※この記事はせかいじゅうサロンの「移住ストーリー」企画で、紹介された内容です。
みなさま、初めまして!
この11月からイタリアの音楽院に通っております、辻本と申します。
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イタリアで暮らし始めてまだ3週間あまりですが、今だからこそのリアルな記録をこちらでシェアさせて頂きたいと思います。
留学前
自己紹介、渡伊前のこと
私は現在23歳の学生です☺︎
イタリア、ヴェネト州の音楽院の修士課程に在籍し、クラシックピアノを勉強しております。
幼い頃から音楽を専門的に勉強していた為、留学願望はいつからか思い出せない程前からありました。
大学1年生の頃から本格的に留学先探しを始め、大学を卒業した後、直後にコロナ禍になり、一年の延期を経てこの11月から留学しています。
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大学卒業後に留学する事を決めていたので、
ニューヨーク、ドイツ、イタリア、オーストリアなど、様々な国に何度も1人で足を運び、音楽講習会を受け、将来就きたい先生を探し歩いていました。
そんな中で、現在イタリアへ留学する理由となった現在の先生(イタリア人)にNYで出会い、
先生のご指導、お人柄、そして先生の演奏に魅了され、イタリア留学を決めました。
準備、手続き
イタリア留学の第一関門、VISA申請です…。
イタリアは何もかもがスムーズに行かない事で有名ですが、その通り!!笑
特に今のご時世、コロナウイルスの影響で例年から制度が色々と変更になっています。
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私の場合、
今年の8月からピアノの関係で外国におり、そのまま受験のため1ヶ月ほどイタリアに滞在
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合格が分かってから帰国
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日本で10日間隔離
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VISAの申請
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授業が始まる前にイタリアへ
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というスケジュールでした。
VISAの申請から渡伊は、5日間しかありませんでした。💦
1回目の提出で許可されることは滅多になく、仮にうまくいっても3週間はかかると言われていますが、調べに調べ、入念に準備をし、5日間で無事に手に入れることが出来ました。
コロナ禍なために留学や移住する方がへっているからか、例年よりもスムーズに対応して頂けるのかも知れません。
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他にも、全てイタリア語での願書、イタリア語での学校とのやりとりや入学手続き、その他諸々母国語でない言語での手続き等は気が滅入るほどに大変でした。
(私はイタリア語が全く話せません…)
イタリアは受験日、合格発表日、授業開始日など、何もかもが明確でなく、前日、若しくはその時にならなければ分からないので、予定を組むのは恐ろしく大変でした。
受験当日は、本当に受験⁉︎と思うほどにルーズだった為、緊張することなく終える事ができました☺︎
留学直後
現地の様子、大変なこと
私の住む街は結構な田舎の自然あふれる街で、良い意味でイタリアらしくありません。
ですが、田舎街なあまり、物件が全くありません。
こちらに来て一番苦労したかもしれません。そして、今も尚解決はしていません…
イタリアではシェアハウスが一般的ですが、
私はグランドピアノを置き、また練習を沢山しなければならない事もあり完全なプライベートなお家を探していました。
仮に楽器云々を考えないとして
ただ一人暮らしをするだけのお部屋でさえも
ありません。田舎への留学では大変なポイントです。
探し始めて1ヶ月経ち、学校の事務の方のツテで漸く住む場所が見つかりましたが、それでも色々トラブルがあります。
家は出来るだけ早くから探しておくことをお勧めします。
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また、滞在許可証申請、家の契約、履修登録、授業等、着いて1週間はまともに食事も出来ず、様々な場所に出向き、手続きをする日々でした。げっそり痩せました😅
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そして今も尚、滞在許可証、家の契約、個人番号の取得など…様々な手続きは終える事が出来ていません。。
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基本的に物事がスムーズにはいかないので、
「きっと今回も何か事件が起こる」と思いながら毎日過ごしています。笑
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ネガティブな事ばかり書いてしまっていますが、
イタリアには心温かい、面倒見の良い人達が多いです。
まるで親のように気にかけてくれます。その優しさに何度も何度も救われています☺︎
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まだイタリアへ来て3週間しか経っていないため、休日を楽しんだり、美味しいお食事をしたり、イタリアでのバカンスを楽しむのはこれからです。笑
今後挑戦したいこと
何より、イタリアへ来た目的はピアノです。その為全てピアノに関連してしまいますが…
イタリアで生活するなかで、あまり神経質にならず、心穏やかに、寛大な人間になりたいと思います。
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また、EU圏なので、イタリアから隣の国へ行くのがとても簡単です。
様々な文化や土地を知ることが出来るチャンスが沢山あります。
少し足を伸ばせばすぐに隣の国へ行けてしまいます。
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私はイタリアにいる間に、
様々な国に足を運び、修士課程卒業後の次の留学先を探そうと思っています。
どうしてもピアノのことになってしまうので細かな事は割愛しますが、
様々な舞台、国で演奏し、演奏の経験を積めるよう積極的に行動していきたいです。
サロンメンバーの皆様へ
私自身、皆様の投稿を拝見し、
大変なのは私だけじゃないんだ、夢に向かって努力している人がこんなにいるんだ!私も頑張らなきゃ。
と、勇気を頂いております。
今回は渡伊直後ということで、留学における第一段階での大変さをひたすらに語ってしまいましたが、
同じような状況にいらっしゃる方に、
“大変なのは私だけじゃない”と、少しでも心の支えになってれば良いなと思います。
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そして、先輩方、様々なアドバイスを頂ければ幸いです☺︎
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この様なご時世ですが、皆様にとって人生が豊かになるような経験が沢山出来ますことを
心から祈っております。
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お読み頂き、ありがとうございました!
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