ペルー特有の食文化。おすすめ料理から日本と異なる習慣・マナーも紹介

ペルー特有の食文化。おすすめ料理から日本と異なる習慣・マナーも紹介

ペルーの食文化について、どんなイメージを持っていますか?

私もペルーで暮らすまで、ペルー料理がどんな物か全く想像できませんでした。

ここでは、現地に住んでわかったペルーの食文化や食習慣についてご紹介します。日本の食事との違いなどあるので、比較してみてください。

ペルーの主食はお米やジャガイモ

ペルーの主食はお米かジャガイモです。

お米に関しては日本と変わりませんが、ジャガイモは日本では主食にはされていませんよね。

ペルーはジャガイモの生産が多く、5,000種類ものジャガイモが栽培されています。

市場やスーパーマーケットに行くと、ジャガイモだけ沢山種類があるので選ぶのが大変です。

日本で売られているジャガイモよりもサイズが大きいものが多く、長さが20cm以上あるジャガイモも売られています。

ペルーの食卓には必ずと言っていいほど、ジャガイモが毎回出てきます。

種類によって味が全く異なるので、毎日食べても飽きていません。サツマイモのような甘さを持つジャガイモもあるので、天ぷらにすると日本のサツマイモと同じ味がします。

ペルーのお米の種類も沢山あり、一般的に食べられているお米は細長いタイ米のようなものです。私は日本のお米が大好きなので、その食感に近いお米をずっと探していました。

友人に相談するとペルーには「アロス・ネバド」というがあり、このお米の食感は日本のお米に近いと教えてくれました。

実際に購入して食べると、日本のお米にそっくりで美味しかったです。

ペルーのお米ではおにぎりやどんぶりが作れませんでしたが、「アロス・ネバド」なら、日本料理を作る時にも重宝するので便利です。

5月30日はじゃがいもの日

ペルーには「じゃがいもの日」があり、5月30日は首都のリマにてジャガイモ祭りが開催されます。

ペルーには他にも、「鶏肉の日」や「ペルー料理の日」など食にまつわる特別な日が多く存在します。

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日本にはない変わった食材のスーパーフードが沢山ある

スーパーフードは普通の食品に比べて栄養価が高いことから、近年日本でも人気が集まっています。

日本でも海外から輸入されたものが売られていますが、ペルーではペルー産のスーパーフードが市場やスーパーで簡単に手に入ります。

キヌアはサラダなどにも使用できることから人気がありますが、ペルーのスーパーでは500gで6ソレス(180円)です。

チアシードも、1kgが15ソレス(450円)で売られています。

スーパーフードが破格で手に入るので、健康に興味がある人はペルーで大量に購入して日本へ帰国する方もいます。

市場ではフルーツのルクマやピタヤなども1つ1ソル(30円)で売られていて、非常に安い値段で手に入れることができます。

チアシードのジュースも屋台で売られていて、一杯1ソル(30円)で売られています。ペルー人はあまりスーパーフードの認識がないみたいですが、自然と体に良い食べ物を食べていることは良いことです。

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ペルーの代表的な料理

ペルー料理は世界からの評判も良く、ペルー料理を食べることを目的に旅行に来る観光客もいます。

ペルーには沢山の代表的な料理があり、どの料理もとても美味しいです。

・セビーチェ

セビーチェは最近では日本でも人気があるようで、ペルー料理でも一番有名な料理です。

セビーチェは魚を生たまねぎ、レモン、唐辛子、ニンニクと和えて食べます。サツマイモやレタスも添えてあり、見た目がとてもきれいです。

ペルーは海に面していて、新鮮な魚を食べるにはセビーチェがおすすめです。

・ロモ・サルタード

ロモ・サルタードは、牛肉、たまねぎ、トマト、唐辛子を炒めて、醤油や酢で味付けをします。

盛り付けには、ポテトフライとご飯も付いてくるのでボリューム満点です。

ペルー人で、ロモ・サルタードが嫌いな人はなかなかいません。家庭でも簡単に作れるので、週に1回のペースで作られます。

カウサ・・日本で食べるポテトサラダに似ていますが、味付けにレモンを使っています。ジャガイモを潰して、鶏胸肉を茹でたものを手で割いてジャガイモと一緒に食べます。風味が良く食べやすいので、ついつい沢山食べてしまう料理です。私もペルー料理で一番好きな食べ物はカウサで、ペルーに来た友人には必ず勧めています。

ペルー人は日本と同じ1日3食。

ペルー人も日本人と同じで、一日3回食事を取ります。

食事面で日本との大きな違いは、ペルーは昼に食べた食事と同じものを夜も食べます。

昼に余る料理を夜も食べるか、夜中にパンとジャムなどを食べます。

日本では夜ご飯は豪華なイメージですが、ペルーでは昼ごはんが豪華で夜ご飯は質素です。

お母さんが料理をするのは、朝と昼の2回で、夜ご飯を作る人は非常に少ないです。そのため、ペルーでは夜ご飯は屋台で済ませるという人も多いです。

日本と異なるペルーの食習慣

・朝食に米は食べない

ペルーと日本の食習慣の違いで一番目立つのは、朝食にお米を食べないことです。

ペルー人は朝にパンを食べますが、お米は全然食べません。

朝起きてパン屋さんへ行って、パンを家族の人数分買うのが習慣です。お米自体は食べますが、朝にお米を食べる姿を見たことがありません。

・炭酸飲料が多い

また、ご飯を食べる時の飲み物にも違いがあり、日本で食事中に炭酸飲料水はあまり飲むことがないと思います。

ペルーでは昼ごはんを食べる時には多くの人が炭酸飲料水を飲みます。

健康を考えた時に炭酸飲料水ばかり飲んでいると、病気にかかりやすいので危険です。

・魚は夜食べない。鶏肉が多い

日本では夜ご飯でも魚を食べますが、ペルーでは夜ご飯に魚を食べる習慣がないです。

魚を夜に食べるとお腹が痛くなると言われていて、夜に魚を食べることがないようです。

魚料理を食べられるレストランも、夜中になると閉まっていることがほとんどです。

肉でも牛・豚・鶏とありますが、ペルー人は基本的に鶏肉ばかり食べます。

ペルーの家庭料理のほとんどが鶏肉を使うことと、鶏肉が一番安いのが理由だと思います。牛肉を食べる人はいますが、豚肉は滅多に食べる姿を見ません。

日本ではバランス良く肉を食べますが、ペルーでは鶏肉のみ食べる頻度が多いのでバランスが悪いです。

食事の時のマナーはある?

日本では食事の際に色々とマナーがありますが、ペルーでは食事の際のマナーが特にありません。

日本ではご飯粒を1粒も残してはいけないと教えられますが、ペルーではお米や野菜などを残すのが当たり前です。

ペルーに来てショックな出来事は沢山ありましたが、その一つがご飯を当たり前に残すということです。

ペルーでは貧しい人も多く、食事を満足に取れない人もいますが食への感謝が足りないと強く感じます。

家族が教えるのが一般的ですが、大人も同じようにご飯を残すので教える人がいないのです。

一方、ペルーの良いマナーは家族で食事を取る際にテレビなどを見ることなく、家族の会話を楽しむということです。

ペルー人と食事をするたびに、日本にある食事のマナーをペルー人にも学んでほしいと日々思います。幼い頃から食事のマナーは習慣付けないと、大人になって急に身に付けることができません。

ペルーの食文化まとめ

ここでは、ペルーでは一日何回食事を取るのか、ペルーと日本の食事で異なる点などをご紹介しました。

日本での食事と異なる点が多いので、いきなりペルーに移住すると慣れるまでに時間がかかります。

ペルーに滞在される方は、是非今回お伝えしたペルーの代表的な料理を食べてみてください。

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