ペルー移住生活のリアルを赤裸々公開。日本になくペルーにあるもの

ペルー移住のリアル

今回はペルーへの留学がきっかけで、現地の女性とご結婚、定住されているゆうきさんにお話を伺います。

本記事は、インタビュー動画のまとめ記事となります。

インタビュー動画は記事下部に記載しています。

ペルー移住のはじまり。ペルーの大きな魅力とは?

きっかけは中学時代の友人

中学の友人がペルーと日本のハーフで、スペイン語を話している姿を見て、いつか日本語以外の言語を学んでたいという志しがあったんです。

大学生になって、休学してどこかに言語を学びに行こうと思ったときに、他の人が言ったことがない国に行ってみたいと思い、出てきたのがペルーでした。

留学している間もその友人は1度ペルーに来てくれて、一緒に観光もしました。

最初の留学は6ヶ月ほどで、友人の親戚の家にお世話になりました。親戚のおばさんがハンバーガーの屋台を営んでいて、そこで働かせてもらいながら、仕事の合間に本を開いたりお客さんと一緒にスペイン語を勉強する生活をしていました。

現地で生活してみて勉強したいなという気持ちが強かったので、約1年間留学していたんですが、最後の3ヶ月間だけ語学学校へ通って、自分のスペイン語のレベルがどれくらいなのかを確認しました。

・ペルーの公用語はスペイン語

公用語はほぼスペイン語で、田舎のほうへ行ったらケチュア語っていう言葉もあります。

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魅力たっぷりなペルー生活

ペルーの好きなところは、みなさん陽気なところですね。

おはようの挨拶から始まって、いろいろなことを掘り下げて深い話までしてくれるので、一度話すだけで仲が深まるんです。

年齢性別関係なく自分より年上の方も友達のように接してくれるし、自分も同じように接しても怒らないんですよ。

日本のように尊敬しなきゃっていうのがなく、フラットなんです。

いろいろな友達ができたことが一番好きになったきっかけです。国民性というか、人の部分に惹かれましたね。

1番印象に残ったのは、人の温かさ

ハンバーガー屋台で働いていた時に、15歳くらいの男の子が来てくれてたんです。

お金がない子が多くてハンバーガーを買うのも難しい子が多いんですけど、ハンバーガーを買うわけでなく、「お前となら話せるよ」と1ヶ月位、毎日一緒にスペイン語を教えてくれました。

その子のおかげ手スペイン語が上達したのが思い出です。

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ぼくがペルー永住を決めた理由

今の奥さんとは留学中に出会って、遠距離でお付き合いをずっとしていたんです。

お互いに行ったり来たりを繰り返しながら、大学を卒業して。

まず、日本の会社に半年ほど勤めました。

ずっとペルーに行きたいという気持ちはあったので、思い切ってペルーに行って、今移住しています。

ペルーを選んだ理由は学生時代の教え

ペルーに移住を決めた理由は、学生時代に「選択肢が2つある時は、難しい方を選べ」と教えられたことです。

ペルーと日本の生活で、どちらのほうが難しいだろうと考えたときに、ペルーのほうが難しいだろうと思ったんです。

ペルーが好きというのもありましたし。

でも、難しい方を選んだらいいことがあるかもしれないという気持ちもあって、ペルーを選びました。

両親は最初はペルーのイメージがわかないようで、すごく心配していたんです。

実際に奥さんと会ったり、ペルーのいい所を伝えていって、少しづつ納得してくれて、なんとか移住できることになりました。

普段の生活はどんな風?

今は日本の企業がこっちに進出していまして、日本の企業で月曜~金曜に働いています。

家に帰ったら、ペルーの記事を書いたり、時々ハンバーガー屋台を手伝いに行ったりもします。

週末はお酒を飲んで踊ろうという習慣がペルーにはあるので、お酒を飲んで踊っています(笑)

ペルーの家族はどんな感じ?

今は奥さんの実家にお世話になっています。

実家をもともと建て替えたいという希望が家族にあったので、計画中です。

僕が留学した時に奥さんの両親とも友達のような関係で、今も変わらないです。すごく楽しいですね。

家族は多いです。10人家族で、犬も8匹います。人も動物もたくさんいるって感じです。

ペルーは野良犬がすごく多いんですけど、みんなかわいそうだと言って、家に連れてきて一緒に暮らすことが多いです。

家にいる犬もほとんどが野良犬でした。

一度16匹くらいに増えてしまって(笑)、その時は何とか飼ってくれる方を探して、引き取ってもらいました。

日本は木造住宅が主流ですが、ペルーはコンクリートやレンガ造りが主流です。

僕が住んでいる家もコンクリート造りで、3階建てです。3階が屋上というか、物干し部屋のようになっています。

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ペルーでの仕事探し

きっかけは友人の紹介

仕事先がなかなか見つからなかったんです。

日本とペルーのハーフの友人が紹介してくれて、それがきっかけで今の会社に入社しました。

リマの日本人事情

日本人がたくさんいる街もあるみたいなんですが、僕はあまりそちらに行ってないので…駐在員の方や日系人の方が多いみたいですね。

ペルーは日本とペルーのハーフの方がすごく多いのが特徴ですね。

ペルーの長期滞在ビザの難しさ

ビザを取得が難しくて…。僕は結婚したので、ビザをもらえました。

ペルーでは、旅しながらそのまま暮らすということができないので、仕事をするかペルー人の結婚相手を見つけるかでしょうか。

学生ビザはあるかもしれないんですが、僕が大学の時はなかったというか、ペルーに行くこと自体勧められませんでした。

「あぶないから行くな」と言われて・・

当時は観光ビザで旅行者として滞在しました。

僕が留学した当時は6か月まで滞在できたんですが、今は変わってしまって3か月になってしまったので、長い期間いるのは難しくなってしまいました。

ペルーの治安と体験したこと

日本に生まれることが夢…?

ペルーの治安は良くないです。窃盗が多いんです。

実際に僕が目撃したのは、前にいた車の助手席の人が窓を開けてスマホを使っていた時に、10歳くらいの少年がそのスマホをとって逃げていったものです。

スマートフォンを盗むのが多いです。銃を向けられて盗まれたとかも聞いたことがあります。

ハンバーガーを売っていたときに、後ろで発砲事件が起こったりもしました。

夜中は1人で歩いていると、どこから泥棒が出てくるかわからないので危ないです。

貧しい人が多いので、生活するために、小さい子供が泥棒したりすることも多いです。それがペルーの一番の問題ですね。

貧富の差は激しいです。

ショッピングモールのレストランで食事をしていても、5歳くらいの子供が「お金をちょうだい」と求めてきたり、ゴミを漁ってペットボトルを探すという光景は、どの町でも見かけますね。

一般家庭であれば学校に通えますが、貧しかったら学校にも行かせられず、子供にお金を稼がせるしかない家も多くて、小さい子供が働いていることも多いです。

いろいろ考えさせられますね。

ペルー人の方によく「日本に生まれることが夢だよ。」と言われます。

日本で生まれたら、大体の人がある程度の生活ができるし、学校に通うこともできますし。

物に困ることも少ないですよね。

リマでの生活の魅力

・物価が安い!

一番魅力的なのは、物価が安いことですね。

キャベツ1玉が30円くらいなんです。

タクシーも安くて、150円あれば3㎞先にいけます。日本と比べると1/5位ですよね。

・週末のパーティ

土日は皆さんリフレッシュするというか、思い切り楽しむというのがペルーの特徴で、どの家庭も音楽を大音量でかけて、お酒を飲みながら過ごします。

仕事とプライベートはしっかり区別されています。

僕も週に1回はみんなと一緒にお酒を飲みながら音楽を流して踊ったりしています。

基本的には家族で過ごしますが、友だちや親戚を招待することもあります。

たまに友人の家に行ってお酒を飲んだりもありますね。

その他には、悪い点でもあるかもしれませんが、ペルー人は時間にすごくルーズなんです。

なので、時間に追われていない感じが僕は好きですね。日本は時間にきっちりしてるので、5分前に集まるのが習慣だと思うんですが、ペルーでは2時間遅れてもみんななにも言わないのが当たり前なんです。

・ペルーは親日。職場の雰囲気もいい!

職場の研修も、担当の方を1時間待ったりもあったので、仕事の上でもルーズさはありました。

でも、みなさん明るくて上下関係も厳しくないので、すごく楽しいですね。

挨拶をするときにも握手したりハグしたり、クリスマスには会社がたくさんプレゼントをくれたりもありました。

ペルーは治安が悪いので、僕の会社は送迎をしてくれるので、すごく助かります。

現地採用で送迎をしてくれるのは珍しいみたいなんですが、助かってます。

職場は9割がペルー人で1割が日系人です。日本人は僕だけです。ペルー人文化にどっぷりという感じですね。

ビザの取得がすごく難しいので、他国からの移住は難しいかもしれません。

ベネズエラ人や南米の方は入ってきやすいみたいなんですが、日本人はまだ難しいのかなという気がします。

藤森大統領がテロをなくしたっていうのもあって、日本人にいいイメージがあるようで、日本人にはすごく優しいです。観光した時にもすごく感じると思います。僕にもすごく優しく接してくれますよ。

一方、現地生活の難しさ

・交通はやや不便

渋滞がすごく多いのが不便ですね。信号を無視して走る車が多いのですよ。

なので、日本の比にならないくらい事故多いのと、あおり運転も当たり前のように行われています。

そこがペルーの悪い所ですね。「運転するなら今日死ぬかもしれないよ、運転はしない方がいい」とよく言われます。

移動は基本的にタクシーです。

ハイエースを改造してバスにしている方も多いんですけど、それに30人くらいギュウギュウ詰めにして乗るので危ないですし、泥棒も多いので、現地の人にも乗るなと言われています。

ペルーでは歩くことが多いかもしれません。

・ペルーのトイレ事情。水不足も心配

トイレも不便です。

トイレットペーパーを水に流せないのと、便座がないトイレが多いんです。

便器のままなので、汚い状態で座らないといけないんです。ショッピングモールでお金を払わないとトイレに入れない、トイレットペーパーは自分で持っていないといけないというもすごく不便に感じます。

夏になると、水不足で水が出ないことがすごく多いんです。

2年前に水が2週間まったく出なかったことがありました。いつ水がでなくなるかわからない状態なので、不便ですね。

特に日曜日は家にいてシャワーを使う人が多いので、水が出ないことが多いです。

常に水がでなくなる怖さがあるので、水が出ると安心します。日本ではなかなかない感覚です。

トイレに紙を流せないのも、水が少ないのと水圧が弱いからだと思います。日本に来るとペルーの人はたくさん水を使えることに驚くみたいです。トイレもキレイですし。

ペルーの季節と温度

夏は11〜12月頃から始まって、4〜5月頃までは暑いです。気温は35度くらいでしょうか。

もっと暑い地域もあるんですが、僕が住んでいる所はそこまで上がらないです。

でも、日本より湿度が低くて風が通るので、涼しく感じます。冬は寒くなっても15度くらいですね。

僕は全然寒く感じなかったです。

ペルーの冬は過ごしやすくて大好きです。過ごしやすい気候なんですが、ペルーの冬はずっと曇り空なので、観光をするなら少し我慢して夏に来たほうが景色はきれいですよ。

ストレスを感じたりとかは?

町を歩いていると、中国人と間違われることが多いんです。

スペイン語で中国人のことをチノというのですが、チノチノ!と叫ばれるのがストレスです。

・チップの文化は知っておこう

チップ文化が日本にはないので、僕も事前に知っておけば良かったなと思いました。

旅行前にはぜひ知っていただけたらいいと思います。チップは支払う金額の10%位でしょうか。

レストランでは皆さん必死に働いているんですけど、チップがほしいからというのも理由のようです。

観光だときれいなレストランに行くことが多いと思うんですけど、すごく対応がいいんです。その代わり、日本人だからたくさんチップをくれるだろうと期待しているみたいです。なので、チップを渡さないと不満な顔をされますね。

お勧めのペルー料理

・セビーチェとハンバーガー

ペルー料理はすごくおいしいんです。中でも魚をレモンやトウガラシで和えたセビーチェという料理がお勧めです。

ぜひペルーに観光に来た方には一度食べてもらいたいですね。

屋台でも食べられますし、レストランでも食べられます。

レモンと唐辛子と魚という組み合わせが意外と合っていて、クセになるんですよね。海に面している国なので、魚が新鮮でおいしいです。

ハンバーガーは日本と違ったつくりで、パンにお肉と分厚いポテトが挟んであります。十種類のクリームから自分の好きな味を選んでもらえます。

ペルーならではのソースもあります。僕は毎回十種類全部かけてます(笑)そういう食べ方もありですね。

すごくおなかがいっぱいになりますよ。それで100円くらいです。ペルーの街にはたくさんハンバーガーの屋台があるので、それもお勧めです。

お酒もすごくたくさんの種類があっておいしいので、お酒好きの方はペルーが大好きになると思います。

これからペルーで暮らしてみたい方へのメッセージ

僕は初めて海外へいった国がペルーで、それがなかったらずっと日本に住んでいたと思います。

日本になかった新しい価値観に触れて、自分の人生が広がって、考え方も変わったので、日本にいて楽しくないなぁ、変わりたいなぁと思う方はペルーはもちろん、他の国に訪れてみるといいのかなと思います。

ペルーは本当に人も優しいですし、料理もおいしいですし、不便なこともあるんですけど、日本にないものがたくさんあるので、ぜひ一度訪れてほしいですね。

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