未注目の移住先!ランカウイ島が持つ魅力とは

ランカウイ島移住

マレーシアは10年以上連続で「移住してみたい国No.1」で、日本人移住者に人気の国でリタイヤ・セミリタイヤを考えている方の移住先としてとても注目されています。

最も日本人移住者に有名があるのはペナン島ですが、実はペナン島よりより移住向きの素晴らしい島があります。

それがランカウイ島です。

これまで注目されなかったランカウイ島、移住先として選択肢に入れたいランカウイ島の魅力をご紹介します。

マレーシアは長期滞在に適したビザ取得が簡単

まず最初にビザについては触れておきます。

海外移住を考える時、まず問題になるのがその国のビザです。

ビザ取得のルールがゆるい方がロングスティに適していますし、長く住める可能性も広がります。

・マレーシアはビザなし滞在が90日

マレーシアは日本のパスポート所持者に対して90日のノービザ滞在を許可していますので、特別にビザを取得しなくても3ヶ月間滞在することが可能です。

中にはこの制度を利用して90日のリミットが迫るとインドネシアやシンガポール、タイなどに一時出国し滞在日数をリセットする、いわゆるビザランをする人もいますが、年間180日以上滞在していたら次回は入国拒否や滞在日数制限を受けることもあります。

近年ではこうしたビザランの取締が厳しくなっており、制度基準も日に日に変わりますので、注意が必要ですが、それでも他の国より圧倒的に入国審査基準は緩いと言えます。

・10年間の滞在許可・MM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)VISA

イミグレーションで申請許可し、条件を満たしていたら10年間のロングスティが可能になるビザで、申請書類が煩雑な為、代行業者を使うことが一般的です。

関連記事:私がマレーシアのMM2Hビザを取得した決定的な理由

まずはお試し移住としてノービザで90日間短期滞在、その後本格的に移住を考えてみるのも良いですね。

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海外移住先として注目され始めている「ランカウイ島」

マレーシアでの移住先として特に人気があるのがペナン島ですが、そこから100kmほど離れた場所にランカウイ島はあります。

  • ランカウイ島はタックスヘイブンの島で非常に税金が安いこと
  • 免税店が多く嗜好品などが格安で購入できること

ら旅行先としても、長期滞在先としても人気があります。

ペナン島と比べて田舎の島という印象は拭えませんが、病院もデパートもありますし、日本食レストランもありますので、特に不便なことはありません。

ペナン島まで飛行機で30分程度、2000円も出せば行くことが可能ですし、ダイレクトにタイのバンコク、シンガポール、クアラルンプールに定期便が就航していますので他国への移動やマレーシア国内の移動も不便な点は見当たらないでしょう。

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生活費は抑えられる!ランカウイ島での食費は一食200円程度

生活費はかなり安く、例えば街のブッフェスタイルのレストランでは200円程度で食べることができます。

中国系・マレー系・インド系・パキスタン系の人々が共存する島ですので、多国籍な料理を堪能できるのもランカウイ島の特色のひとつです。

中華系レストランでは海の幸を堪能できるレストランが多く、いつも観光客で賑わっています。インド・パキスタン系レストランでは本格的なカレーを食べることが出来ます。

マレー系料理はリーズナブルな店が多く、長期滞在する場合チョイスすることが多くなるのですが、タイ料理と違い極端に辛い料理はほとんどなく、日本人向けの味と言って良いでしょう。

普段食べる料理が格安で、私達日本人に合い毎日不自由無いという事は移住の最大のポイントとなるでしょう。

ランカウイは住まいも格安

移住生活で特に心配されることが多いのが住まいの問題です。

借り方や相場が分からないのは大変ですね。

ランカウイ島のコンドミニアムは部屋のオーナーが各自いて、コンドミニアムのレセプションに行けばすぐに部屋のオーナーと連絡を取ってくれます。

日本の様な不動産会社は無く、個人同士の契約と考えてよく保証人も必要ありません。

前家賃と1ヶ月分のデポジットだけで借りられますので、日本のマンスリーマンションと同じです。

ランカウイの家賃の相場はクアタウンでスタジオタイプ(1Rマンションと同じ間取り)で1万円程度ですので、日本と比べてもかなり安く滞在することができます。

物件探しのヒント

部屋の探し方は主に目星のコンドミニアムやアパートのレセプションに直接聞いてみる方法と、部屋探しの専門サイトを利用する方法があります。

iprperty.com:https://www.iproperty.com.my/rent/

このサイトは不動産オーナーと借りたい人をマッチングするサイトで、マレーシア全域をカバーしています。

まずこのサイトでめぼしい地域・物件を探して実際に内覧すると良いでしょう。

注意する点は、満室であっても空きがある様に掲載している場合が多いので、遠方であれば事前に確認するか、候補を複数決めておくことです。

美しい海と白いビーチ

島の南側に行くと、ランカウイ島で最も有名なチェナンビーチがあります。

3kmも続く白い砂浜はゴミひとつ落ちておらず、非常に整備されています。

波も年間を通して穏やかで、小さいお子さんでも十分楽しめますし、ビーチには多くのホテルやビーチバーがあり、ゆっくりとした時間を過ごすことが可能です。

マリンスポーツのアクティビティも充実しており、パラセーリングがジェットスキー、バナナボートなど安い価格で楽しむことができます。

その他にも船で釣りを楽しむツアーもありますし、近隣の島を巡るホッピングアイランドツアーもあり、飽きること無く毎日を過ごすことが出来ますね。

山の自然も堪能できる

ランカウイ島はビーチリゾートとして人気がありますが、海だけでなく山の自然もあり、トレッキングやジャングルツアー、川下りなどアクティビティレジャーには事欠きません。

いくら海が好きでも、毎日海ばかり見ていたら飽きてしまいますが、こうした海と山と自然に変化があるのは、長期的に住むにはとても大切なことです。

ランカウイ島には深いジャングルがあり、有名無名な滝があります。こうした場所にトレッキングをするのも日本では体験できない自然を満喫できます。

さらに立派な18ホールのチャンピオンコースを有するゴルフ場もありますので、ゴルフ好きの人にもたまらないですね。

ランカウイ島民の人柄治安の良さは他には無い特徴

残念ながらマレーシアには今でもひったくりや置き引きと言った犯罪が多くあり、それはペナン島でも同様に増加傾向にあります。

その他にも日本人を狙った寸借詐欺やカード詐欺といった犯罪行為も多く、在マレーシア日本大使館も頻繁に注意喚起をしているのが現状です。

ランカウイ島にはこうした犯罪を聞いたことがありませんし、ぼったくりをしてる店も全くありません。

マレーシアの中で最も治安の良い地域のひとつと言って間違いなく、島民の中には鍵がない家もちらほらあるくらいです。

クアラルンプールに行って、「マレーシア人はこういう人達だ」と思っているのであれば、ランカウイでその価値観は180度変わるでしょう。

ランカウイの地元の人にペナン島について聞くと「騒がしい島で、人間が忙しく生活している」というほどですので、ランカウイがどの様な島か想像できるのではないでしょうか。

ランカウイ島への移住をおすすめしたい理由

海外の移住先として候補地を探す時、何を基準にしているでしょうか。

多くのリタイヤした移住者は「物価の安さ」と「宗教」で、選ぶ傾向があるようです。

年金で生活費を十分まかなえるほどの物価の安さ、宗教を考える必要のない土地柄など。

確かにそれらは移住する条件としてとても重要な事ですが、最も重要な「長期的に住むことが可能か」という点、その条件として物価の安さ以外で考えてみることも大切です。

・コミュニケーションが取れる事

英語が全く通じない国に行くと、1から現地の言葉を覚えなくてはいけません。

それはかなりハードルの高いことと言えますが、ランカウイ島の人はほどんどが英語を話すことが出来ますので、その苦労をする必要は全くありません。

・食事が日本人に合う事

特に日本人が苦手な香草類を使った料理、辛い料理が中心の国での食事は、たまに食べるには美味しく感じるでしょう。

しかし、それを毎日食べるとなると話は違います。

観光でその土地に行くときは、食事も半分レジャーですが、ロングスティをしている人にとっては日常です。

毎日食べられる料理がその国にあるか、それは海外に長期滞在する場合大変重要なポイントとなります。

日本人が移住したい国No.1のマレーシアの中でも、特に住みやすいと言えるランカウイ島を移住先の候補として外すのは絶対にもったいない話です。

一度は訪れて実体験としてランカウイを感じてみる事をおすすめします。

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