今グローバル化が進み、英語という言語が一層重要視されているなか、普段の生活において、英語の勉強する時間を取るのは難しいことも多いでしょう。
そこで短期の休みなどで語学習得の一環としておすすめするのがボストン留学です。
今回は、ボストン在住者から現地留学の魅力をご紹介いたします。
【アメリカの関連記事はこちら】
↑アメリカ滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら
ボストンという都市について
まず簡単にボストンという都市について説明しておきます。
ボストンは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州北東部サフォーク郡にある都市になります。
同州最大の都市であり、郡庁所在地でもあります。
アメリカで最も古い街の一つであり、歴史ある都市で、人口は673,184人。面積は233km2です。
では、このボストン留学が魅力的な理由や実際の費用や生活について、ご紹介したいと思います。
ボストンという都市
まず、ボストンといえばダウンタウンです。
ここには、歴史的に価値がある建物が多く、そこにはヨーロッパ風の建物であるレンガの建物やガス灯など、歴史を感じることができます。
また、ダウンタウンは100件以上のショッピングモールで賑わいを見せています。交通手段も整備されているため、かなり便利な都市といえます。
日本人にとっては、日本食を扱っているお店もありますから、日本食を食べたいとき困ることはありません。
嬉しいことに味噌を販売しているお店もありますので、味噌汁を飲むこともできます。
筆者も自分もボストンで生活していますが、正直日本よりもかなり生活しやすいと感じます。
ボストンは日本人が少ない
留学するうえで重視している方もいる点、それが「日本人の数」です。
ボストンは、実は日本人が少ない都市になります。
筆者は、ボストンに長年住んでいますが、旅行で来ている日本人を除けば、現地に住む日本人の友達も数人しかいません。
普段の生活で、日本の方と触れ合う機会はほとんどないと思います。
それは、別の言い方をするならば、日本語の喋れる環境がなく、ほぼ英語漬けのような日々を送れるという点です。
英語環境に身を置くと、語学は飛躍的に向上します。
さらに、英語しか通じない相手にどうにか伝えようとする姿勢こそ語学習得においては必要なことだからです。
一方で、日本人が少ないからといって、日系企業が少ないからというわけではありません。
ボストンにも多くの日系企業がありますが、働いている方のほとんどはアメリカの方や中国系の方が多いです。
日本人がいても、ボストンに住んでいる方は少ないです。
後述しますが、ボストン自体、住むには費用が結構かかります。
ですので、多くの方は郊外に住んでいるため、あまりボストンに住んでいません。(買い物などでたまに来る場合があります。)
ボストン留学最大の魅力:サマースクール制度
日本ではあまり聞きませんが、サマースクールというものがあります。
これには多くの種類がありますが、その中でも代表的なものだけを紹介したいと思います。
サマースクールとは簡単に言うと、大学の授業が聞けるというものです。
時期になると、各大学がウェブで申込受付を始めますので、それに登録すれば大学の授業に参加することができます。
そして、大学のように実際に単位がもらえるので、かなり嬉しい制度です。
またボストンには、ハーバード大学を初め、多くの名門大学がありますので、刺激を受けることは間違いありません。
また、上記で書いたように、交通手段がかなり整備されていますので、ボストン付近ではニューヨークの大学に行くこともできます。
きっと良い経験と刺激を得るでしょう。
語学留学するうえでの環境は?
語学留学の環境は、最高の環境であることは保証します。
最高水準の語学の環境に身を置き、語学環境としては最適です。
上記にも書いたように、ボストンは学術都市ですので、これより良い環境はないと思います。語学を学ぶ条件が揃っていますから、選んで悔いはないと思います。
ボストンならではの生活を体験しよう
ここで実際の生活を話していきたいと思います。
まず、ボストンに住んで語学学校に通う場合ですが、基本語学学校の授業は8時半から始まります。
授業開始時間は、学校によって変わりますので、確認しておく必要があります。
朝起きて、筆者の朝の日課ですがボストン市内をランニングしています。ボストンは、自然と緑の多い場所でもあります。
風を感じながら、ボストンの市内を回るのはかなり気持ちのいいものです。
それから朝食を食べ、語学学校へ。
朝から夜または夕方ごろまで授業があります。
お昼は、近くのお店で食べるのもいいでしょう。またラウンジの中にあるカフェでコーヒーを飲みながら食事もオススメです。
夜は宿題で大変ですが、一緒に暮らす仲間たちと一緒なので楽しく勉強、生活ができます。
休日は、ボストン外、郊外に住んでいるのなら、都心に遊びに行くのがおすすめです。せっかく来ているので、勉強以外にもアメリカの都市を肌で感じるのもいい経験になります。
ボストン留学の費用っていくらかかる?概算を紹介します
ここでより具体的な話をしていこうと思います。
一か月生活した場合の費用を算出してみます。
・生活費
まず、基本的に語学学校に通う場合、シェアハウス、寮、一人暮らしなどがありますが、そのなかでまず、費用の抑えられるホームステイと仮定して計算します。
ホームステイ代のほか、生活費代を入れておよそ日本円で月々8万円〜14万円前後です。
ボストンは、意外と物価が高いため、郊外に住むという前提で生活費を計算しました。
・学費
これに語学学校の費用です。
最低でも日本円で9万円前後。大手学校ならそれなりに必要です。
合計して、およそ20万円(9万円の生活費+11万円の語学費用)前後になるでしょう。
決して安くはありません。
また郊外に住んでボストンに通ったとしたら、多少安くなるかもしれません。
住む家、ホームステイ先、寮、シェアハウスなど住む場所の種類によって金額は大きく変わります。
筆者は、一人暮らしで長期滞在していますが、貯金はありませんが、楽しく暮らしています。
さいごに
この語学留学で得られるものとは何でしょうか。
確かに語学力は、得られますが、おそらく期待していた語学力を得られるかは本人次第になります。
ですが、得られるのは語学ではなく、もう一方のものが大事なのです。
それは、人間的な成長です。
自分の知らない環境、母国語の通じない国で生活することは、かなり不安ですし、困難なことが待ち受けています。
その際、自分で解決しなければ何も始まりませんし、得られもしません。
ただ待っていても状況はそのままです。
自分で解決することで人間的にも大きく成長することができそれに自信もつきます。
全く違う環境で生活したことは、必ず人生に良い経験、影響を与えます。この記事が一人で多くの方の語学留学の後押しができれば幸いです。
【アメリカの関連記事はこちら】
- 注意すべきは学費!ロサンゼルス留学費用を抑えて賢く滞在する方法
- OPTとは?アメリカ留学からインターンシップ・就職を実現する方法
- ニューヨークの大学留学費用を年間100万円以上削減するコミュニティカレッジ活用法
- 素敵なアメリカ人男性が「結婚したい!」と思う女性6つの特徴
↑アメリカ滞在に役立つこちらの情報もご覧ください。過去の記事一覧はこちら