オックスフォードは、人口は約15万人、イギリスの首都ロンドンから約80kmほど北西にあるヨーロッパ屈指の大学都市です。
イギリス第2の都市バーミンガムからも約100㎞弱とほぼイギリスの2大都市を結ぶ線の真ん中に位置しています。
丘陵風景の美しいコッツウォルズ地方の東の拠点としても有名です。
国際的に有名なオックスフォード大学、ロンドンにほど近い便利なロケーション、そしてイギリスらしいみどりの丘が美しいコッツウォルズ地方と、観光にはもちろん、住み心地抜群のオックスフォードの魅力をご紹介します。
1.ロンドンやヒースロー空港へ24時間アクセスが可能なロケーション
ロンドンへのアクセス
オックスフォードからロンドンまでは電車で約1時間弱。
一時間に2本ずつロンドンの主要駅、パディントンとメリルボーンまでの直通電車があり、毎日通勤している人もいます。
また、時間は2時間と多少かかるものの、片道9ポンド、往復15ポンドというとってもリーズナブルな値段の高速バスもありこちらは24時間20分おきに走っておりとても便利です。
参考:https://www.oxfordtube.com/
ウェストエンドでミュージカルを楽しんだり、世界トップクラスの大英博物館や美術館めぐりをしたり・・・ということも日帰りで気軽に楽しめます。
のんびりとして、治安のよいオックスフォードにいながら、気軽にロンドンにも遊びに行ける、最高のロケーションです。
イギリスの玄関口ヒースロー空港へのアクセス
ロンドンヒースロー空港は、ロンドン西部に位置し実はオックスフォードとは60km程度しか離れていません。
そのため、オックスフォードからヒースロー空港までは直通のバスが24時間走っておりピーク時は30分毎と、アクセス抜群。所要時間は約90分、片道23ポンド、往復で購入すると30ポンドとお得です。
国内線やヨーロッパ間のLCCも多く発着するロンドン南部にあるガトウィック空港にも同様に24時間バスでのアクセスが可能です。
参考:https://airline.oxfordbus.co.uk/
2.オックスフォード大学の洗練された街並み
オックスフォードといえば、世界1の大学と言われているオックスフォード大学!(タイムズ紙による2019年世界大学ランキングより)
英語圏では一番古くの設立といわれ、12世紀には現在のカレッジに相当するものが存在していたそうです。
令和天皇も皇太子時代にマートンカレッジに、そして皇后雅子様も外交官時代にべりオールカレッジに留学されていたことで有名です。
オックスフォード大学は約40のカレッジからなり、街自体が点在するカレッジを囲むようになりたっています。街を歩くだけで、厳かな建物に囲まれ知的な雰囲気を味わえる街並みです。
オックスフォード大学のほとんどのカレッジは一般にも開放されているので、カレッジ巡りをするのも楽しいと思います。映画「ハリーポッター」でさながらの風景が見つけられますよ。
3.隠れた水の都オックスフォード、テムズ川とカナル(運河)
ロンドンまで流れるテムズ川は、オックスフォードの町の中心を流れており、街中なのに川沿いはとってものどかな雰囲気。
ボートレースをのんびり眺めたり、ジョギングやウォーキングを楽しんだりと憩いの場になっています。
テムズ川沿いの公共のフットパスは、国によって管理・整備されており様々な季節にウォーキングを楽しみことができます。
テムズ川の源泉からロンドンまで約300kmのフットパスを歩いてロンドンまでいくこともできるんですよ!
4.コッツウォルズ
美しいみどりの丘陵にのどかにいる無数の羊。
はちみつ色の家が連なるコッツウォルズは、だれもが一番に思い描くイギリスの田舎かと思います。
Private Guided Tour of Oxford, Cotswolds, Stratford-upon-Avon & Warwick Castle
Book Online: https://t.co/gdQKGTEylJ
Customer Support: +44 2035002727#Oxford #Oxfordtour #Cotswolds #cotswoldstour #Stratford #stratforduponavon #tour #travel #daytour #tourism #Londontour pic.twitter.com/ndZZiVhfzX— Goranga Ltd. (@gorangaltd) 2019年8月14日
オックスフォードはそのコッツウォルズ地方の東の玄関口と言え、車で30分ほどのドライブでコッツウォルズ地方の美しい風景に出会えます。
小さな村が点在しており、昔ながらのパブをめぐるのも休日の楽しみ方になるでしょう。
5.移動は自転車でどこでも楽々
オックスフォードは半径4km程度の街で、お店などが集中する市街地は半径1kmほどのこじんまりとした都市です。
そのため、市内の移動はバスも便利ですが一番のおすすめは、自転車!交通渋滞やバスの時刻を気にせず行きたいところにいつでも行けます。
ただし、暗いときにはライトが義務づけられているのでお忘れなく。
また、安全上ヘルメットもぜひ用意しましょう。
6.良質な語学学校が豊富
オックスフォードは大学だけではなく、質の高い語学学校もたくさんそろっています。
数週間程度の短期の英語留学から、オックスフォード大学など正規の大学・大学院留学を目指した語学コースなど目的に応じて多くのコースが選べます。
中学生や高校生を対象とした語学学校や現地の学校への準備学校も多くあり、その後有名高校、そして大学への進学を目指している若者も世界中から滞在しています。
7. ベジタリアンや自然保護に積極的なコミュニティ
インターナショナルで教養のある人も多く住むオックスフォードでは、さまざまな食文化を取り入れたり、環境問題への取り組みもとても積極的です。
たとえば、ここ数年イギリスでも増えつつあるヴィーガン食(乳製品や卵もたべないベジタリアン)も注目されており、ヴェジタリアンやヴィーガン専門のカフェやレストランも増えてきました。
また、プラスチック問題など環境問題の視点から、いちはやくプラスチックのストローを廃止を推奨したり、スーパーでもパッケージなしのはかり売りの野菜や果物も多く、とってもエコな街です。
8.日本人コミュニティもあり
ロンドンほどではありませんが、オックスフォードには日本人の方もたくさん在住されています。
日本の食料品も専門店はありませんが、中華食材店でしょうゆやみりんなどの調味料、お米、カレールー、また冷凍で納豆なども基本的なものは手に入ります。
日本食レストランも、日本人の奥様とそのご家族が経営されている「えだまめ」が有名で創業から今まで在住の日本人だけなく、地元のイギリス人からも大人気です。
また、現在はラーメン屋の昇龍やユニクロなど日本のチェーン店もオックスフォードに多く出店を始めており、ロンドンに行かずとも日本のものが手に入るようになりました。
日本人コミュニティとしては、日本語での幼児クラス(プレイグループ)や、小学生を対象とした土曜日の日本語学校などもあるので、小さなお子様のいる方でも安心して暮らし始めることができると思います。
9.イギリスと言えばこれ!歴史あるパブめぐり
オックスフォードには中心部だけで30を超えるパブがあります!
昔ながらの天井が低く暗いパブや、モダンなワインバーのようなパブ、サッカー観戦ができるパブ、テムズ川沿いにガーデンスペースのあるパブとその種類は多様です。
また、「不思議の国のアリス」の作者として有名なルイス・キャロルや「指輪物語」の作者で最近は映画にもなったトルキンなどオックスフォードゆかりの有名人が通ったという歴史深いパブが何軒も今も健在です。
オックスフォード滞在の際は、ぜひパブ巡りをしてお気に入りのパブを見つけてください。
オックスフォードの魅力まとめ
オックスフォードは、知的で洗練された大学都市であると同時に、緑やテムズ川に囲まれており日々自然を楽しむことも可能なイギリス南東部の都市です。
ロンドンや各国際空港にもアクセスが大変よく、中高生などの単身留学を含め留学生全般、小さなお子様連れのご家族などどなたにもで住みやすい魅力的なところだと言えます。