ブルガリアと聞くとヨーグルトやバラの花というイメージを持たれる方もいますが、残念ながら他のヨーロッパと比べてあまり知られてはいない国です。
しかし、ブルガリアは日本にはないたくさんの魅力、他のヨーロッパにはない独特の魅力を持っています。
ヨーロッパの隠れた秘境、自然豊かな国ブルガリアの素晴らしい7つの移住の魅力に触れたいと思います。
この情報が、ブルガリア移住のきっかけになれば嬉しいです。
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1.ブルガリアの物価は日本の1/4 果物や野菜で健康な生活が送れる
ブルガリアの平均給料は10万円以下です。
しかし、ブルガリアの物価は日本の4分の1以下です。
例えば日本ではなかなか高くて買えない果物でも、ブルガリアなら
- さくらんぼが1キロ200円
- 桃が1キロ250円
- イチゴでさえも1キロ300円以下
で買えます。
野菜も同じように
- じゃがいもが1キロ200円
- きゅうりが1キロ100円
- レタスも1束70円以下
で買えます。
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ブルガリアでは毎日の食卓に新鮮な果物や野菜が並び、健康的な食事を味わうことができます。
またブルガリアの野菜はほとんどが国産かギリシャ産で、商業的な大量生産ではなく1つ1つが丁寧に育てられているのでどの果物も野菜も甘く熟したものばかりです。
ブルガリアで特にオススメの果物と野菜は
- ネクタリン
- トマト
です。
ネクタリン
ネクタリンとは桃と梅を掛け合わせて作られた果物ですが、桃のみずみずしさと梅の独特の香りと甘さを両方兼ね備えています。
さらに桃ほどの水っぽさもないので手を汚すことなく食べることができます。
トマト
トマトについてもブルガリアのトマトはすべてが国産で、特にトマトの中でも甘みが強いローズトマトというものが売られています。
スープや炒め物はもちろん、サラダで使っても他の野菜にも負けない香りと甘みを持っているのでブルガリアへ行ったらぜひ一度味わってみてください。
2.ブルガリア人の国民性・穏やかな性格のため静かで心地よい生活が送れる
海外移住で一番気になるのは治安かもしれません。
ヨーロッパでもイギリスやフランスなどでテロが起きました。しかしブルガリアではテロはほとんど起きません。
その理由の1つにブルガリアの国民性というものがあげられます。
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ブルガリア人はとても穏やかで外国人に対してもかなりフレンドリーです。
ブルガリア語が少しでも話せるようなら親しく話しかけてくれたり、時には食事やお酒をごちそうしてくれたりしてくれます。
ブルガリア人の日本人についての印象はおおむね良く、真面目で勤勉なうえに礼儀正しいというイメージを持たれていますので、ブルガリア人と親しくなるのに時間はかかりません。
アパートなどに住んだら日本にはない近所づきあいを楽しむことができます。
ブルガリアにはブルガリア人以外にもトルコ系住民が2割ほどいますが、彼らは移民ではなくもともとオスマントルコ帝国時代から住み始めていた言わば先住民なので、他のヨーロッパであるような移民トラブルなどは起こりません。
むしろ日本人と分かればトルコ人と同じように親しく接してくれますし、困ったことがあればいつでも何でも助けてくれます。
穏やかで大らかなブルガリアの国民性は移住においてかなりプラスになります。
3.充実した医療機関があるため安心できる
ブルガリアで医療機関と聞くと少しびっくりするかも知れませんが、他のヨーロッパに負けないほどの医療機関があります。
ブルガリアの首都ソフィアにはトクダ病院があります。
実はこの病院は以前日本の徳洲会グループによって建設された病院なのです。
病院内は最新の医療レベルと設備があり、万が一病気や怪我になったとしても安心して治療を受けられます。
現在はこのトクダ病院は資本が別のグループに変わりましたが、病院自体の技術と設備は保たれているので心配することはありません。
ブルガリアの医療保険
ブルガリアの医療保険についても外国人は年間10,000円ほどで加入でき、病気や怪我の保障も最高で30,000ユーロもついているので心配はありません。
4.国内にリゾート地が多いため楽しい休暇が過ごせる
日本国内で夏休みなどで行けるリゾート地は限られていますし何しろ値段も高いです。
しかし、ブルガリアには夏でも冬でもゆっくりと過ごせるリゾート地がいくつもあります。
他のヨーロッパよりもリゾート地が多い理由として、ブルガリアには自然が多く2000メートル級の山脈と黒海という海の両方があり、物価も安い上に他のヨーロッパも同じようにEU加盟国のため飛行機や鉄道や車で簡単に行き来ができます。
そのため夏はドイツやフランスやロシアから毎年大勢の観光客で賑わっています。
夏のおすすめリゾート
夏のリゾートで特にオススメなのはカバルナという街です。
黒海は波も穏やかで塩分も少なめなので海水浴にはかなりピッタリですが、カバルナはそれ加えて観光客もそれほど多くないためいつでも綺麗に保たれています。
黒海のすばらしい夕焼けとムール貝をはじめとした黒海の魚介類とブルガリア産ワインで満喫したバカンスを楽しめます。
冬のおすすめリゾート
冬のリゾート地でオススメなのがピーリンという街です。
ブルガリアの南部に位置する街ですが、美しい山々を観賞することができます。
冬のヨーロッパは東京や大阪などに比べて温度も低いため雪が降るところも多いですが、ブルガリアでもスキーやスノーボートをするための設備も十分整っていて
雪質も天然のパウダースノーですので冬のバカンスを楽しめます。
5.交通網が発達しているため海外旅行が簡単にできる
ブルガリアには
- 西にソフィア
- 東にバルナ
という大都市がありますが、どちらも大きな空港があり近隣諸国なら比較的簡単に旅行ができます。
他のヨーロッパと同じようにブルガリアにもライアンエアーやウィズエアーといった有名LCCも出航しており、
- ブルガリアからイギリスのロンドンまで5,000円
- スペインのバルセロナまで5,000円
- スウェーデンのストックホルムでも7,000円
ほどで行くことができます。
さらにバスもユーロバスなど外国行きのバスもかなりあり、チェコのプラハやセルビアのベオグラードなどの近場からフランスのパリやウクライナのキエフやバルト三国など長距離バスもありますので、簡単に海外旅行ができます。
列車で海外に行きたいという場合も、ヨーロッパならどこでも使えるユーレイルパスを使って比較的安く旅行ができます。
またクロアチアやセルビアやスロベニアなど旧ユーゴスラビア限定で旅行した場合はバルカンユーレイルパスなどもかなり安くて便利なパスがありますので気軽に旅行できます。
6.休暇が多く労働時間もしっかり線引きがある
ブルガリアも他のヨーロッパと同じように夏のバカンス休暇があります。
業種にもよりますがおおむね3週間程度あります。
またどの業種も1日の就業時間も8時間で残業などはめったにありません。
また、午後2時から4時まではシエスタと言って休憩する時間が定められていて、
作業する際に大きな音を立ててはならず、外仕事の場合はその時間は休憩となります。
もし他の人が不快に感じるほど大きな音を立てて作業した場合は500レバ(35000円)以上の罰金となります。
ブルガリアも休息や休暇に関してはきっちりとしているのでオンとオフのはっきりした充実した生活を送れます。
7.日本人ならではの仕事を見つけることができる
ブルガリアに住む日本人は他のヨーロッパと比べたらまだわずかです。
そのため、日本に興味はあるブルガリア人は多いものの日本に関する情報が少ないので、日本の商品や文化の需要がまだまだあります。
特に日本語については日本語を話せる人がブルガリアにはあまりいないので、通訳や翻訳をはじめ日本語に関する仕事の需要があるだけでなく仕事の単価もかなり高額で行えます。
ブルガリアの移住の魅力のまとめ
ブルガリアに長期滞在されている多くの方が移住に満足されています。
日本に比べると決して物質的に豊かではありませんが、お金では買えない素朴で穏やかな生活を味わうことができます。
ぜひ一度ブルガリアへ訪れてみてはいかがでしょうか?
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