※この記事はせかいじゅうサロンの「移住ストーリー」企画で、紹介された内容です。
はじめまして。
今年の４月末からデンマークのフォルケホイスコーレという学校で生活している髙橋里奈と申します。
フォルケホイスコーレとは、北欧独自の学校で「人生のための学校」と言われています。社会に必要とされるスキルを学ぶのではなく、やりたいことをひたすらに学ぶことができる学校です。
一度立ち止まって自分と向き合い、自分を見つめる時間を過ごせるところです。
学校の周りの景色
デンマークに来た理由
私がフォルケホイスコーレに行くことを決めたのは、自分らしい生き方、自分にとっての本当の幸せは何かを見つけるためです。
大学卒業後、銀行に就職して忙しい日々の中で、自分の生き方に迷いながらも仕事を手放す怖さから前に進めない時期が長くありました。
日本の良いとされる生き方から外れるのが怖くて、自分軸でない生き方を続けてきた先には、本当にやりたいこと、自分らしさがわからなくなっていました。
ある時、「フォルケホイスコーレは、人生のための学校」という記事を読み、直感的にここだと思いました。
特に芸術的な科目も多く、初心者でも挑戦できるところも魅力的でした。
「立ち止まる時間が欲しい、自由に自分を表現したい。今からだと難しいと思っていたやりたかったことをやってみたい。」と思っていた私には、ぴったりの場所でした。
学校の目の前の景色
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学校の周りの景色
実際に通ってみて
私が通っている学校は、20から30名ほどの小さな学校で、みんなで暮らしています。
Ayurvedaを学ぶhealth course とart courseがあります。
表面的な学びではなく、自分の内側に入っていく面白い授業です。
Art courseでは、Vedic artを学んでいます。
最初の授業で先生は、描き方は教えません。と一言。最初は驚きましたが、大切なことは、頭で考えずに心で感じることだと教わり、子供の頃の自分に戻っていくような感覚や新たな感性の発見があり、とても面白いです。
学校は、目の前が海で、毎日学校から見える夕日は、こんな世界があったのかと心がとろけるほど綺麗です。
共同生活の中で、さまざまなバックグランドを持った方々といろんな話をして、自分の心を向き合っています。
心がゆるんで自然と感情が溢れ出て大泣きしたり（笑 そんな時は、みんながハグしてくれて、これまで言えなかった気持ちが素直に言えるようになってきました。
学校のダイニングホール
（編み物を幼い頃からやっている上手な生徒が多く、みんな教えてくれます。）
学校にある楽器
（グランドピアノやギターがあり、みんなで演奏したり、先生から教えてもらったりしています。）
学校から見える夕日
これからのこと
現在の学校に１.２月頃までいて、３月から大きなガーデンがありパーマカルチャーや音楽や歌などを学ぶことができる別の学校に通う予定です。
ボランティアをしながら旅もしたいなと考えています。
デンマークに来て、将来の不安について相談すると、今を楽しく生きる！今やりたいことをやればいいよ！と。
無理に頑張らない、今やりたいことをする生き方を今はしていきたいと思っています。
目の前にある幸せに感謝をして、今を生きる暮らしの先に何があるのか楽しみです。
夏の朝ごはん
とっても美味しい毎日のベジタリアンのご飯
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