ハイチ人の国民性って?その特徴と基本性格を紹介

ハイチ人は初めて自国に来た人に「ハイチは好きか」とまず聞きます。

興味がある人にはたいていハイチ人から話しかけて来るのです。

そして、そこからエンドレスの会話が始まります。

フレンドリーなハイチ人ですが、先祖が奴隷であったという複雑な背景を背負ってきました。

それゆえに不安定な感情や、二面性をもっている人も多いのです。

ここではハイチ人とつき合っていくために知っておくべきハイチ人の特徴と性格・人柄などを、エピソードを交えてご紹介します。

ほとんどがアフリカ系黒人・ハイチ人の特徴

ハイチ人は先祖代々からこのイスパニョーラ島に住んでいるのではありません。

フランス人により奴隷としてアフリカから連れて来られた黒人と、それを支配していた白人の子孫です。

身体的特徴をいえば国民の95%がアフリカ系黒人、残りが白人か白人と黒人の混血。

顔立ちは、目が大きく目尻が上がっています。

鼻も比較的大きく、唇はやや厚みを帯びた形です。

髪は細かく巻いています。

アフリカから奴隷としてつれて来られた先祖を持つこともあって、アフリカの宗教・文化・風習を受け継いでいます。

アフリカルーツのブゥードゥ教という呪術を行う宗教を信仰している人も多いです。

ターバンを頭に巻いたり物を頭に載せて運ぶのはアフリカの文化から来ています。

ターバンを巻くハイチの人々

ターバンを巻くハイチの人々

悲しいかな奴隷時代の名残で、ハイチの社会では肌の色が白に近いほど優位な職につくことができて出世をすると耳にしました。

そういったことから、どんなに色の黒い両親であっても白い肌の子供を望むとも聞いたことがあります。

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明るくマイペースで生きるハイチ人の国民性

ハイチの人々は、奴隷という歴史を背負っていても明るくマイペースです。

そんな具体例を見ていきましょう。

おしゃれ大好き。身だしなみと服装は近所に買い物に行く時でも整える

・髪の毛へのこだわり

ハイチ人はおしゃれが大好きです。

女性は特に髪型にこだわりがあります。

元々が細かい巻き毛になっているので手入れを怠ると絡みついてちぎれてしまうため、時間をかけて手入れをしているのです。

伸ばしっぱなしだとアフロヘアになってしまうので、学校に行ったり、出かけたりといった時はポマードやジェルを付け、三つ編みなどにセットします。

ときには1日かけてエクステを編み込むことも。

あこがれる髪はストレートヘアで、大人になるとパーマナント(ストレートパーマ)を当てます。

・シャツにはパリッとアイロンが必須、服装チェックがきびしい

ハイチではほとんどの家で24時間電気があるわけではないのです。

いつ通電するか、切れてしまうのか誰にもわかりません。

そのために服にアイロンを当てられない日があります。

驚くことに、学校の制服にアイロンを当てていないからと欠席する生徒がいるのです。

日本人から見れば少ししわがあっても出席することが大切と思います。

しかしハイチ人の性格からしたらしわが寄っている服を着ていて、笑われたり陰口をたたかれたりする方が嫌なのです。

・日曜礼拝はまるでファッションショー

ハイチでは基本的に日曜日(宗派によっては土曜日の場合もある)は朝早くから礼拝に参加します。

礼拝に参加する服装にもこだわりがあるのです。

男性はダーク色か白のスーツですが、女性は明るい色のスーツやドレス・ワンピースと華やかにします。

華やかでおしゃれな服は古着屋や露店で安く買うとのことです。

トータルコーディネートにこだわり、靴もかかとの高い靴を教会まで持ってきて履き替えます。

自分大好き!うらやましいほど自己肯定感が高い

・自分大好きで自己主張が強い

自分を見てもらいたいという気持ちの表れからでしょうか、SNSの写真は自分の写真ばかりです。

自撮り写真であったり、きれいな服に着替えてポーズをとっている写真であったりします。

ハイチでは男女ともにぽっちゃり体系が好まれるので、お腹が少々出ていようが、髪型が少し不思議であろうが、自分がその写真が好きならかまわず投稿するのです。

自分に全く不満がないわけではないと思いますが、ありのままの自分を肯定できるのはうらやましいことですよね。

・根拠のない自信を持って前にすすむ

ハイチ人は根拠のない自信(何も努力してないのに「自分はできる」と思えること)があるといった人がいます。

根拠のない自信でもそれを糧に努力していければ良いのではないでしょうか。

ハイチでは失業率が高く、大学を卒業していてもスーパーマーケットのレジ打ちの仕事しかできない場合があります。

家庭に経済的余裕がなくて大学まで進めない人も。

そんな環境の人の中にはすでに成人していても、家政婦の仕事をしながら中学に通い、進学をして元より楽で給料の良い仕事につく人もいます。

目標を持って不屈の精神で進んでいけばそういった未来も得られるのです。

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ハイチ人の性格と人柄の光と影

ハイチ人の性格や人柄には、背景と環境の影響がみられます。

子供のように楽観的

・思い立ったら吉日

自分が思い立ったら行動が早いです。

そして流れるように行動を拡大していきます。

カミュネット(乗合いタクシー)の運転手をしている人の話です。

ある仕事が休みの豪雨の日に、タクシーの車両を使って飲料水を買いに出かけました。

隣人がチキンを買いに行きたいというので一緒に乗せて行ったのですが、途中で豪雨のためタクシーが捕まらず立ち往生している人々を見かけます。

タクシー車両(形もプレートもタクシー仕様)で通りかかったので、その立ち往生している人が乗せて行ってくれと集まってきました。

彼はすぐ予定を変更してそのまま休日を返上し、タクシーとして乗車場と降車場を何往復もしたというのです。

・ケースバイケースで受け止めるおおらかさ

ハイチのほとんどの学校は、学年の通常の年齢から遅れている人を受け入れています。

家庭の経済的事情で通常の年齢の時に学校に入れなかったり、入学したけれど途中休学して仕事をしたりして、お金を貯めて入学・復学する人もいるのです。

20歳を超えている中学生もめずらしくありません。

たいていは午前中に仕事をして、午後の部から通学してくるのですが中には子供がいる人もいます。

子供を預けるところがなくて一緒に学校に連れてくる生徒も。

そういった人の子供を教室の隅に置き遊ばせながら、授業を行うおおらかさがあります。

背景と環境に影響されてネガティブな部分も!

・時間にルーズ(不測の事態で仕方ないことも)

南米時間という言葉をご存知でしょうか。

決められた時間より30分から1時間は待ち合わせ時間に遅れます。

つまり待ち合わせの時間が9時だったら9時半や10時に待ち合わせ相手が現れるのです。

ひどい場合は11時になることもあります。

時間にルーズな人が多いのは事実ですが、公共交通機関に時刻表など存在しない国で待ち合わせ時間を守ることも一苦労という面も遅れる要因になっているのです。

・計画が立てられない

時間にルーズであったり、時間を守れない環境であったりすればおのずと計画が壊れてしまうもの。

その点を見て計画性がないと思ってしまうのですが、計画が立てられない・計画することを知らないということもあります。

例えば1週間の合宿があって自分たちで食事を作るとき。

日本人であればメニューを決めて予算を出すか、あらかじめ予算が決められている場合1日の食事に使える費用を計算して、その範囲内で計画的に買い物するでしょう。

それをできるハイチ人はほぼいません。

最初の日に豪華な食事を作って、数日で予算を使い切ってしまいます。

ただ背景に、その日暮らしの家庭が多く、計画をすることがわからないという場合もあるのです。

・表と裏の顔がある

ハイチ人は決して本心を人に悟られないようどんな相手にも笑顔で接し、オーバーなアクションでハグします。

これは奴隷の先祖から受けつがれた悲しいハイチ人の気質なのかもしれません。

例えば仕事の約束の時間に何の連絡もなく来ない人がいて、そのせいで自分がやらなくても良い仕事をしなければならなかったとします。

そんなことがあっても、当事者同士何の話し合いもなく、何事もなかったかのように笑顔で会話するのです。

・意外と小心者

ハイチ人は体が大きく堂々としているように見えますが、けっこう小心者です。

人に嫌われること・憎まれることを恐れて、どんなに怒っていても激しいけんかを避けます。

背景には、逆恨みや本当に恨まれてブードゥーの黒魔術によって呪われて病気になったり、死んでしまったりといったことを恐れているのです。(科学的根拠は見出せません)

まとめ

ハイチ人のほとんどはアフリカ系黒人で、その先祖はフランス人によってアフリカから奴隷として連れて来られた人達です。

奴隷であった歴史が原因で複雑な国民性と気質を持ちながらも、難しい環境の中で明るく生きています。

おしゃれが大好きで身だしなみには厳しいのですが、状況を受け入れるおおらかな心を持っているのです。

自分を守るためにネガティブな行動を取ることもありますが、子供のような部分もあり、憎めないハイチの人々。

以上のハイチ人の特徴や性格・人柄を受け入れながら、さらにハイチ人の国民性と気質を理解して、思いやりをもった関係を築いていけば、この難しい環境の中で生活してもうまくやっていけるでしょう。

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