ニュージーランドの高校留学で注意するべき5つの事

高校留学には、多くの心配事がつきものです。

「学校生活で何を心がければいいのかわからない」
「まだ高校生だし、英語力に不安がある」

などなど…。

そのため、この記事では、ニュージーランドの高校留学を成功させるための5個の注意点をまとめました!

心がけることで、留学生活をより前向きに楽しくできること間違いなしです。

英語の勉強はしっかり行う

まず一つ目に注意するべきなのは、英語の勉強を継続して行うことです。

留学すれば勝手に英語力が伸びる、などはよく耳にしますが…。

実際それは、半分正解で半分間違いです。

では、どんな勉強を自力で行い、どんな勉強はしなくてもいいのでしょうか?

勉強すべきこと

留学中も継続して行うべき勉強は、

  • 単語の暗記
  • 日常会話で使用する言い回し・フレーズの習得
  • 文法の習得(必要であれば)

などです。

基本的な単語であれば、生活していく中で自然と身についてきます。

しかし、単語帳などを活用してアカデミックな単語をきちんと学んでおくことで、学校での勉強も含め、高校生活での英語表現の幅が一気に広がります。

また、SNSやインターネットを活用して日常会話上での言い回しも学んでおくことで、より効果的にボキャブラリーを増やしていきましょう。

こうした勉強は地道で大変ですが、怠ってしまうと、後で(帰国後などに)後悔することになってしまうかもしれません…!

勉強しなくていいこと

逆に勉強しなくてもいいこととしては、

  • 英語のリスニング
  • 発音

などが挙げられます。

こうした力は、日常生活を送るうえで自然に身についてくるので、無理に勉強を頑張る必要もないでしょう。

学校の友人やホストファミリーとの会話、現地人の先生の授業などを通じて、おのずと耳は培われてゆくはずです!

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日本の常識にとらわれすぎない

二つ目の注意点は、日本の常識にとらわれすぎないことです。

文化的な違いはもちろんのこと、社会的な習慣、人間関係での常識など、日本とニュージーランドには多くの違いがあります。

日本で暮らすうえで私たちは日々多くの価値観や常識に触れていますが、ニュージーランドではかえってそのような常識が非常識にあたることもあります…。

ではどのような違いがあるのでしょうか?

さまざまなジャンルの常識について、いくつかピックアップしてみました!

日本よりも上下関係は少ない

ニュージーランドにも、上下関係は少なからずあります。

しかし、日本のそれよりもかなり緩い関係で、先輩後輩関係に至ってはそもそも存在しません。

なので高校やクラスによっては、先生の名前をファーストネームで呼ぶところまであります。

あまり先生にビクビクせず、積極的に関わることでかえって好印象を抱かれることでしょう!

挨拶は必須

ニュージーランドに関わらず、海外の人たちは基本的にフランクでフレンドリーです。

友人や先生、ホストファミリーに挨拶をするのはもちろんですが、ニュージーランドでは、バスのドライバーやお店の店員さんにも挨拶を欠かしません。

お客さんという立場であっても、’Hi’や’Thank you’を明るく言わない人はぶっちゃけかなり浮きます!

私としても、そういう人を見かけると「機嫌が悪いのかな」や「近寄りがたいな」という印象を抱いてしまいます。

ですので、想像よりも積極的に挨拶しちゃうくらいがちょうどいいと思います!

相手の考え・価値観は否定しない

相手が誰であっても、本人が思っていることや抱いている感情は否定しないようにしましょう。

ニュージーランドに限らず、海外の人たちは自分のもつ考え、価値観を日本の人たちよりも強く大事にします。

そしてそれは、相手のもつ価値観を相手のものとして、きちんと「リスペクト」することの大切さも含みます。

ですので、自分の考えや価値観をしっかりと主張し、相手の意見もより注意深く尊重するようにしましょう!

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ホストファミリーには敬意を

次は、ホストファミリーに関する注意です。

ほとんどの高校留学生は、現地の家庭のもとで滞在することになると思います。

ですので、ホストファミリーとの友好な関係は、高校留学を成功させるにあたってとても大事なことです。

ホストファミリーと快適に生活するために意識すること、ニュージーランド独特の注意点などは具体的に何なのでしょうか。

料理は家庭によってバラバラ 苦手なものはきちんとNOを

ニュージーランドは多国籍国家です。

ですので、ステイする家庭によって人種もバラバラなので、出てくる料理もさまざまです。

私の友人は、ステイ先のインド人の家庭で毎日カレーを出されていたそうです…。

ですが、苦手なものにはきちんと「食べられない」という旨を伝えないと、ホストファミリーは気づいてくれません。

むしろ気を遣って無理に食べる方がお互いにとってマイナスなので、キッパリとNOを伝えちゃいましょう。

靴は自分の部屋などに置いておく

一般的な海外の家庭のイメージだと、家の中は土足で過ごすように思うかもしれません。

しかしニュージーランドでは、家の中では靴を脱いで裸足です。

ですが、多くの家は玄関が狭く、靴箱などを置いていない場合もあります。

ファミリーの他の人たちの邪魔にならないよう、そんなときは自分の部屋などに靴を毎回保管しておくようにしましょう(土足NGですが、靴を床に置いてしまっても大丈夫な場合が多いです。ですが、確認はするようにしましょう)。

朝の洗面所は混みがち

ニュージーランドでは、シャワー・トイレ・洗面台が一つになっている家庭が多いです。

なので、朝の通学前はとても混雑します。

朝シャワーや洗面台の長時間使用などでバスルームを独占してしまうと、ファミリーたちの通学や通勤の邪魔になりかねません。

ですので、特に登校前の洗面所利用は配慮をもって行うようにしましょう。

人との交流は積極的に

現地の生活に慣れるためには、何よりも人と積極的に交流することが大切です。

とくに高校留学は単身で行うものなので、精神的な面でも、他者と関わりをもつことは大事でしょう。

ですが、とくに日本人との交流はしすぎないように心がけましょう。

もちろんまったく交流するなというわけではありませんが、ついつい言葉の通じる人と接していると、英語力の上達が遅れてしまうことが多々あります。

自分の英語力を高め、海外での生活に慣れるためにも、現地の人々との交流は必須です。

  • 語学
  • 文化体験
  • 人としての成長

特にこれらの点に関して、人との積極的な交流はとても大事といえるでしょう。

ゆっくりと時間をかけてもよいので、勇気をもって色々な人との交流を楽しんでください!

一人で抱えこまない

最後に重要なことは、一人で抱えこまないことです。

先ほどお伝えしたように、高校留学は基本的に単身で行うものです。

多くの人は、人生で初めて親元を離れ、見ず知らずの土地でいきなり生活していくことになります。

そこで悩みが出てきてしまうのは当然なのですが、一番やってはいけないことは、その悩みを一人で抱えこんで身動きが取れなくなってしまうことです。

悩みをしっかりと打ち明けられず、心を病んでしまった日本人留学生は何人もいます。

そうなる前に、日本の家族や友人、留学エージェントの人(利用していれば)に悩みを打ち明けてみましょう。

また、多くの高校では留学生のための専用センターがあるはずです。

学校の先生や職員さんも、親身に相談に乗ってくれるでしょう。

さいごに

ニュージーランドの高校留学について、イメージを掴んでいただけたでしょうか。

今回はざっくりと5つに注意点を分けてご紹介しましたが、何を言ってもご自分の力で経験を深めていくことが大切です。

この記事を読んでくださった方が、ニュージーランド留学を成功させることを祈っています!

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