピー。1ルピー＝1円としていますので、ルピーをそのまま円に置き換えればOKです。

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ネパールの家賃は？

一軒家を借りる

家賃：15万ルピー～

ファミリー向けは、2〜3階建てが主流です。

ネパールの一軒家賃貸物件

各階にベッドルーム、トイレがあり、最上階または一階にキッチン、屋上はバルコニー。

敷地内にお手伝いさんの住む小屋付きの物件もあります。

ネパールでは、お手伝いさん(ディディ)を一人雇って、家事全般を任せることができます。外国暮らしにまだ、馴染めない場合、ディディの存在はとても助かります。

ディディの給料：10,000 ルピー～

ワンフロア借りる

・ベッドルーム、リビング、キッチン、トイレ、パーキング付き

家賃：22,000～42,000 ルピー

・ベッドルーム、キッチン、トイレ

家賃：15,000～18,000 ルピー

ベッドルーム、トイレの数、パーキング有り無しで家賃が違います。

一部屋借りる

家賃： 5,000～9,000 ルピー

トイレ共同です。

家賃（アパート家具つき） ：60,000 ルピー～

地域によって家賃の上下は有ります。また長期か短期かでも交渉次第で変わってきます。

リングロード(カトマンズの環状線1号)の内側は家賃が高く、外側は比較的、安くなっていきます。

ネパール人宅へ居候する

家賃：15,000 ルピー～

ネパール人の家に、寝泊まりし、食事や身の回りの事、賃金は交渉して決めます。

実はこれが一番、ネパールを満喫できる方法です。

ネパール人の暮らしが見える、コトバも覚えやすい、安い… などの利点があります。

ゲストハウス

家賃：1,000 ルピー～

長期滞在型の宿がありますから、ネパール生活体験はできます。生活用品まで揃えたくない人向けです。

・電気代について

また、電気代は月々300～900 ルピーを見ておけばよいでしょう。

・水道代について

水道代は、基本、家賃に含まれていません。

ただ大屋さんによっては、水道代込みで、家賃設定している場合もありますので、交渉するときに確認しましょう。

ネパールは、水道が引いてある家とない家があります。

水道が引いてある家でも、2、3日に一度水が来る程度で、その水は家の地下タンクに一度貯めて、自動ポンプで、家の最上階にあるタンクに上げます。

そうすると、上のタンクから繋がった配管を通って、各蛇口へと流れて使えるようになるということです。

また、水道がない家は、水を買います。

ですので、家を借りる場合、水道があるなし、水を月にどのくらい調達しているかで、水道代は、変わって来ます。

ネパールでの食費はいくら必要？

まずは、ネパールの食材の物価をご紹介します。

ネパールのスーパーマーケット

ネパールの物価は全般的に安いです！

１ヶ月は、一人10,000 ルピーあれば自炊して生活できるでしょう。

また水道水は、ネパールでは直接飲めませんので、沸騰するか、ろ過するか、もしくはミネラルウォータを買って使うことになるでしょう。

• 20Lミネラルウォータ1本：80 ルピー
• 7000Lの水を買う：1,800 ルピー～

水道の引いていない家の場合、水は、周期的に購入が必要となります。賃貸物件に住み大家さんと同居の場合は、水の使用代金は、住む前に家賃交渉の項目に入ってくるので、前もって相談した方がよいでしょう。

では、次に自炊するには何が必要になるか、ご紹介したいと思います。

• ガス台：2000 ルピー～

安くてこのくらい。

ネパールのものは、どうせ壊れやすいので、わざわざ高いものを買うことはないと思います。

ただ、安いものは、ガス台のツマミを開いたら、自分で火を付けて着火させるタイプなので、自動式となると、高くなります。

• ライター：20 ルピー
• ガスボンベ新品：4,000 ルピー
• ガスだけ入れ替え：1,400 ルピー

最初は、新品を買い、ガスが終わったら、空のボンベを店に持っていくと、新しいガスをくれるので、２回めからは、入れ替え分の金額を払えばよいです。

できれば1本はストック用に確保したいですね

• 電気式調理台：7,000 ルピー～
• 専用の鍋：2,000 ルピー～

ガス購入が難しい場合、電気式調理台で料理ができます。専用の鍋も必要になってきます。

ただ、突然の停電はありますから、電気がないときは、料理はできません。可能なら、ガス台と電気式調理台、両方あるのが理想です。

• 釜戸を作って、薪で調理する、という方法もあります。

ガスも電気もない時は、釜戸が便利です。薪で作ったご飯は格別です。釜戸調理のコツをつかんでしまえば、経済的かつエコな生活ができます。

• 食器、まな板、包丁、調理道具、など：各200～500 ルピー
• 圧力鍋：4,000 ルピー～

使い慣れないと手がでないと思いますが、停電があるネパールでは、米を炊くのに炊飯器よりも圧力鍋の方が便利です。

一個は持っていたいですね。

ネパールでネパール料理を作って食べるのが一番経済的です。ネパール料理は、圧力鍋があると便利なんです。

ネパールで外食したら？

外食ばかりでは、お金もかかるし、毎日はあきてくるはず。

外食も比較的安いので、参考の値段を記載しておきます。

• ローカル店でネパール料理：110～300 ルピー
• ローカル店でネパール茶：20 ルピー
• レストランでネパール料理：500 ルピー～
• レストランでネパール茶：80 ルピー

アルコール・日用品雑貨の物価は？

スーパーマーケット、ローカル店、路上売りでは、値段の上下はありますが、おもなものをいくつか、あげてみましょう。

まとめ買いで、問屋街に行けば、もう少し格安で手に入ります。

ネパールのローカルストア

ネパールの交通費

ネパールでの移動手段は、

• バス
• 三輪車
• タクシー
• 自転車
• バイク
• 自家用車
• 徒歩

になります。

排ガスで空気の悪い中の移動になります。

気になる人はマスクは必需品ですね。マスク1枚10 ルピー。

• バス料金：15～25 ルピー

ネパールのバス

バスに慣れてしまえば、とても便利です。各ルートが四方八方、カトマンズの隅々まで広がっていますから、行きたい所へ行ってくれるので便利です。

• 三輪車料金：15～25 ルピー

ネパールの三輪車

• タクシー初乗り：14 ルピー
  1メータ500m(交渉料金の場合、金額は様々)

最初は、相場がわからないと思いますが、何度か同じルートを走れば、だいたいわかってきます。

• 自転車：7,000 ルピー～

自分の思い通りに動けるという点では、自転車がいいですね。

その他、

• ガソリン1L：110 ルピー
• バイク中古：7万 ルピー～
• バイク新車：20万 ルピー～
• 中古車：50万 ルピー～

その他（携帯・通信費の料金、娯楽費、医療費等）

携帯・通信料金

• スマホ本体：5,000～20,000 ルピー
• プリペイドチャージ：月々500 ルピー～(個人差有り)
• WiFi年間：10,000 ルピー

娯楽の費用

• スイミング：年会費36,000 ルピー
• ジム：年会費48,000 ルピー
• ヨガ：年会費60,000 ルピー

その他、ラフティング、ロッククライミング、トレッキング、カヌー、ダンスな、料理教室、音楽スクールなどの選択があります。

医療費

• 初診料 350 ルピー(ネパール人の通う病院)検査、薬代金除く
• 初診料 3,000 ルピー(外国人が行きやすい病院)検査、薬代金除く

病院選びは個人差がありますので、料金だけでは、判断できないと思いますが、最初は外国人に慣れた病院がいいかもしれません。

ネパールのケース別生活費を２つを紹介

参考に、例えば…

• 職人：日当1,500 ルピー～
• 学校の先生の月給(私立)：10,000～30,000 ルピー

を紹介しますと、

ある大工さんの家計簿

月給20,000 ルピー。月々5,000～10000 ルピーの支出

肉を食べると＋5000。外食すると＋5000。

“食べる”ということが、唯一の娯楽だと語る。

破れたズボンを履き、100 ルピーのイヤホンで音楽を聞きながら仕事をして、休みの日には、肉を腹一杯食べる。

バイクは所有。

子供二人と奥さんと4人家族。余計なものは買わない、必要もない… これがネパール庶民の一例でもあります。

ある日本語教師Aさんの場合

ネパール人宅の一部屋を借りる。食事付きで月15,000 ルピー。場所はゴウサラ。

仕事が1年契約のため、生活用品は最低限でとどめる。

通勤手段はバス。

趣味がトレッキングなので、バスも使わず徒歩通勤もできる。

部屋では寝袋で寝る。外食してもローカル食堂で食べるので安い。

月々40000ルピーくらいの出費。

ネパールで単身者の一ヶ月どれくらいの生活費か？

個人差がありますが、ザックリ計算すると、初期費用(生活用品、スマホ、布団、ガス台など)は除いて、50,000ルピーの生活費で生活できるでしょう。

最初は、無駄な出費が多いことは仕方ありませんが、慣れてくれば、単身で50,000はかなり贅沢な暮らしであると気がつくかもしれません。

ネパールでは、どう暮らしたいかによって、出費は変わってきますが、自分のライフスタイルにあわせて、家選びから始めてみてはどうでしょうか。

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