観光国として世界の注目がますます集まっているカンボジアですが、「移住にオススメの国」としても各方面から注目を集めているのをご存知でしょうか。
ではなぜこの今の時代に、カンボジアへの移住がオススメなのでしょうか?
その理由について取り上げます。
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異なる分野の「理由」
これから様々な「移住をオススメする理由」を取り上げていきますが、その前に簡単に「理由」のカテゴリー分けをしながら説明したいと思います。
言い換えると「外面的な理由」と「内面的な理由」に分けて説明するということです。
例えば、「生活費が安いから」というのは外面的理由で、「異なる文化に触れて視野が広がるから」というのは内面的理由、といった感じです。
それでは、早速「外面的なオススメ理由」から取り上げましょう。
1.語学勉強
多くの人、とりわけ国際社会に関心の強い若い人たちにとって魅力的なのが「語学留学がしやすい」という点でしょう。
ここカンボジアの公用語はカンボジア語なのですが、都市部に行くと英語の普及率が高く、日常生活も英語で支障なく送ることができます。
さらに、多くのカンボジア人も英語学習に力を入れており英語を学ぶ環境は日本よりも整っていると言えます。
英語圏の移住者、永住者も多いので学校や個人レッスンを通してネイティブスピーカーから学ぶことができ「生きた」英語に触れることができるでしょう。
費用はレッスン形態によって様々です。
個人レッスンだと1回10ドルぐらいでやってくれる人もいます。
個人学校は月150ドルから200ドルぐらいで、さらに本格的な学校に通うとなると入学の為に少しまとまったお金が必要です。
学校で差はありますが探せば年間3,000ドルぐらいからでしょうか。実際に英語コミュニティーを体感しながら学べるのでオススメですよ。
英語を母国語とする国に長期滞在しようとすると費用も時間も余計にかかってしまいますが、カンボジアなら安く刺激的に学べること間違いありません。
若者の皆さん!ぜひ考えてみてはいかがでしょうか?
2.生活費の安さ
日本と比べると物価や生活費は非常に安いため、海外生活の第一歩として移住してくる人も多いようです。
もちろん生活水準をどのレベルに保つかで安くつくか高くつくかは変わってきますが、少なくとも我々日本人が生活できるレベルで測ると安く暮らせます。
食費、家賃、生活費も日本と比べると断然安いです。健康で、経済力があるのなら一度は海外で生活を体験してみましょう。
カンボジアの生活費に関する記事はこちら↓
参考記事:カンボジアでの生活費や物価ってどのくらい?実生活に沿ってコストを公開
3.長期滞在のしやすさ
数多くある国の中で、カンボジアが選ばれている理由の一つとして「海外移住者が長期で滞在しやすい」と言うのが挙げられます。
例えば、逆に日本に外国人が長期滞在しようとすると、綿密に組まれた滞在計画や法的証明など、かなり厳しく審査されます。
しかし、ここカンボジアは今現在、「お金さえ払ってくれればずっと居ていいよ」というユル〜い感じなので滞在がしやすくなっているのです。
滞在ビザもまだ比較的取得しやすくなっています。
カンボジアのビザに関する情報はこちら↓
参考記事:カンボジアのビザ6種類の特徴や取得方法を徹底解説!
もちろん、ビザの状況は刻々と変わりますが、今後は厳しくなるでしょう。
4.生活のしやすさ
そんなアバウトな国「カンボジア」ですから、都市部は多くの外国人で賑わっています。
そうなると盛り上がってくるのが外国人向けのスーパーマーケット、レストラン、カフェ、バーなどの商業施設です。
場所によっては、ここがカンボジアだと言うことを忘れてしまいそうになるほど盛り上がっています。
滞在する側としては気晴らししたり、毎日の食材調達で使い勝手が良く助かります。
値段に差はありますが、食べ慣れた日本食なんかも気軽に食べれたります。日本の文化と異文化をバランス良く楽しめる環境は魅力的と言えるでしょう。
5.親日「カンボジア」
耳にしたことがあるかもしれませんが、日本はこれまでカンボジアに多くの経済的、人道的支援を行ってきました。
ボランティアで建てられた学校、雇用を生み出すために設立された会社などが多くあります。
そのため、多くのカンボジア人が日本に対して友好的で良い印象を持っており、日本人であるというだけでお礼を言われることも珍しくありません。
そんな心温まる友好関係に包まれた生活環境に魅了されて移住する方も多いのではないでしょうか。
6.歴史から学ぶ
さて、ここからは「内面的な理由」に焦点を当てていきましょう。
やはり外せないのはカンボジアの歴史から学ぶということです。
今なお残る内戦の傷跡から多くのことを学べます。
日本でもそうですが、過去の惨事を繰り返さないために、そこから学ぼうとする姿勢は一人の人間としてとても大切なことです。
カンボジアへ移住するとそのような施設、場所が多く残っておりそこで学べる事柄はきっと人として成長する上で役立つはずです。
さらに世界遺産に登録されている遺跡群も数多く残っているのでそこから学べることもあるでしょう。
7.異文化から学ぶ
国際社会の中での協調性を身につける上で、異文化に接するのは非常に重要です。
カンボジアにはもともとのカンボジア文化と周辺国の文化が入り混じった独特な文化があります。
例えば、中国文化の影響も強く、見慣れた漢字の表示や看板も至るところで見かけます。
人種についても、中国系、ベトナム系、山岳民族などいろいろな人種、民族が存在しています。日本では経験できない異文化から多くのことを学びましょう。
8.今なお残る豊かな自然から学ぶ
やはりカンボジアで連想するのは、その豊かな自然です。
ゆっくりと時間が過ぎていく田園風景、真っ青な空に気持ち良くまっすぐ立つヤシの木、つい微笑んでしまう動物たちの生活の営み、昔の日本で良く見られた懐かしい景色が今なお残っているのです。
「人生の豊かさとはなんだろう?」みたいなことをふと考えしまう風景に魅了されカンボジア移住を決めた人も多いようです。
9.支援活動から学ぶ
ものすごい勢いで発展しているカンボジアではありますが、一方で未だに多くの援助がされている国でもあります。
現在でも地方に行くと地雷の撤去が行われていますし、広がる貧富の差や雇用不足も深刻な社会問題です。
貧しいゆえに学校に行かせてもらえず、結果生み出される高い非識字率、正しい道徳律や医療分野での教育者不足などが叫ばれています。
孤児院も数多くあり多くの団体やボランティアが援助に携わっています。
このような人道的支援を通して人としての経験や貴重な体験をすることができます。
10.カンボジア人から学ぶ
カンボジアでの生活をオススメする理由として、カンボジア人の国民性も挙げることができます。
もちろんどこかの人種が一番という観点ではなく、お互いに学べる点があるという意味でオススメです。
初対面にも関わらず、「ご飯食べてくか?」と誘ってくれる心の広さ、見知らぬ人にも恥ずかしがらず見せる屈託のない笑顔、大人になっても変わらない子供のような可愛らしさ(立派な大人が中学生のようにちょっかいを出し合って遊んでいるのを良く見かけます。)、カンボジアには、彼らから私たちが学べることがたくさんあるんです。
まとめ
ここまでで、簡単にカンボジア移住をオススメする理由を取り上げてきました。
簡単に振り返ってみると、
- 言語
- 生活費
- 長期滞在環境
- 生活環境
- 親日関係
- 歴史
- 文化
- 自然
- 支援
- 国民性
の分野でオススメできる理由がありました。
どの理由でカンボジアへ移住を希望するとしても良いでしょう。
あと最後に付け加えるとすれば、「日本からの行きやすさ、アクセス」もあるかもしれませんね。
昨今、日本発直航便なんかもできたりして、ますます行き来がしやすくなりました。
カンボジアへの移住にはたくさんの魅力的な理由があり、しかも渡航しやすいとなれば、もうこれは行くしかありませんね!きっと、ここには挙がっていない「あなただけの理由」も見つかるかもしれませんよ。
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