旅の醍醐味は現地での絆。コロナの影響で長期滞在することになったツーリストによる現地レポート3/3【パタゴニア編】

※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者ピックアップ」企画で、紹介された内容です。

前回の記事はこちら↓
レポート1/3【南極編】
レポート2/3【アルゼンチン編】

パタゴニア

南米南部のアルゼンチンとチリの間にある広大な自然豊かな場所です。

目を見張る絶景が至る所にあり、世界中の自然を愛する人たちが集まってくる場所です。

日本人的感覚では、南米はとても危険なイメージでしょうが、それだけの理由でこの地を訪れないのは、とてももったいないことだと思います。

私は、ウシュアイア〜プンタアレーナス〜プエルトナタレス〜エル・カラファテ〜エル・チャルテンと旅ができました。

中でも、パンデミック時に滞在していたエル・チャルテンは1年間近く、過ごすことができました。

フィツロイ(エル・チャルテン)

当初、強制隔離になった直後は、ホステルのスタッフやツーリストたちとアイデアを出しあって、多くの企画を実施しました。

それぞれが、自分の特技を出して先生役を務めました。

タンゴダンス・ヨガ・キックボクシング・空手・折り紙教室・カラオケ・語学教室(スペイン語/英語/日本語)・箸作り・各国料理のパーティーなど。

私の持ち分は、空手教室と日本語教室と箸作りと寿しパーティーでした。

一時は、私の教えた独特の大阪弁がホステル中で言霊していました。😱

手作り箸の案内と設計図

日本の手作り箸

自然を求めてくる人たちは、ビーガンやベジタリアンも多く、今回の出会いで、私もほぼほぼベジタリアンになり、体質改善ができました。

また、私のライフワークのファスティング(断食)もメープルシロップを入手し12日間実践してみました。

不思議なことをする日本人に興味を持ったのか、数人の若者も12日間ファスティングを教えて欲しいと言い出し、実践のお手伝いもさせていただきました。

そして、外出が許可されてからは、トレッキング・クライミング・アイスクライミング・キャンピング・スキー・サイクリング・釣りと、世界の仲間達と精力的に活動をしました。

日本の情報誌では通常3つの代表するトレッキングコースしか紹介されていないことが多いですが、ロスグラシアレス国立公園は広大で、無数のあまり知られていない絶景のコースがあります。

ロッククライミングの降下

登山やクライミングやポータレッジ(ロッククライマーの壁に吊るす簡易テント)やオフピステスキーができれば、その数は無限に広がります。

特に、私は、奇特な冬のエル・チャルテンを体験させていただき、雪中トレッキングをし、凍った湖の上を歩き、氷河を手で触り、満点の星空の下、寝袋ひとつで眠り、朝陽で真っ赤に変化するFitzroyの絶景を見たり、充実した1年を過ごさせていただきました。

ペリート・モレノ氷河(エル・カラファテ)世界でも珍しい動く氷河

ラグーナ・トーレ湖上の散策

ラゴ・デ・ロス・トレス湖

何よりおすすめなことは、ここエル・チャルテンの国立公園は、他のパタゴニアの国立公園と違って無料なことです。

ほとんどの国立公園では、そこに行くのにバスやタクシーを使い、入場料まで必要です。

私は、ここがとても気に入り、とても詳しくなったことから、一時は、ここで日本人専門のツアーガイドになろうかとも考えたほどでした。

トレッキングのコツのケルン(石積みの道標)や、地元の人しか知らない秘密の場所や、人目のつかない場所にある防風石積みや岩影の場所も知り得ました。

ありがたいことに、街の人たちには、「エル・チャルテンでの長期滞在した東洋人はHIROSHIが一番だ」と称賛していただけました。

都合、352泊です。😊

地元の人しか知らない情報が満載です。

ここだけの話のかもしれませんが、高額なツアーを使わなくても、個人で十分いける場所ですので、情報を集め、お得に楽しんでもらいたいと思います。

ご興味があれば、時期により自生キノコなども採取できます。

・チャンピヨーネ(マッシュルーム)

・パンデインディオ・シャオシャオ

・木の実→チャオラ

・カラファテの実(これを食べるとまたここに戻って来れると言い伝えのある実)

・Morillo(きのこのような物??)

Morillo(きのこのような物?)

釣りに関しては、

・入漁券が必要です。2020年実績3500ペソ(=約6000円)/1シーズン(11月〜4月)

・大型トラウトの釣れる、ストロベル湖(ジェラシックレイク)・キロガ湖・カルディエル湖(エル・チャルテンから483km=7時間/車)もあります。

・Lago del Desiertoも好ポイント(35km=3時間/車)です。

・Viedma LakeのSanta margarita(44km=1時間/車)でも釣れるようです。

先進国の中でも、特に、日本ではたいていの人が毎日の仕事に忙しく追われ、休憩時間や休みの日にもスマホでSNSやYoutubeでさらに忙しく自分を疲弊させ、自分をさらにおいこんでいるように感じます。

人生にとって、その全てが本当に必要なことなのかと、疑問に感じる時があります。

人生にとって本当に必要な、日本人が忘れてかけているなにかが、南米のエル・チャルテンにはあるように感じてなりません。

充実した仕事、家族や友人達との絆・時間、大自然の中でのエネルギーの循環と回復、本当に必要なシンプルな食事、相手を思いやり・物を慈しむ気持ち・・・・。

心が病むような忙しいばかりの仕事、誰かと話をしている時でもスマホいじり、よどんだ環境や気の中での生活、手軽に買える栄養過多で添加物まみれの食事、エゴ・・・そうなっていないか自分を家族を見つめ直す必要があると感じます。

大切な自分のかけがえのない人生の貴重な時間なのだから・・・。

世界中の日本人と繋がるコミュニティ

人生が世界へ広がるコミュニティ「せかいじゅうサロン(無料)」へ招待します

人脈ネットワークの構築、情報収集、新しいことへのチャレンジと出会いが待っています

最後に


もし、南極やアルゼンチンなどにご興味がありましたら、私の知り得た知識・体験でよろしければお伝えすることはできます。

でも、個人的な感覚もありますので、情報の運用に関しましては、全て、自己責任にてお願いいたします😊



この旅505日の旅を通じて改めて強く感じたことがあります。

これまでの一般的に言われている旅(旅行?)は、観光地に行き、素敵なホテルに泊まり、美味しいものを食べることが多くの人の意義だったような気がします。

今回、運良く、エル・チャルテンで長く滞在することによって、ツーリストや街の人々と深い絆を作ることができました。

普通に旅をしているだけでは得れなかったものが、不自由な時間の共有をもつことによって芽生えた絆だと思います。

見知らぬ土地に行き、そこで生活をしている人や旅人との深い交流をすることにより、良いことも悪いことも含め知識を深め、共感をし、そこで自分の足跡(影響・貢献)を残す。

これからの旅は、そんな感慨深い醍醐味を含む旅も心地よいのかと感じました。

それには、世界で在住されている方達の教えや共感してもらえるコミュニティーの場が重要になってくるのだと思います。

各国での在住者や【せかいじゅうサロン】さんの今後のさらなる活動を心より応援しております。


ちょうど、私の帰国後のプロジェクトも、そんな息吹を感じれる企画(起業?)をしようと目論んでおります。

日本の海・川・山の自然豊かな場所で、子供や高齢者や世界中の人を呼んで、世代間・国際間交流をし、本来の生き物らしく自然に生きれる場所を作りたいと模索・妄想しております。🤗

もし、お知り合いの詳しい方などご存知であったり、アドバイスをいただけるようでしたら、よろしくお願いいたします。🙇‍♂️


皆さんの世界中での笑顔を願っております。


Life is Great.

La vida es grande.

長文ですのに、読んでいただき、ありがとうございました。🙇‍♂️


2021/7/7

HIROSHI

ラグーナ・スシアとフィッツロイ

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