ウルグアイ移住してわかった21の魅力と実際

ウルグアイ移住してわかった21の魅力

ウルグアイという国について皆さんご存じですか?

南米、サッカー、世界一貧しい大統領……私は恥ずかしながら国名すら知りませんでした。

そんな私がウルグアイに移住してみた知った、物価や治安、明るい人々、文化の違いについてご紹介します。

ウルグアイ概要

ウルグアイは日本からみて地球のちょうど反対側。ブラジルの南、アルゼンチンの東に位置し、面積は日本の約半分、人口は約345万人です。

ウルグアイの場所

季節は日本と逆で、時差は12時間。

日本からの直行便はなく、最短で約30時間かかります。

言語はラテンアメリカのスペイン語になります。

ウルグアイ文化の魅力

1. 挨拶

ウルグアイでは友達に会ったとき、別れるとき、ほっぺにキスをします。

女性だけでなく男性同士でも同じです。日本人にはちょっとハードルが高いですが、すぐに慣れるでしょう。

2. サッカー大国

ウルグアイと言えば、カバーニ、スワレス、フォルランを輩出するサッカー大国です。

サッカーワールドカップの初代優勝国というのが国民の誇りであり、サッカーに関しては熱狂的です。

男子の将来の夢はもちろん、サッカー選手になること。

学校では授業を中断して、スクリーンで試合観戦することもあるそうです。

勉強も大事だけどサッカーはもっと大事!笑

3. 家族との時間

モンテビデオに住む多くの人々は郊外に別荘(日本の別荘のイメージよりも質素)を持っていて、週末やホリデーはそこで家族と過ごします。

誕生日やクリスマス、お正月なども家族や親戚と祝い、週に3回誕生日会なんてこともあります。

特に1歳の誕生日はビッグイベントで、親戚や友人を呼んで盛大に祝います。

ウルグアイ人は家族と過ごす

4. 積極的な政治参加

サッカーの次に人々が熱くなるのは選挙でしょう。

ウルグアイは民主主義で大統領は選挙によって直接選ばれます。

投票に行かないと罰金が発生し、接戦の時は候補者を絞って二回目の選挙が行われます。

選挙の前一か月くらいから、人々は家のバルコニーや車に支援する政党の旗を掲げ、道路や公園でアピール活動をします。

支援する政党が違っても仲が悪くなったりはしません。

国民は大統領をリーダーとして認め一体となっている感じがします。

5. 世界一長いカーニバル

ウルグアイには約40日間続く世界一長いカーニバルがあります。

市街を練り歩くのは期間中3日程度で、それ以外の日は野外劇場で連日ステージを行います。

ウルグアイの音楽、モルガ(合唱)、カンドンべ(太鼓)は独特な白塗りメイクと派手な衣装で、迫力があって情熱的でかっこいいですよ。

ウルグアイのカーニバル

6. 芸術の国

ウルグアイはイタリアやスペインなどからの移民で作られた国です。

そのためヨーロッパのような歴史的な建物が沢山あります。

公園には必ずと言っていいほど彫刻がありますし、街のあらゆるところに現代アートをみることができます。

博物館は入場無料が多く、バレエなどのクラシックコンサートも格安で楽しめます。

車道で赤信号の間に大道芸してるひともいます。

7. 自由な生き方

「あんたもいい歳なんだから」という考えはなく、本人が幸せであればいいのです。

婚活も存在しません。

長く付き合っているカップルも、近年では結婚という形にとらわれずパートナーとして一緒にいるケースが多いようです。

スポーツや趣味を持つ人も多く、上達や完璧を求めるより楽しむことが目的です。私自身も全く経験のないフェンシングを始めました。

またウルグアイの人々は自己否定感がなく、服装も体系や年齢を気にせず着たい服を着ます。

型にはまらず、自由にしたいことをする、自分はどうしたいのか、はっきり主張できるのが大事です。

8. トランキーロな生き方

バスの中での長電話、ピアノの音、真夜中に車のアラームが数時間なり続くなど日本では迷惑とされることがしょっちゅう起こります。

みんな我慢してるんじゃなくて、気にならないみたいです。

「急がない、イライラしない」

ウルグアイ人の口癖はトランキーロ(リラックス)です。

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2. 生活面の魅力

1.高い物価

ウルグアイの経済は南米1安定しているといわれています。同時に物価が高いです。

南米=安い、と私のように思って来ると面をくらいます。

首都モンテビデオの家賃は東京と同じくらいで、日用品は高いです。

お給料の平均はだいたい日本の半分ぐらいで税金も高いので貯金は難しそうです。

しかし、光熱費や携帯電話通信費は安く、スーパーより八百屋や週末のマーケットを利用すれば食費も抑えられるでしょう。

ウルグアイのマーケット、市場

交通手段はバス(約120円くらいから)か車、タクシーになります。

2. 医療費、学費は無料

医療費や公立学校の学費は無料です。

家庭の事情や出身国に関係なく、医療や教育を受ける機会が平等に与えれれています。

出産から大学卒業までお金の心配がいらないのは最高の子育て環境ですね。

外国人向けの無料スペイン語クラスもあります。

また海岸沿いや公園にはストレッチや筋トレができる器具が設置されていて、美しい景色をみながら無料でトレーニングができます。

3.思ったより悪くない治安

私は相当悪いイメージを持ってきましたが、これまで危険な目にあったことはありません。

しかしどの家も玄関や窓に金属製の柵を設置するなど厳重な防犯対策をしています。

スーパーマーケットの警備員はお客さんとお喋り、銃を持った警察官は爪を切っていたり。

そんな感じなので物々しい感じは全くないです。

危険なエリアには行かない、夜の一人歩きはしない、携帯電話をみながら歩かないなど、最低限の注意は必要でしょう。ブランドのバッグ等もあまりおすすめしません。

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食の魅力

1.国民的フード

代表的なウルグアイの食べ物はアサドーと呼ばれる牛肉のバーベキュー

家庭のバックヤードには専用のバーベキュースペースがあって、大きな骨付き肉を炭でじっくり焼き、切り分けて食べます。

日本のステーキやバーベキューのイメージからするとずっと大きくてワイルド。

ほかにもチョリソーやハンバーガーなど肉料理が多く食べられています。

また、ピザも日常的に食べられていて、トマトソースだけの超シンプルなものが定番です。チーズはトッピングとして沢山のせてくれるので、具なしでも食べ応えありです。

ファイナ(ひよこ豆の粉で作った卵焼のようなもの)を、シンプルピザに乗せて食べるのがロコな食べ方です。

2. 甘い!甘すぎる!

ウルグアイのスイーツは超甘い。

特産物のひとつ、ドルセ デ レチェ(甘~いキャラメルソースのようなもの)を甘いクッキーに挟んでチョコレートでコーティングしたお菓子や、焼いたメレンゲがよく食べられています。それらをコーラと食べるんだから、すごい。

日本の羊羹をウルグアイ人にあげたとき「これは砂糖はいってないでしょ?」と言われました。

3. 苦い!苦すぎる!

甘いだけじゃないんです。

ウルグアイ人の必需品、マテ茶

カップに入れた茶葉にお湯を注ぎ、茶こしと一体型のストローをさして飲みます。仕事も、散歩も、どこでも持って出かけます。

ウルグアイ人の必需品、マテ茶

これがとても苦い。初めて飲んだときは、タバコかと思いました。

マテ茶に慣れた頃には、ウルグアイにも慣れているでしょう。

トルタ・デ・フリータ(砂糖をまぶした揚げパン)を一緒に食べると、最高です。

4. 健康志向、環境考慮

肉食文化の一方、ベジタリアン、ビーガンの人口が増加しています。

グルテンフリーやオーガニックの食品も多く、キノアやチアシードなどのスーパーフードが安いです。

あと砂糖が入っていない食品(砂糖の代わりにステビアが入っていることが多い)も糖尿病やダイエットの人向けにあります。

また環境への関心が高い人が多く、プラスチックフリーでグラム買いができる食材店が人気です。

基本的な日本食材はスーパーや中華食材店で購入できます。

ウルグアイ産の日本米をお手頃価格で購入できるのも嬉しい。

今のところ味噌は手に入らず、ブエノスアイレスに行ったときに買うようにしています。

ウルグアイの気候と自然

1.過ごしやすい気候

ウルグアイにも四季があり、一年を通して過ごしやすい気候です。

夏は30度くらいになりますが、湿度は日本ほどではないです。日差しが強いので、日焼け対策は欠かせません。

冬は綿の薄手ダウンジャケットを着ている人が多いです。

夏でも夜は涼しくなることが多いので、トレーナーは一年を通して大活躍です。

ユニクロのようなプチプラなお店はないので、余裕があれば持ってくることをオススメします。

2.豊かな自然と野生動物

ウルグアイには海、(山はないけど)丘、大きな公園、緑がたくさんあります。

首都モンテビデオは海に面していて、海岸沿いが人々の憩いの場となっています。

特に夕暮れ時には沢山の人々が集まり、夕日を眺めながらお喋りを楽しみます。

完全に沈んだときには拍手が起こり、何とも言えない感動があります。

また、様々な野生動物が生息していて、アシカがみられるスポットは人気の観光地です。

色々な種類の鳥や大きなサボテンもあり、手つかずの自然を楽しめるでしょう。

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ウルグアイ人の魅力

1. ミ アモール

甘いものを食べて育ったウルグアイ人たちは、とても甘ーいです。

カップルや夫婦はお互いを「ミ アモール(私の愛する人)」と呼んだり、公共の場や家族がいても愛情表現をするので、「私愛されてるのかしら?」なんて不安はありません。

カジュアルな恋愛も多いようですが、一度相手を定めると一途で長く付き合うケースが多いです。

ちなみに、息子とお母さんもとっても仲良しなので、マザコン!とびっくりしないようにしましょう。

2.陽気でおしゃべり

ウルグアイは陽気でフレンドリーな人が多いです。

親戚とあつまると、テーブルのあっちとこっちで大声でおしゃべり。ジョークを言ってゲラゲラ笑ったり。違う話題が器用に交差して面白い。

近所の人やマンションの管理人とも、一度話し出すと止まらない。

特に日本のことについては未知のことのようで興味津々で色々聞いてくれます。

「サムライは今でもいるのか?」とか。

3. 思いやる心

困っている人やお年寄りを助ける姿が多くみられます。

新型コロナウイルスの影響で失業する人が多く厳しい状況下でも、夜九時になると医療関係者などをたたえる拍手が毎晩起こります。

「みんなのために働いてくれてありがとう」というメッセージです。

マンションのロビーには「代わりに買い物にいきます、○○号室に声をかけてください」という同じマンションに住む高齢者あてのメッセージがありました。

大変なときに他人を思いやることを忘れません。

魅力だけじゃない日本にはない側面

・ゴミ問題やホームレス

道路に設置されているゴミ箱の周辺に溢れたごみ、犬の運もそこらじゅうにあります。

ホームレスの方々も多く、歩いているとぷーんとどこからともなく匂ってきたりします。タバコのポイ捨ても見ますし、残念ながらあまりクリーンなイメージはないです。

日本の綺麗さ、マナーの良さに慣れていると少しびっくりするかもしれません。

・予定は未定

予定や時間に関しても自由、と言うよりとてもルーズです。

待ち合わせ時間になってからのドタキャンや、連絡なしの遅刻も普通です。

「明日行きます」というのは気が変わる可能性が高く、まさに予定は未定。

せっかく予定空けておいたのに!ということがよくあります。

謝ることもレアなので、正直イラっとしてしまいます。

仕事においては、出勤時間を毎日守るとプラス報酬がある職場もあります。

信頼感が大事な日本人にとっては、受け入れがたい現実かもしれません。

さいごに

自然豊かなウルグアイは、明るく思いやることを忘れない人々がいます。

日本人の生活に比べると質素かもしれないけど、愛する人と夕日を見に海に行く日常、お金で買えない豊かな生活がここにありますよ。

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