移住した私が伝えたい・南の島トンガ王国が持つ4つの魅力

移住した私が伝えたい・南の島トンガ王国が持つ4つの魅力

トンガ王国は、南太平洋に浮かぶ小さな島国です。

オセアニアにあり、170もの島々からなるポリネシアの王国。

フレンドリーアイランド」とも呼ばれています。

トンガ地図

ここトンガでは、日本にはない価値観を感じることができます。

生活、物価、仕事、文化などの側面からトンガの人々の日常を知り、新しいトンガ王国を発見してみませんか。

また、移住のための3つのビザも参考までに紹介します。

のんびりとした生活の魅力(気候、食事、住居、治安)

温暖な気候

トンガ王国は一年を通じて気温25℃前後です。

リラックスして過ごすことができます。

いろんな服や靴をそろえる必要もなく、日常はサンダルでOKです。

トンガの人々は突然のスコールも気にしていません。逆に喜んでいます。

「雨の中で遊ぶ」を表すひとつの単語が、あるくらいです。

スローフードな食生活

有名なファストフードのチェーン店はありません。

主食は「芋」です。 日本のお米のように食べられています。

伝統的な料理は「豚の丸焼き」「バナナの葉っぱで包んだ蒸し料理」などです。

何時間もかけて調理されます。

みんなが手伝って料理して、そしてみんなで楽しく食べるんです。

トンガの食事

最近はバナナの葉の代わりにアルミホイルが使われます。

オープンな生活空間

トンガでの住居は、基本「雨風を避けて寝る」が目的です。

料理は外で豪快に行われます。

食事も、おしゃべりも庭先で楽しんでます。

暑い夜なんかは、そのまま庭先で寝て朝を迎えます。

ちょっとしたキャンプ気分の日常です。

トンガは意外に治安がいい

真夜中でなければ、出歩いていても危険はありません。

もちろん外国人をねらう泥棒や強盗もいます。基本的には現地の人といれば安心です。

小さな島で暮らすトンガの人々はみんなが親戚みたいなものですから。

警察官の人もみんな知り合いなので「取り締まり」なども、ほのぼのしています。

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物価は高いが、生活費は安くできる魅力

・輸入品などは高い

トンガは島国ですので、輸入に頼っています。

品物に輸入コストがかかりますので、販売価格は高くなります。

その他、外国人向けのサービスや商品なども価格が高くなっています。

私たち外国人が生活スタイルを変えることなく暮らすには負担となります。

主な物価が高いと感じる商品・サービス

  • ガソリンなどの燃料
  • 自動車や関連部品
  • 家や部屋のレンタル料
  • お米やチョコレートなどの輸入食品
  • ビールやお酒
  • ホテルの宿泊料やフレンチ・イタリアン料理のレストラン
  • インターネットなどの通信費

などです。

一ヶ月の生活費は12万円だが・・

しかし、物価が高くても不思議と安く暮らしていけるんです。

筆者は少し広めの一軒家を借りていて、家賃は60,000円。

1か月の生活費は家賃込みで12万円程度でした。

その理由は、レジャーがないからなんです。レジャーがないというより、お金がかかるレジャーがないんです。

大きなショッピングモールもありません。

テーマパークも贅沢な温泉旅館もありません。

高級な焼肉店もないんです。

レジャーは「素晴らしい海」と「楽しいスポーツ」なんです。

そして「自分たちでつくる料理」です。

これがトンガのスタイルです。

はりきって贅沢しようとしてもお金を使う所がないんです。

トンガでの生活費は衣食住のシンプルなコストだけなんです。

トンガでシュノーケリング

シュノーケリングが楽しめます。

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自分のペースで仕事をする魅力。「自分でビジネス」がお勧め

筆者は、自営業者として仕事をしていました。

トンガでは個人事業をスモールビジネスといいます。

政府への登録手続きも簡単で、審査も厳しくありません。

税金に関する複雑な申請などもありません。

比較的、気軽に始められますのでスモールビジネスがお勧めです。

注)
・外国人には許可されていない業種がありますので確認が必要です。
・最新の情報はチェックするようにしましょう。

のんびりとしたプライベートを送りながら、自営業を営むというスローライフが味わえます。

「お客様は神様です」ではない

自営業者として仕事をする上で、日本との一番の違いは顧客との関係性です。

「お客様は神様です」という考えはまったくありません。

他の業者さんの態度を見ていると、逆に立場が顧客より上にも感じます。

そんなトンガでは、お客さまと良好な関係を築くことができます。

特に日本人は「親切・丁寧・まじめ」というイメージを持たれていますので他の業者さんよりも有利になれます。

度が過ぎる「顧客第一主義」がないトンガでは、自分のペースで仕事ができます。

文化の違いから学べる魅力

お金の重要性の違い

トンガの人々は、仕事に対する意識が私たち日本人とまったく違います。

余裕をもった時間の中で「お金を稼ぐ仕事」をしています。

「教会での仕事」「家族・親戚内での仕事」「家族のための畑仕事」が優先です。

要するに生きていくうえで、「お金」が日本ほど重要視されていません。

家族の役割分担に対する意識の違い

それでも「お金」は必要なものの一つです。

家族の中に、「お金を稼ぐ仕事」を役割としている人がいます。

男性は家の畑や家畜の世話をして、女性が職を持ち外で働くパターンが多くみられます。

日本とはちょっと逆に感じてしまいます。

しかし、どちらが家族の生活を支えているのかというと、男性です。

家族を支えるということが、「お金を稼ぐ」ではないんです。

貯金スタイルの違い

トンガの人たちは、親戚などグループをつくって貯金します。

貯金されたお金を共有するんです。

お金が手に入った人が貯金して、困っている人が使うんです。

なんでも分け合う文化があるトンガでは、「お金」さえも分け合うんです。

お金持ちだから評価が上がるのではありません。

そのお金をみんなのために使うと評価が上がるんです。

「時間」について

トンガはとってもゆっくりと時間が流れます。

待ち合わせも「朝」「昼」「夕方」とザックリした時間で約束されます。

  • 「明日」といえば「今週中」
  • 「今月」といえば「半年から1年間」

こんな感じで生活しています。

だれも「時間がない」なんて言いません。

みんな、たくさん時間があります。

日本人よりも「時間」に関して裕福な生活をしてるように感じます。

「時は金なり」の解釈が日本とは違んですね。

「日曜日」について

トンガの日曜日は仕事をすることが禁止されています。

大半がキリスト教徒のトンガでは「安息日」として扱われています。

スポーツも禁止です。

みんな教会で過ごすんです。

教会のあとは、みんなで食事を楽しみます。

外国人の私には、何もすることがない日曜日なんです。

お店も開いていませんし、レストランも営業していません。

それでも、徐々に「何もしない」を楽しめるようになってきます。

トンガの日曜日の風景

日曜日の風景

【参考】トンガに移住する3つのビザについて

トンガに移住するためのビザは3つ考えられます。

  • ビジネスによるビザ (自営業者など)
  • 就労によるビザ (会社や団体に雇用されている人)
  • 年金によるビザ (日本で年金を受給している人)

筆者の知っている日本人は、いずれかのビザで住んでいます。

「ビジネス」と「年金」については相応の金額を払えば5年分・10年分とまとめて取得できます。

気を付けるべき点

トンガの人の中には中国人によい印象を持っていない人がいます。

間違われないように日本人であるとのアピールが必要です。

普段は優しいトンガの人も、お酒を飲むと豹変する人がいます。

力もかなり強いので、酒場ではケンカに巻き込まれないよう注意が必要です。

「お金」に対する認識の違いで、お金を貸すとなかなか返ってきません。

また、医療が進んでいないため、 通院が必要な方にはお勧めできません。

さいごに

トンガは、驚くほど日本とは違った文化をもった国です。

文化の違いを理解しながらトンガスタイルで生活してみてください。

きっと人生の幅が広がると思います。

一度遊びに行ってみてください。

そしてトンガを感じてみてください。

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