南アフリカへ大学留学。ランキング、各校の特徴や学費も紹介

南アフリカの大学に留学先を選ぶ人は少数ですが、現地には他国に劣らない大学が多数あります。

南アフリカの大学は、専門学部が学べるだけでなく日本人が少なく他民族国家なので、留学以外にも学べるものがたくさんあり、有意義な留学生活が送れるでしょう。

さらに、自然も豊富なため、プライベートと大学生活が満喫できるのも南アフリカ大学留学の魅力のポイントです。

ここでは、南アフリカにある代表的な大学の特徴やランキング、入学方法や学費などを現地在住者よりお伝えします。

南アフリカにある大学ランキングと特徴

南アフリカは各主要都市に大きな大学があり、ほとんどの大学は国立なので学費が低額なのが特徴です。

ここでは南アフリカで10位にランキングした大学を紹介します。

また、学費は1年間の学費ですが、が学部によって金額が多少異なります。

R1=約6.5円(2010年3月時点)

1.プレトリア大学 University of Pretoria 、Pretoria プレトリア

プレトリア大学は1908年に創立された大学で、行政府の首都があるプレトリア郊外に位置する大学です。

創立当初は、数名の大学教授と講師、学生しか在籍していませんでしたが、1930年頃から大きな大学へ変わりました。

大学の規模は東京ドーム約200個分と言われています。

男女共学の大学で、インターナショナルの学生も受け入れをしています。

学費:R30,000~/1年間(約20万円から)[c][d]

国内ランキング:1位

世界ランキング:183位

大学公式サイト:https://www.up.ac.za/

2.ケープタウン大学 University of Cape Town (UCT)、Cape Town ケープタウン

1829年に設立された南アフリカ国内にある歴史のある大学で、アフリカ国内でトップの大学として知られています。

大学ランキングでも常に高い評価を得て、現地の学生にも人気の高い大学です。

特に医学部や法学部、商学部は世界の大学ランキングでも100位以内に収まっています。

留学生の割合も多く、約2割程度の学生が世界100か国の海外から集まってきています。

キャンパスはケープタウン市内の高台に位置し、ウオーターフロントや市街地が望めます。

観光地であるテーブルマウンテンやカーステンボッシュ植物園にも近く、プライベートや勉学と充実した大学生活が送れるでしょう。

学費:R21,500~/1年間[e][f](約14万円から)

  • MBA:R15,000(約10万円)
  • 留学生:R75,000~(約50万円から)
  • 留学生のMBAコース:R30,000(約20万)

国内ランキング:2位

世界ランキング:248位

大学公式サイト:https://www.uct.ac.za/

3.ウィットウォータースランド大学(University of the Witwatersrand Johannesburg ヨハネスブルグ

1922年に設立された、ヨハネスブルクにある大学で、現地でも名門大学のひとつといわれ、学術レベルも高いと評価があります。

学位や学士号など学位取得のほか、短期コースや通信通信教育も提供しています。

大都市にある大学なので、キャンパスライフも充実するでしょう。

学費:R45,000/1年間(約30万円から)
MBA・PHDコース:R21,000~(約15万円から)

国内ランキング:3位

世界ランキング:323位

大学公式サイト:http://www.wits.ac.za/

4.University of Johannesburg (UJ) ヨハネスブルグ

2005年に創立された比較的新しい大学です。

学生数が約50,000人と活気のある大学で、国際交流にも力をいれており、世界の120以上の大学と国際交流の協定を結び、日本もそのなかの一つに入っています。

毎年、約3,000名以上の留学生が、世界約80か国から留学生が国際交流に参加しています。

学費:R102,000~120,000/1年間(約66万円~80万円)
大学院:R15,000~/1年間(約10万円から)

国内ランキング:4位

世界ランキング:496位

大学公式サイト:https://www.uj.ac.za/

5.University of KwaZulu-Natal (UKZN) ダーバン(Durban)

2004年に創立された大学です。

キャンパスはクワズールナタール州の各5カ所に点在し、約24,000人以上が在籍する規模な大学です。

大学のある都市、ダーバンは温暖な気候のインド洋に面し、快適な留学生活が送れるでしょう。

留学生の受け入れも積極的に行っており、学士号、修士号、博士号を取得するためのコースやプログラムが組まれています。

学費:R25,000~/1年間(約17万円から)
博士号プログラム:R30,000~R40,000(約20万~30万円)

国内ランキング:5位

世界ランキング:511位

大学公式サイト:https://www.ukzn.ac.za/

6.ステレンボッシュ大学 Universiteit Stellenbosch 西ケープ州ステレンボッシュ

1903年に創立された国内でも人気のある大学のひとつです。

大学はワインの産地で知られているステレンボッシュエリアにあり、緑豊かな環境で勉学に励むことができます。

講義は現地の言語であるアフリカーンス語で行われることがあり、入学する学部によってはアフリカーンス語が話せないと「授業が理解できない」ということになりかねません。

近年では、海外からの留学生も増えたことから英語で授業をする傾向もあるようです。

大学院の場合は、学生がどの言語を話すかによって授業で使う言語を決めているので、心配の必要はないでしょう。

学費:R21,000~/1年間(約14万円から)
留学生:44,000~/1年間(約30万円)

国内ランキング:6位

世界ランキング:538位

大学公式サイト:http://www.sun.ac.za/english

7.ノースウェスト大学 North-West University (NWU) Potchefstroom

2004年に設立された大学で、3つのキャンパスと8つの学部があり、質の高い教育を提供できるようにプログラムが組まれています。

学士号や博士号の取得も可能で、留学生の受け入れもしています。

学費:R32,000~/1年間(約20万から)

国内ランキング:7位

世界ランキング:910位

大学公式サイト:http://www.nwu.ac.za/

8.西ケープ大学 University of the Western Cape(UWC) ベルヴィル(Bellville)

1959年に設立された国立大学で、ケープタウン市内から約10㎞程の場所に位置します。

質の高い教育と世界に通用する人材を育成することに力を入れたカリキュラムやプログラムが用意されています。

また、学費が安いことでも知られています。

学費:R19,000 ~/1年間(約13万円から)

国内ランキング:8位

世界ランキング:928位

大学公式サイト:https://www.uwc.ac.za/Pages/default.aspx

9.ローズ大学 Rhodes University 東ケープ州Grahamstown(グラハムスタウン)

1904年に設立された、東ケープ州のグラハムスタウンにある大学です。

学生数は約8200人と小規模な大学ながら、学力優秀の生徒を送り出すと定評があります。

国内で最高の合格率と卒業率を誇り、留学生の受け入れもしています。

学費:R26,000~R31,000/1年間(約17万円~20万円)
留学生:R35,700 ~37,600/1年間(約24万円~25万円)

国内ランキング:9位

世界ランキング:1532位

大学公式サイト:https://www.ru.ac.za/

10.Universiteit van die Vrystaat (University of the Free State) ブルームフォンティン

1904年に設立された大学は、4つのキャンパスに分かれています。

学生が主体となって研究に取り組んだり、卒業生と交流を図り知識や経験を通しながら社会貢献をしています。

ブルームフォンティン市内から大学までは、どこからでもアクセスできます。

正規留学や交換留学生の受け入れもしています。

学費:R16,500~/1年間(約11万円から)
留学生:R20,000~/1年間(約13万円から)

国内ランキング:10位

世界ランキング:1652位

大学公式サイト:https://www.ufs.ac.za/

ランキング参考URL:https://www.4icu.org/za/

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南アフリカの大学進学事情

南アフリカの大学は、日本の大学進学と事情が異なります。

日本の場合、大学に進学したい時は、希望する大学の入学試験を受けて合格すれば入学が認められます。

しかし、南アフリカの場合、高校卒業時に受けるマトリック(Matric)とよばれる、卒業試験で優秀な成績を収めないと希望する大学に入学することができません。

多くの学生は大学進学を目指しているため、進学率としては、約80%以上の学生はマトリック試験に合格し、大学に進学しています。

そのため「どうしてもこの大学に入学したい」という大学がある場合、高校生の頃から常に学力をトップに維持し、マトリック(Matric)の試験でも高得点を取ることが大切です。

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大学入学の申請や手続き方法

インターネットで申請

現地で手続きするときは、インターネットで手続きしたり、直接大学に行って申し込む方法があります。

現在ではインターネットが普及しているため、オンライン申請する人が増えています。

オンラインで申請する場合は、大学のウェブサイトにアクセスして「Application」のページから申請してください。

オンライン申請の場合、パスポート番号が必要になるので(永住者であればID番号)手元に用意しておきましょう。

郵送にて申請

オンラインで申請できないときは、郵送で書類を送る方法があります。

希望する大学のホームページから、申請書をダウンロードして、必要事項を用紙に記入しましょう。

記入が終わったら、大学の入学事務局の受付に送付します。

また、日本から申請をする場合、留学エージェントを通すと負担が軽くなりますし、スムーズに進むでしょう。

必要な書類関係

大学に入学や留学する際は、さまざまな書類の提出が求められますが、大学や希望する学部によって、必要書類は異なります。

どの書類が必要か大学のホームページで確認するようにしてください。ここでは、一般的に必要な書類を羅列します。

  • 申請書のコピー
  • パスポートのコピー
  • 在籍証明書(英文)
  • 成績証明書(英文)
  • 高校の成績証明書(英文)
  • 大学の推薦状(英文)
  • TOEFL/IELSテストの証明
  • 往復航空券
  • ビザ(3ヶ月以上滞在する場合)

南アフリカの通信大学(UNISA)

UNISA(ユニサ)は、オンラインで学べる通信制の大学です。

法学部や教育学部、経営学部など一般的な大学と同じようにコースが充実しているので、社会人や遠隔地に住む人など、昼間に大学に通うことができない人に人気があります。

また、通信制なので働きながら修士号や博士号の取得をしたい人は、一度大学を卒業しても再度、ユニサで学ぶ人もいます。

申請はオンラインで行いますが、名前や住所など必要項目を登録した後に、指定の口座に授業料を振り込み手続き完了となります。

手続きが完了すると、定期的に自宅に送られるテキストブックで自己学習をして、指定の日時になったらテストを受けます。

通学の必要がなく自宅で勉強できるので、社会人になって新しい資格や学位が欲しい人には人気のシステムです。

大学公式サイト:https://www.unisa.ac.za/sites/corporate/default

南アフリカの大学に入学する魅力やメリットは?

留学費用が安い

南アフリカは欧米諸国に比べて物価が安いので、学費も比較的安い傾向にあります。

日本の大学に入学した場合、学部によっては卒業するまでに約,1000万円程度かかるといわれていますが、それと比べたらかなり安く収まるといえるでしょう。

学部や取るコースによって学費は変わりますが、1年間で約50万円~100万円程度なので、他国より安く留学できるのではないでしょうか。

学費だけでなく生活費も安いので、年間の留学費用も低額で抑えることができます。

また、大学によっては、学生が宿泊できる施設が整っているので通学にも便利です。

但し、生活費が安いといっても外食をすれば高くつくので注意しましょう。自炊生活した方が留学費用は節約できます。

英語がブラッシュアップする

正規留学される方は、ある程度の英語力があるかと思いますが、帰国時には流暢な英語が話せるようになるでしょう。

南アフリカは、大学構内や街を歩いても日本人はほとんど見かけないため、全てにおいて英語でのコミュニケーションが必要です。

日常生活で英語を使う機会も多く、英会話能力が今まで以上に上達します。

南アフリカの大学についてのまとめ

日本から南アフリカへ留学を希望する学生は少ないですが、異なった文化やさまざまな民族と触れ合うことができ、他国ではできない貴重な留学体験ができるでしょう。

学費や生活費が欧米と比べて低額なうえ、豊かな自然に囲まれているため勉学だけでなくプライベートも満喫したという方にはお勧めの留学先といえます。

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