みなさん、ラスベガスと聞くとどんなことを思い浮かべますか?
おそらくほとんどの人がカジノや、豪華なショー、眠らない街と思い浮かべるのではないかな、と思います。
ラスベガスは観光地としてとても有名ですが、現地に住んでいる人はどんな生活をしているのか、またラスベガスに移住し、住むことの利点や魅力な点はどんなところでしょう?
ここでは、ラスベガスに5年間住んだ筆者の経験から、この都市の大きな魅力を9つの視点からお伝えします。
1. ラスベガスは、ほとんどのお店が24時間営業
ラスベガスに住んでみて、一番魅力的だな、と感じることはなんといっても便利さです。
アメリカの他の大きな都市ではレストランやカフェなど、ほとんどのお店が夜の10時や11時で閉まるのに対し、ラスベガスはいろんなお店が24時間営業しています。
具体的には、スターバックスやウォールマート、レストラン、ドラッグストアなど!
夜でも時間を気にせず友達とカフェでおしゃべりをしたり、ごはんを食べたり、勉強したりできます。
(ラスベガスの夏は40度を越えるなど、日中はとても暑いため、基本的に夕方から出かけることが多いんです。そんな時でも24時間営業しているところがたくさんあるのでとても便利です♪)
2. 砂漠やカジノだけではない!自然を満喫できるスポット満載
ラスベガス、と聞くとどうしても砂漠のイメージがあるかと思いますが、実は車で少し運転すると大きな池(Lake Mead National Recreation Area)だったり、ハイキングできる山(Mount Charleston・Red Rock Canyon)が存在します。
夏はレイクミッドのあたりでカヤックやカヌー、釣り、キャンプなどを楽しんだり、冬になるとマウントチャールストンに雪が積もるので、雪遊びもできます。
多くが市街の中心部から1時間以内で行けちゃいます。
カジノやショーの印象が強いラスベガスですが、年中通して家族や友達とアウトドアアクティビティを気軽に楽しる所がたくさんあります。
3. アウトレットがたくさん
ラスベガスは中心街から30分以内のところにアウトレットが3つもあります。
ですので、洋服やカバン、靴など、いろいろな物を常に安く変えます。(節約できます!!笑)
一番大きなアウトレットは中心街から北にある・Las Vegas North Premium Outlets。
こちらはいろいろな観光ガイドブックにも載っているため、ご存知の方も多いかと思います。
ですが、個人的におすすめしたいのはLas Vegas South Premium Outlet。
お店の数はNorth outletに負けますが、こちらは室内型のアウトレットになっています。
夏暑いときに1日中外を歩いて買い物をすると疲れますが、こちらは室内のためそんな心配もありません。
また、規模が小さいため、行きたいお店が決まっている、買いたいものが決まっている場合はSouth outletのほうが時間が短縮できます。
4. 実はラスベガスは日本人の仕事もたくさんある!
移住や留学などにより長期で住むとなるとやはり仕事ができるところが必要になってくるかと思いますが、なんといっても観光地・ラスベガス。
ホテルやアウトレット、ショッピングモールなど人を募集しているところが常にあります。
日本人観光客も多いので、日本語が話せるとなると、いろんなところからジョブオファーがすぐにきます。
また、英語があまり話せなくて不安という方でも大丈夫。
ラスベガスには大きなチャイナタウンがあり、その辺りに日本食レストランがたくさんあります。(日本食居酒屋、ラーメン屋さん、うどん屋さんなど)
現地に住んでいる日本人はもちろん、日本食が大好きなアメリカ人などのお客様がメインになるため、簡単な英語ができればok!と言って採用してくれる飲食店もたくさんあります。
アメリカではチップがもらえるため、レストランで働いていてもある程度のお金はもらえます。
ラスベガスで仕事をみつけることはそんなに難しいことではありません。
5. ローカルには特典がいっぱい
ラスベガスは、ローカル(現地に住んでいる人)への特典がいっぱいです!
例えば、ラスベガスにある有名なクラブだと、ローカルの人は入場料がかからないことがほとんどです。
また、入場料だけでなく、プロモーターなど知り合いの人が働いていれば、女性はお酒の飲み放題が無料になります。
チップを払うのみだけで、カクテルやワイン、どんなお酒も何杯も飲めちゃうんです。
また、クラブだけでなく、ホテルの中にある水族館や、ホテルのレストランでのビュッフェ、ショーやホテルの客室利用料金など、様々なところで特典がもらえます。
現地に住みながら年中観光客の気分をあじわえます。しかも安い値段で。
6. 天候が年中通していい!
砂漠地帯に人工的に作られた都市・ラスベガス。
5月頃から37度くらいに到達し、夏はとても暑いです。(とはいっても、日本のように湿気がないので、じめじめしているわけではありません。)
しかし、砂漠地帯だからこそ、一年中を通して雨が降ることがほとんどありません。
なので天候を気にせず一年中アウトドアアクティビティや外でのショッピングが楽しめちゃいます。プールなんかも10月くらいまでオープンしています。
アウトドアアクティビティが好きな人にはぴったりの街です。
7. ラスベガスは家賃・税金が安い
ラスベガスに住んでいる人はなんと、州の収入税を払う必要がありません。
それは街自体がカジノからの利益で、お金がまかなえているからです。
お金を稼いでも税金などでたくさん取られてしまい、悔しい思いを毎月していませんか?またはしませんでしたか?
州の収入税を払わなくていいことによって、毎月少しですが他の州と比べるとお金がセーブできます。
また、家賃が安いのもラスベガスのいいところ。
他の大きな都市でアパートを借りるとなると、1 Bed roomで$1,000はこえてしまうところがほとんどです。
隣の都市、例えばロサンゼルスなどだと平均の家賃相場が$1300くらいなのに対して、ラスベガスは$900くらいなんですよ。
毎月お金をたくさんセーブできちゃいます。
8. エンターテイメントの街!
なんといってもエンターテイメントの街。
それぞれのホテルがシルクドソレイユなどのショーを毎日行っています。
また、数年ごとに新しいショーが始まったり、新たなエンターテイメントの場所がつくられたり、常に変化のある街なので、どれだけ長く住んでいても飽きないのがラスベガスのいいところです。
そしてレストランも豊富です。
世界各国の有名なシェフが次々にレストランをオープンさせます。
ラスベガスで食べられないフードはないといっても過言ではないくらい、様々な国の食べ物が食べられます。
常に変化のある都市、ラスベガス。同じところに住んでいると飽きてしまう・・・という人にはぴったりです。
9. 週末に旅行へすぐ行けちゃう
ラスベガス自体も観光地ですが、まわりに観光都市がたくさんあります。ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴなど・・・。
車でドライブするのももちろんですが、アメリカ国内は航空チケットが日本と比べるととても安いため、簡単に旅行が行けちゃいます。
時期や時間を選べば、$50もしないこともしばしば。
ラスベガスからロサンゼルスまでは飛行機で40分、サンフランシスコまでは1時間程度で行けちゃうんです。
カリフォルニアにあるディズニーパークへも、日帰りで行けちゃうんですよ♪
また、ラスベガスのまわりには国立公園もたくさんあります。
グランドキャニオンやザイオン国立公園、ヨセミテ国立公園など。日本とはまた少し違ったアメリカならではの自然の偉大さを感じることができ、おもしろいと思います。
自分一人でどこかにでかけるもよし、家族や友達が日本からきたときにいろんなところへ連れて行くのもよし。週末2日間あればいろいろなところへ出かけられます!
カジノのイメージが強いラスベガスだが、住む魅力はたくさん
ラスベガスはカジノだけではない、住んでいてもとても楽しいところだということ、わかっていただけましたでしょうか?
今後アメリカへ留学や移住を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。