中国人女性と国際結婚する前に知るべき7つの話

最近国際結婚をする人がだんだんと増えてきていると言われています。

当然のことながら異国の方と恋愛、結婚をするのは容易なことではありませんが、お互いの文化や国を知り自分の価値観を広げる大きなチャンスでもあります。

ここでは、中国人女性と結婚した中国永住者の体験談を元に、恋愛結婚の

  1. 男性に求められるもの
  2. 恋愛観
  3. 文化
  4. 結婚するにあたり知るべきこと
  5. 準備
  6. 実家への挨拶
  7. 実際の結婚生活のテーマに分けて

わかりやすく説明していきたいと思います。

中国人女性とお付き合いをしている方や国際結婚を考えている方にご参考にしていただければ嬉しいです。

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1. 男性に求められるもの

これは当然ながら、まず第一は経済力が求められます

結婚となれば実際の生活費や子供が生まれれば養育費もかかります。

親や親族への大きな出費と派手な文化

これはどの国の方でも共通ですが、特に中国人の場合、親や親戚とのつながりが日本よりもある意味すごく強いのが一般的です

親に感謝の気持ちを表現する際にお金、現金を渡す習慣がありますので家族、親戚づきあいに以外と多くの出費がかかるのです。

旧正月の新年は1日目が夫の実家に挨拶2日目が嫁の実家に挨拶に行き、親や親戚に現金を渡す習慣があります。旧正月は1年間頑張って働いたお金を貯めて親にお返しする一大イベントなのです。

そして故郷の親にマンションを買ってあげたり、中国に住む場合は結婚前にマンションと、車を準備するのは当たり前という文化があります。

さらに結婚式も家族親戚を呼んでかなり派手に行うのが中国のスタイルです。とにかく面子にこだわる文化なので、結婚式費用や新婚旅行などかなり費用を準備をしておかないといけないと思います。

最近日本では地味婚やスマ婚などで結婚費用を安くするケースもありますが、中国ではまだまだ結婚式は盛大に、派手にという文化です。

そして子供が生まれた場合は、夫の両親が主導で大宴会さながらの親戚知り合いを読んで盛大にお祝いします。

ちなみに筆者の場合は非常に珍しいケースで、お互いの親の反対を押し切っての結婚だったため、結婚式は挙げておらず、結婚当社の費用はさほど負担にはなりませんでした。

お金についても結婚相手や家族を寛容に受けとめよう

あとは、国際結婚に限らずですが、やはり結婚相手のことや家族を寛容に受け止めることが重要です。

特に中国人の場合、日本人のように細かいことにきっちりしていません。女性であっても細かいことに気は使わない人が多いかもしれません。

例えば約束の時間を守らない、お金は割り勘はない。食事やタクシー代も男性がご馳走するのは当然、家族が遊びに来た時も旅費や滞在費は全額男性が負担するなど、特にお金や時間をきっちりしていません。

筆者の場合も中国移住する前に嫁と会うために東京と上海を何回か行き来していたのですが、このルーズさで何回もぶつかったことがあります。

最初はお互いになんでこのことで怒こるのかが理解できなかったのですが、何年かしてみると文化の違いに原因があり、お互いに悪気はなかったことがわかりました。

このように日本では当たり前のことが相手には当たり前ではないため衝突してしまうことが多くありますので、共通の友人に相談してみるなど自分一人で抱え込まないと筆者もうまくおさまりました。

どちらにしても基本姿勢として寛容になることはとても重要です。

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2. 中国人女性の恋愛観

筆者の嫁に聞いたところ、一般的に彼氏の選ぶ基準はいい仕事と給料と、いい大学を卒業しているかどうかだそうです。いいマンションを持っているかどうかもよく見るそうです。

大抵、彼氏=結婚を考えるそうですが、最近だと徐々に彼氏と何人も付き合うという人も増えているそうです。

いい給料とマンションと車を満たしている人はいい印象を持たれ、それから自分に合うかどうか性格などじっくり見るそうです。

基本的には、気の合う人と恋愛をするという点では日本と変わらない傾向のようですが、まず、仕事、給料、いい大学、マンションは最初に選ぶ上で大きな基準になっているそうです。

中国人が持つ日本人への印象

しかし、これは中国人同士の文化であり、外国人と恋愛、結婚となると、多少は外国の文化も考慮してくれるケースもありますが、中国では日本人=お金持ちというイメージですのでそこは注意が必要です。

日本人女性からは全く相手にされなかった人が、日本人というだけで中国の女性から注目されたりすることもありますし、中国で日本語を勉強している女性から見れば、日本人男性は特に関心が持たれるのは間違いないです。

特に中国では日本語の関心は高いです。英語に次ぐ第二外国語くらいの位置付けです。

筆者が現地で感じることは中国の多くの人が日本にあこがれている部分があります。まだまだ日本は中国人にとって先進国家であり、アニメや、マンガを始め、カルチャー面でも多くの中国人が影響を受けています。

中国人女性だから結婚したり恋愛出来たという人もとても多いようですし、筆者もその一人です。日本人女性がちょっと行きづらいような不便な日本の農村などにもお嫁に来てくれる中国人女性もいます。

日本に住む中国人のほとんどが中国には帰りたくないという傾向もあるようですし、筆者も現地で感じることは、特に中国の地方の女性は日本人に比べると純情な女性も多いので、恋愛経験が豊富じゃない日本人男性でも安心して付き合えるかもしれません。

また中国人の特徴は、シンプルでストレートな人も多いですし、感情をわかりやすく表で出す人も多いように思います、こういう女性が好きな男性には気が合うと思います。

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3. 文化 〜メンツ、自尊心、自己主張が強い〜

中国はとにかく面子にこだわる国です。そしてプライドが高く、日本人から見てこれは間違っていることでも自分の非を認めません。

謝る=相手に弱く見られてつけこまれてしまうという文化ですので、自分が悪くても正当化をしてきます。

これは日本人はすぐに、すみませんと謝り、謙虚さを相手に見せるのが美徳の文化ですので、大違いです。

これは全く文化が違うので仕方のないことです。筆者も嫁のここの部分は受け入れ難かったのですが、今では仕方ないなと割り切っています。

中国に住んでいるので、日本の美徳を押し付けても仕方ないし、相手も理解ができないのです。

根底には、中国は世界の中心であるという中華思想の歴史的背景もあるのかなと思います。学校の教育でそういう思想を学んでいるため仕方がないのかなと感じます。

それくらい、自尊心と自己主張が強いのです。

正直慣れるまでは謙虚さが美徳の日本人からすれば受け入れがたいところかもしれません。

しかし、世界ではこれくらいの自己主張さはある意味当然のレベルです。筆者も韓国やアメリカに滞在経験がありますが、中国人くらいの自己主張レベルは普通に見えて日本人が弱く感じました。

そして人間関係や人脈をとても重視します

中国ではよく、家族や親戚、会社の人、友人をレストランや家に呼んで丸テーブルで一緒にお茶や食事を囲みます。そして、主にお金のことや他人の経済状況をよく話しています。

招待する人がご馳走するという文化があります。日本のように割り勘という文化が見受けられないのです。特に社長や上司はよく目下の人にご馳走しているのを見かけます。

4. 結婚するにあたり知るべきこと

中国ではとにかく、結婚するにあたっては、お嫁さん本人と家族は、まず、どんな仕事をしているか、どのくらいの給料なのか、良いマンション、車を持っているのか?これが重要なポイントになります。

筆者の嫁の故郷では夫の両親が子供の結婚のためにマンションの頭金を準備するのが普通で、嫁の両親が家具などを準備する文化があるそうです。

奥さんと両親は結婚前に夫の給料とマンションと車があるかどうかを確認して、不足な場合は結婚をキャンセルする事もあるくらい、中国人はまずマンションを重視します

それは背景には、両親は子供と一緒に住んで、孫の面倒を見るという人生設計が確立されていることも大きな要因です。

ですので、夫の親も子供と一緒になって一生懸命に良い、マンションや、車を準備します。

子供も両親のお金に頼る所があるそうです。夫の両親もいい嫁を迎える為に一生懸命働き、良いマンション、車、を子供の為に準備します。

とにかくマンションと車には強いこだわりがあります。

もちろん国際結婚の場合これはかならずしも当てはまりませんが、中国人の文化は知っておいたほうがいいです。

筆者も嫁の家族を初めて家に招待した時、日本人なのに、マンションも車も持っていなく、当初は経済状況も良くなかったため、地下鉄やバスで市内案内をしてしまったため、がっかりさせてしまいました。今から考えると失敗したなと思っています。

このように中国人は面子や見た目や経済状況を特に見ているためそこは抑えておいたほうが良いでしょう。

5. 結婚準備について

結婚準備についてですが、ここでは結婚届について触れておきます。

筆者の経験からお互いの国へ行き来したほうが良いという点で、ビザ取得の前に、両方の国で入籍しておいたほうがいいでしょう。

結婚証明はビザ申請の必要書類になるケースがあります。

筆者の場合はまず、中国での結婚申請の際に、嫁が上海に滞在していたので、最初に上海で筆者の中国文の独身証明書というものを取得しました。

それから、嫁の故郷へ行き、2箇所の市役所で結婚手続きをしました。上海から飛行機やバスで2日がかりで移動し、手続きも一筋縄ではいかず、すごい苦労した記憶があります。

嫁の故郷は広西省の地方都市ですごい田舎です。おそらく日本人は一人も住んでいない場所なので、役所の公安の人にえらい怪しまれました。おそらくは結婚詐欺のようなものもあるからと後で聞きました。

色々お尋問のように問い詰められて聞かれましたが、最後には結婚証明書が取れました。

必要書類も何回も役所に電話して聞いた覚えがあります。

それから、今度は日本で結婚手続きをしました。その際は凄くスムーズでした。

役所の方も優しい対応でしたので、嫁がびっくりしていたのを覚えています。最近は中国人と日本人の結婚も増えていますよと言われました。

日本と中国の役所の対応は天地の差です。日本の場合は電話をすれば丁寧に必要書類を教えてくれますが、中国では適当です。情報も間違っている場合もあります。

もし、日本で生活する場合は、配偶者の在留証明証というのを取得してから、ビザ申請という手順になります。

このように国際結婚の最大の関門は結婚届とビザと言えるでしょう。

6. 実家への挨拶について

結婚が決めれば当然お互いの実家へ行き、家族や親戚に挨拶する必要があります。ここでは筆者の体験談をお話しします。

筆者の場合は、中国語が堪能ではないので、嫁に翻訳をしてもらい、嫁の両親宛に手紙を書きました。そして挨拶の言葉を練習して備えました。あとは現金と、お土産を準備しました。

お土産は日本のお菓子が良いのかなと思いましたが、中国人は大きな家電製品や果物を持参するのがいいと知人から聞きましたが突然、嫁がシャンプーがいいと言い出し、日本で高級シャンプーを準備して持参しました。

とにかく、実用的なものがよかったらしいですが実際はお土産の反応はイマイチでした。

東京〜上海〜広西省へ2日がかりで到着して初めて挨拶に行くと、嫁の家族や、お兄さん家族が出迎えてくれました。最初はお互いに硬い感じでした。お客さんとしておもてなししてくれましたが、日本式改まった感じではなく、とにかくまず、食事を楽しめという感じでした。

もちろん地方言語なので、直接コミュニケーションはとれず、会って一緒に過ごしただけとう感じでしたが筆者の方が、最初はカルチャーショックを受けたのを覚えています。

家の雰囲気がテレビで見たような戦後日本とういう感じで、世界ウルルン滞在記のような中国地方の伝統的な食事でもてなされました。

家の前で飼っている鶏肉や野菜をそのまま家で調理して、骨や皮もそのまま出てきました、とにかく、お祝い事は鳥や豚の肉をみんなで食べるそうです。味もすごい油でしたが、慣れてくると、すごい栄養がある感じがしました。

実家ではいつも反日の映画が流れていました。日中の戦争時代の映画です。日本軍は完全に悪役でした。いつもこんな映画を見ているのかと不安に貼りましたが、2回、3回と会っていくうちにご両親も安心してきた感じでした。

まだ、中国では50代60代の方は政府の影響で反日の方も多いです。住宅も日本人には貸したくないというオーナーもいます。

しかし、中国では両親との結びつきはとても強いので、実家へ挨拶は乗り越えなければならない課題です。

一生懸命尽くしていけば信頼は得られます。筆者も結婚して3年ですが徐々に信頼を得られている感じはしています。

7. 実際の結婚生活について

ここでは実際の結婚生活についてお話ししていきます。

これもそれぞれの家庭によって違いますが、一般的に中国では共働きの文化があります。

子供は両親が面倒を見て、親は働きに出るという家庭が多いです。私の知っている日中カップルでは奥さんが子供の面倒を見ている人もいますが、基本的には、両親と一緒に住んで、共働きの方が多いように思います。

奥さんが日本人で旦那さんが中国人という方もいます。その場合は奥さんが日系企業に勤めて、旦那さんが家で家事をしているという人もいます。奥さんが働いた方が給与がいいからです。

中国人の旦那さんは家事もよくやる人が多いと聞きます。

筆者の場合は嫁が家事、子供の面倒を見ており、働いていませんが、嫁は早く働きに出たいという願望を持っています。中国では日本より、女性が外で働くというのは定着していると言えます。

まとめ

上述のように国際結婚では様々な文化の違いで大変なこともたくさんありますが、それはそれでいい部分もたくさんあります。

筆者が感じることは、日本と中国という二つの国を持てるということはとても素晴らしいことだと思っています。

中国は地域によっても大きく文化風習が違う国です。そこが大きな魅力であり、これから世界でも14億という人口市場と影響力はどんどん増していく国です。

中国という国と縁が持てたことをとても嬉しく思っていますし、これから、日本と中国がもっとお互いに良い関係になっていくことを願っています。これから中国と関わっていく方に少しでも参考になれば幸いです。

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