海外渡航予定のある方、スーツケースの防犯対策は十分でしょうか?
海外では日本の常識では考えられないくらい、色々な場面で荷物の安全性が心配になるケースが多々あります。
スーツケースにはもともと鍵が付いてるし大丈夫…と思っている方は要注意!
空港の荷物検査で鍵を無理に壊されてしまったり、簡易的な鍵ですと盗難目的で開けられたりしてしまいます。
そんな時に役立つのが南京錠!
安心で快適な海外渡航ができるよう、しっかり防犯対策をしましょう!
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スーツケースの防犯対策は何故必要?よく聞くロストバゲージ。
日本のような安全な国で過ごしていると、ついつい海外も同じと思ってしまいがちですが、日本ほど治安の良い国は滅多にありません。
いつどこで荷物を狙っている犯罪者が潜んでいるか分からないのが海外の常です。
空港から宿泊先まで危険な土地も通らないし大丈夫と思っていても、空港の時点で「ロストバゲージ」に遭ってしまうとそれも安全が保障されなくなってしまいます。
ロストバゲージ
ロストバゲージとは、空港で飛行機の貨物に預けた荷物が何かの手違いで他の飛行機に乗ってしまったり、積み込み忘れられたり、どこか分からない他の場所に持ち出されたりと…荷物が行方不明になることを「ロストバゲージ」と言います。
そんなことあるの!?と被害に遭う方は少ないと考えてしまいがちですが、実はこのロストバゲージトラブルは頻繁に起こっており、海外旅行保険にはほとんど、ロストバゲージが起こった際の保障が含まれてます。(それほど被害が多いってことですね)
9割ほどは24時間以内に荷物を見つけ戻してくれることが多いようですが、最後まで見つからず行方不明のまま紛失してしまうこともあるそうです。悪夢のような展開です。
仮に戻ってきたとしても、どこかの空港で鍵を壊され中身を盗られてしまっていることも考えられます。
所在の分からない荷物ほど盗んでくれと言っているようなものなので被害に遭う確率は高まります。
そのような際にしっかり防犯対策をしておけば、荷物を開けられて盗難に遭う心配が軽減されます。
スーツケースに備え付けられている標準の鍵をつけた後さらに南京錠で固定し2重ロックをかけておけば、防犯対策も強固なものになります。
自分の大事な荷物、十分気をつけて管理をしましょう。
空港での荷物検査!スーツケース施錠は必須?TSAロックとは?
荷物検査があるから鍵はかけてはいけない、と一時期テロ対策で言われていた時期がありましたが、現在空港側で荷物検査を必ず行うのはアメリカ合衆国入国時です。
それ以外の国では必須の検査になっていません。
しかし
「荷物検査を行うなら鍵はかけられないのか?」
「開けっ放しのまま預けてもいいのか?」
と悩むところ。
その状態で何事もなく無事に荷物が戻ってくれば良いのですが、実際はアメリカで空港職員によるスーツケース漁りの盗難事件が多発しており、社会問題になっているらしいので全く安全ではりません。
ではどうすればいいのか!…となる時に大事なのがTSAロック。
TSAロックとはアメリカ運輸保安局から認められている鍵で、この鍵のみアメリカのTSA職員が合鍵で開け、中をチェックすることが可能になっています。
現在売っているスーツケースの鍵はほとんどTSAロック標準装備になっています。
しかしTSAロックの鍵にもかかわらず、無理にこじ開けられチェックされ鍵が壊れて帰ってくることもあるそう…。意味がないですよね。
そんな鍵を壊された時に役立つのが南京錠!
スーツケースの鍵が壊されてしまった場合に、予備の南京錠を持っていれば鍵をかけることが可能なので、その後の海外渡航も安心できます。
鍵が掛けられないスーツケースをずっと持ち歩くのは心配になってしまいますので、もしもの時に南京錠でロックできるよう準備しておきましょう。
宿泊先に置いたままのスーツケースの施錠
海外渡航先でホテルなどの宿泊先に着いた後、大きな荷物は置いて出かけますよね?
ホテルなどのしっかりした場所に滞在する際は比較的安心ですが、ゲストハウスやドミトリーなど世界各地の旅行者と一緒に泊まる場合、荷物が開けられたり盗まれたり、スーツケースごと持ち去る強者も居ます。
その際に役立つのが、自転車用のワイヤーがついた南京錠。
スーツケースの取っ手などを通し、ベットや机・柱などを通してスーツケースを持ち運べないように固定しておけば、荷物をそのまま持っていかれる心配はありません。
スーツケース意外にも、ビジネスカバンなど小さいものを置いて行く場合は盗られないよう同じようにくくりつけておくのがおすすめです。
おすすめの南京錠ラインナップ
前述で述べた通りTSAロックの南京錠であれば、空港の荷物検査の時に安心なのでTSAマークがついているものを選びましょう!
おすすめの南京錠ラインナップはこちら。
・オススメその1
南京錠のロック暗証番号が3つのダイヤルのものと4つのダイヤルのものがありますが、4つのパターンをおすすめしています。
解錠する際に4つのダイヤル方が開けられにくいので、安心面を重要視するならこちらを選びましょう。
・オススメその2
ワイヤー付きの南京錠ならこれ!ワイヤー部分が色付きなので、ロックをかけていることが目立ちアピールになります。明らかに施錠されていて盗みにくい荷物は泥棒からも嫌がられるのでおすすめです。
トラブル時さらに役立つスーツケース防犯グッズ
豊富に施錠グッズが揃っているパックもあります!
最近はスーツケースベルトにダイヤルロックがかけられる優れものも。
頑丈にロックしたい方はこれを買えば間違い無しです。
まとめ
海外では日本の常識では考えられない盗難やトラブルが相次ぎます。
まずは貴重品は肌身離さず持ち歩くこと、そして防犯アピールをし盗みににくい状態にしておくのが重要です。
南京錠は持っていれば、スーツケースを安全に守ったりと、色々な場面で役立ちます。
海外渡航時は必ず1つは持っていきましょう!
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