※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者ピックアップ」企画で、紹介された内容です。
せかいじゅうサロンの皆さんはじめまして。
お仕事等で移住されている方が多い中で恐縮ですが、イングランドのサウサンプトンに大学留学している粟井と申します。
高校まで日本で育ち、大学からは電気電子工学の専攻でサウサンプトンにおります。
主観と偏見に満ちた紹介になりますが少しでもお楽しみいただけますと幸いです。
都市の紹介
サウサンプトンは人口25万人ほどの中小都市で、中世から港町として、近年では港湾業と大学産業を中心に地域経済を回しています。
ここ10年ほどでかなり再開発が進んだそうで、第二次世界大戦でドイツの空襲を受けてからあまりテコ入れされてこなかったエリアに新しいフラットが立ち並んでいます。
全人口の10%ほどが学生で、学生以外の大学スタッフを合わせるとかなり大学に頼っている感じがあります。
観光やホリデーの行き先には間違ってもならないような場所ですが、ピルグリムファーザーズをのせたメイフラワー号やタイタニック号が出港した地であることから海洋関係の博物館があったり、道路や劇場、大学寮の名前にメイフラワーが使われていたりします。
現在でも大型のクルーズ船が頻繁に寄港/帰港しており、それに応じてそこそこ大きなショッピングモールもあります。
伝統的にイングランドでシティーと呼ばれる都市には大聖堂がありますが、サウサンプトンは1964年に特別にシティーに格上げされたため大聖堂はありません。
現在は大聖堂がなくてもシティーとなっている都市は18あります。
ライフスタイル
2019年は学生寮でシェアフラット、2020年はスタジオフラット、そして今年の夏からはシェアハウスをします。金額は学生寮が一番高く、シェアハウスが一番安いです。
学生寮は誰と同じフラットになるか選べませんが、シェアハウスは選べるので考え方によってはリスクが低いと言えるかもしれません。
スーパーマーケットに売っている食材は、手が加えられていない生の食材は非常に安く、一方の加工食品やお弁当などにはしっかりと値段を上乗せされている印象があります。
イングランドといえば雨が有名ですが、雨と同じくらい晴れる時間もあります。
天気予報はほぼ当たりませんし、テレビ等で放送される天気予報はあまりに簡潔すぎて役に立ちませんが、真剣な話題からの箸休めにはちょうどよく計算されていると思います。
就職・転職市場に関する雑感
2021年の1月から、日本に一時帰国しないことを見越してインターンシップを探しはじめました。
5月になってようやく内定を獲得し現在はデータベースやWebサイト制作に関わる仕事をしています。
それまではおそらく100を超えるような、数えきれないくらいの応募をし、その中で試験や面接などの反応があったのはSky TVやArmを含む5社だけでした。
履歴書の代わりとなるCVのコツを掴んだら反応が増えたと言っても良いのかもしれませんが、個人的に一番効果があったと思うのは、この求人をどこで知りましたか、の質問を必ず嘘でも従業員の紹介にすることです。小さい会社ではバレますが大きな会社ではトライする価値があるかと思います。
今年卒業する友人や去年卒業した友人も仕事探しには苦労している印象で、運よく見つかった人もいますが医学系を除き少数派の印象です。
今後やってみたいこと
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海外の大学生が英語を教えるビジネスを立ち上げ、Minimum Viable Productとして顧客の獲得を目指していましたが、現在は停止しています。
現在考えているのは自動車で日本に帰ることです。ただ日本とロシアを結ぶ定期フェリーの運航がなくなってしまったので極東ロシアまで行って折り返すか飛行機で少し日本に立ち寄るかになると思います。
サロンメンバーさんに伝えたいこと
自分の力で生きているわけではないので恐縮ですが、若さと突拍子の無さで面白いことをやってみたいと思います。
皆様から学ぶことの方が多いですが何卒よろしくお願いいたします。
ご質問などございましたらコメントよろしくお願いします。
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