英語がぺらぺら話せたらかっこいいですよね。
英語の実力を伸ばすには様々な努力が必要ですが、「英語をネイティブぽく話す」だけなら、ちょっとしたコツを押さえれば簡単です。
今回は、在米15年の海外在住者から、英語をネイティブのように話すコツをご紹介します。
流暢に話すためには訓練が必要ですが、ネイティブっぽい雰囲気は作りだすことができますので、さっそく意識して練習にお役立てください。
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1. 副詞や副詞句をたくさん織り交ぜよう
・you know
とても便利な言葉で特に意味もないので、気軽に使えます。
文の最初にでも最後にでも、言いたい言葉がすぐに出てこないときにでも、適当に付け加えましょう。
日本語で言うと、「それで」「~なんですよ」「だよね」くらいの軽い感じです。
・like
「好む」という動詞としてではなく、「~みたいな」と言う意味合いで使います。
日本語でも断言を避ける時に、「~みたいな」を使うことがありますね。それと同じです。
“you know”と合わせて、”like you know”としてもいいです。会話のところどころで連発してください。
・right?
最後に付けるだけで、軽い確認を示す疑問文になります。
You are from New York, right?(君、ニューヨークの出身だったよね?)
You don’t like spicy food, right?(君は辛い食べ物は好きじゃなかったよね?)
肯定文にも否定文にも付け足すだけなので、簡単です。
・actually
「ええっと・・」と考える時は、”Well..”だと学校では習いましたよね。
“Well…”の代わりにこれを使うと、会話力がワンランクアップしますよ。
「実は」「実際には」と言いたい時にももちろん使えます。
・absolutely
absolutelyは、「絶対に」「当然」と言った意味です。
強い肯定や同意を示す時にも使えます。
その他、obviously(明らかに)、 basically(基本的に)と言った副詞もどんどん利用しましょう。
2. 言葉と言葉はリンキング(つなげる)させよう
“Pick it up”(それを拾って)と言う時に、「ピック イット アップ」と発音するネイティブはいません。
“Pickitup” とつなげて発音します。
日本人の耳に「ピキラ」と聞こえます。聞こえたように発音するのがコツです。
3. 良く使う単語と違う単語を使ってみよう
それいいね、と思ったときは”cool“と言ってみたり、同意を示す時には”Yes”の代わりに”sure“を使ったりしてみましょう。
日本語でも「超可愛い」と言ったりしますが、英語でも同様に”very cute”と言う代わりに”super super cute!“と言ってみましょう。
褒めるときは、”very good”や”great!”もいいですが、”awesome!“と言えるようになると、さらに英語に慣れた感じがします。
4. 抑揚をつけて、臆せず大げさに話そう
“McDonald’s”は英語で、どう発音するかご存知でしょうか?日本語では「マクドナルド」と発音し、強いて言えば「ル」がやや他と比べて低い音程になる程度ですね。
英語では、”o”に強いアクセントを置いて発音します。
日本人の耳には「ダ」の部分が強く「マッダノーズ」と聞こえます。
日本語では、アクセントを付けずに話すことが普通になっています。
一方、英語は一つの単語の中にも、文脈の中にも、必ず強弱を付けて話します。
だから日本人にとっては、これは常に意識するしかありません。
逆に英語圏の人は、アクセントを付けずに話すことが難しいので、日本語の「こんにちは」はほとんどの人が、「ニ」に強いアクセントを置いて「コニチワ」となってしまいます。
日頃から英語を耳に入れておこう(洋画、洋楽など)
同じ内容の英文を話しても、
- ネイティブぽく話せる人と
- どうしても日本人英語だなぁ
と思わせる人とがいます。
この違いは、そもそもどこからくるのでしょうか?
性格や、適応力も人によって様々ですが、小さい頃英語圏の国に住んでいたとか、洋楽や洋画が趣味で、よくネイティブの英語を聞く機会があるといった人々は、英語を勉強する以前に、耳が英語を受け入れやすい状態になっています。
人間は耳から入ったことが口から出るので、「今までに、どれだけネイティブの英語に触れてきたか」ということは大きな要因になると言ってよいでしょう。
日頃、敢えて英語を耳にする環境で生活することが大切です。
まとめ
以上、「ネイティブぽく英語をしゃべるコツ」をご紹介しました。
飽くまで「ぽくしゃべる」ことに重点を置いていますので、英会話に馴染んでいただくきっかけになればと思います。
英会話が上達しても”like”や”you know”を連発した話し方をしていると、聞き手に違和感を持たれますので、その点は注意が必要です。
英語を話すことが苦痛ではなく楽しいと感じられるようになると、英語力はどんどんと伸びていきます。
そして、英語がネイティブぽく話せるようになると、今度はだんだんと聞き取ることにも慣れてきます。聞くことが話すことの練習になり、話すことが聞き取りの練習になりまよ。
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