アメリカ留学と聞くとどの都市を思い浮かべますか?またはどの都市へ行きたいですか?
ロサンゼルスやハワイ、ニューヨークやシアトル・・・この辺りの都市は観光地としても人気なので、留学したいな〜と思っている方も多いかもしれません。
ここでは、あまり取り上げられない「ラスベガス留学」について、紹介したいと思います。
ラスベガスと聞くとどうしても「カジノ」のイメージが強く、留学先として選ばれることは少ないかと思います。
実際に筆者が5年間留学した経験を踏まえ、ラスベガス留学6つの特徴や魅力を書いていこうと思います。
1. ラスベガスは留学費が安い。語学学校は月間400ドル程度
アメリカへ留学したい!という方はたくさんいると思いますが、心配なのは留学費用ですよね。
フィリピンなどのアジア圏内での留学と比べると費用が高くなるイメージがあるかと思います。
もちろん、何を目的として留学するのかやどこに行くかによって費用は変わってくるかと思いますが、実はラスベガスは学費が安いんです。
例えば、語学留学の時に通うことになるのがESL(英語を第二ヶ国語として話す人たちのための語学学校)。
ラスベガスの安いESLスクールだと、1ヶ月$400くらいから通えちゃうんです。
IAE:https://www.sdiae.edu/language/en/pricing/
語学学校はどの州や都市へ行っても内容はあまり変わりません。どのESLも目的は英語上達になるため、基本的な授業内容はライティング、スピーキング、リーディングになるかと思います。
内容が同じなのであれば、なるべく安くすませられるところに通いたいと思いませんか?
日本円にすると月5万円以下。場合によっては都内で英会話スクールに通うより安いかもしれませんね!
2. ラスベガスは家賃が安く、生活費が抑えられる
ラスベガスは、家賃がほかの都市と比べるととても安いです。
平均の家賃相場だと、おとなりにある大都市・ロサンゼルスは$2516に対してラスベガスはなんとたったの$1110。
約半分の値段でアパートが借りられます。
これは、アパートだけでなく、大学の寮やホームステイにもいえることです。
また、短期留学の場合、ホテルでの滞在なんてこともあるかと思いますが、ラスベガスはホテルの宿泊費がものすごく安いんです。
時期によっては、高級リゾートホテルに一晩$50以下で泊まれちゃうこともありますし、中心街から少し離れたホテルだと、一泊$20くらいで泊まれるところもたくさんあります。
ホテルで1ヶ月ステイしたとしても、10万円以下になります。
生活費はロサンゼルスより20%以上安い
また、生活費もラスベガスは安く抑えられます。
某サイトによると、ラスベガスはロサンゼルスより24%生活費が安い、とのこと。(交通費や、ガス、食料品の値段)
筆者は1ヶ月、だいたい$500以下で生活できていました。
これがホームステイだったり、朝食付きのホテルに滞在となるともう少し安くなるかと思います。
3. ラスベガスならではの学部を専攻したり、勉強できる
アメリカの大学は、もちろんスクール自体が有名なところもありますが(ハーバード大学や、UCLAなど)、学部によっては全然名の知れないスクールが、全米で一番ということもあるんです。
例えば、ラスベガスにはネバダ州立大学ラスベガス校があります。
大学自体はそこまで偏差値は高くなく有名ではないですが、ホスピタリティーマネージメント学部は全米でもトップクラスとなります。
University of Nevada, Las Vegas:https://www.unlv.edu
そのため、アメリカ国内はもちろん、海外各国からいろんな生徒がこの学部を専攻するためにやって来ます。
留学生のほとんどは、この学部を専攻していると思います。
日本にはあまりまだ浸透してない
- ホテル経営学
- レストラン経営学
- ラスベガスならでのカジノ学
- ゴルフ学
などもあるんですよ。
大学内にはカジノ学専攻の人たちが実践練習を行うカジノルームがあったり、レストランやバーを経営したい人たちが学ぶワインテイスティングや、お酒、カクテルのクラス、クッキングのクラスなど、様々なことが学べます。
また、ここの学部を卒業し、ホテルを経営していたり、マネージャーとして働いている人が多いため、大学では積極的にネットワーキングイベントや、彼らを大学に招き、セミナーなども積極的に行なっています。
ここの学部のいいところは、留学生でもアメリカ人と同じように大学外でも働ける権限がもらえるところです。
アメリカに勉強しながら、実際現地で働いてみたい!という方にぜひおすすめしたい大学です。
4. 意外と住んでいる現地の日本人が少ない
観光で来られる人は多いものの、実際に現地に住んでいる日本人は意外と少ないです。
日本人が少ないと聞くと「不安」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本当に英語が上達したいのであれば、まわりに日本人がいない環境というのが一番いい環境だと思います。
単純に、英語を使う機会が増えるからです。
日本人が多いコミュニティーに住んでいると、どうしても日本語を使用してしまい、なかなか英語の上達が得られません。
アメリカでの生活を楽しんでみたい、というのであれば、あまり関係ないかもしれませんが、英語を話せるようになるために留学するのであれば、ラスベガスは他の日本人に人気な都市に比べて、有利だと思います。
5. 日本人コミュニティーがある
現地に住んでいる日本人が少ない分、ラスベガスの日本人コミュニティーは絆が深いと思います。
ラスベガス自体が大きな都市ではないため、いろんなところでいろんな人が繋がっています。
毎年秋に開催されるJapanese festival、秋まつりにはたくさんの現地に住んでいる日本人が参加します。
もしくは、日本食レストランにいくと、必ず日本人のスタッフが働いているのでそこでも出会えると思います。
思いがけないところで人を紹介してもらえたり、その人から仕事を紹介してもらえたり、いらないものを売ってもらえたり。
わたし自身もこの方法で、住むところをみつけたり、仕事をみつけたり、車も日本人のディーラーの方から買うことができました。
アメリカでの生活に慣れてくるまでや、英語でうまくまだコミュニケーションが取れない時に、自分でアパートを借りたり、車を買ったりすることは少し難しいと思います。
しかし、日本人の方だと細かいことも質問できますし、不安点を改善できるので安心ですよね。
6. エンターテイメントの街
ラスベガスといえば、夜も眠らないエンターテイメントの街!!
日中のショーやショッピングはもちろん、カジノやナイトクラブなど、夜を通して朝まで楽しめちゃいます。
短期留学の場合、もちろん英語を学ぶことが一番の目的ですが、せっかくなら観光もしてみたいですよね?
ラスベガスは市自体が意外と小さいので、1ヶ月くらいでほとんどの有名なショーやレストラン、観光地として有名なところをまわれるかとおもいます。
また、長期留学の場合でも、もちろんラスベガスはいつでも楽しめますよ!
常に変化がある都市で、新しいレストランやショップが次々とオープンするからです。
実際にわたしが5年住んでいた間に新しいホテルが3つ、それに伴って新たな観光スポットなどがたくさんでき、ショップやレストランは数えきれないほどオープンしていました。
また、ロサンゼルスやサンディエゴへも車で4-5時間程度なので、日帰り旅行なんかも楽しめちゃいます。
日本人に人気のカリフォルニアディズニーランドなんかも、夜行バスや飛行機などを使えば免許がなくてもすぐに行けちゃいます。
平日はしっかり勉強し、週末はラスベガスの中心地で観光にきたかのように楽しむ、それがラスベガス留学の鉄則です!笑
留学費用が安く、独自を学べる留学場所・ラスベガス
観光地でありながら、学費や生活費が安いラスベガス。
ラスベガスだからこそ、いろんな国からいろんな人たちがきており、アメリカ文化だけでなく他の国の文化にもふれることができ、毎日が新鮮でした。
ラスベガスだけではないですが、西海岸全般は移動手段として車が必要になるので、短期留学の方は学校までの移動を考えて、ホームステイ先やホテルなどを選んだほうがいいと思います。
ぜひ留学先としておすすめしたい場所の1つです。