グローバルに、海外でキャリアを積む、海外移住など、海外で働く日本人が多くなりました。
日本人が海外で働くためには何を準備し、どうすれば就職できるのか、海外で勤務経験のある在住者100人に就職のコツや秘伝を聞きました。
これから海外へ移住し、働きたい方は必見です。
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1.海外移住で準備すべきビザ・就労ビザ
就労ビザをお勤めの企業に取得してもらう場合以外は、就労可能なビザの申請手続きが必須となります。
このタイプのビザがないと、不法で働くことなってしまいますので、海外移住して、働きたい方は必ず取得する必要があります。
海外で働くために必要なビザは?
就労ビザ/ワークパーミット
海外で仕事をするうえで、一般的に取得するビザは「就労ビザ」になります。
※ビザ(査証)とパーミット(許可)は違いますので、詳しくは「保存版!海外移住前に知るべき重要な話」をご覧ください。
その他の働けるビザの種類
就労ビザ以外だと、
- 学生ビザ
- ワーキングホリデービザ
- 配偶者ビザ
- 長期滞在ビザ
- 永住権
などがあげられます。
※各国によってビザのルールは違いますので、渡航前に就労可能なビザはご確認ください。
学生ビザで渡航するかたは、学生ビザで働くことが禁止されている国、あるいは学生ビザでも月何時間まで、ワーホリだったら月何時間まで、などの制限がありますので、各国のルールを確認しましょう。
アメリカで働く4つの例:
トランプ政権でビザ政策はかなり変わる可能性はあります。
アメリカには8百万人を超えるビザなしの不法就労者がいますが、ビザなしでは働けません。
アメリカの移民政策には多くの議論がありますが、現状ではビザのが不可欠です。
ケースとしては、
- アメリカ人と結婚した人はまず、就労許可の取得、そして、グリーンカードの申請取得になります。
- 駐在会社員の家族も労働許可が取得できる場合があります。
- Jビザプログラムでは数年間働けます。
- その以外はまず学生ビザで滞在し、1-2年のインターンシップ後に労働許可取得。労働ビザ(H1B)らの取得になるでしょう。
一般的には、この4つのコースが多いでしょう。
実例を紹介:
- アメリカの4年制大学を卒業した後、オプショナルトレーニングビザを取得し、日系部門があるアメリカの人材派遣会社にに登録し、派遣社員として大手の日系企業で働き、その後、他のアメリカの人材派遣会社に登録し、派遣としてアメリカの企業で派遣社員として働く、派遣社員として働いていたアメリカの企業から正社員採用のオファーを受け、ファイナンシャルアナリストとして働くなるようになりました。
- まず学生になることで、英語、アメリカの文化を学びます。できれば4年制の大学が良いでしょう。次にインターンシップで経験をつけで、そのまま、Hビザの申請、もう数年間はたらいてグリーンカードを取得できれば、アメリカのどの会社でも働けるようになります。
海外で働くためには、ビザについては詳しく調べましょう。
2. 日本人が海外移住して仕事をするには、どんな職種があるの?
スキルに応じて、海外で働く職種は多くあります。
日本人に多い職種をご紹介すると
- 旅行企業、旅行代理店
- 留学、語学教育企業
- 事務職
- マーケティング
- 飲食店
- コールセンター
- オフィスの電話番・受付などのフロント業務
- 日本語教師、教員補助
- 看護師補助
- コスメ企業
- アパレル企業
- ホテル
- 人材派遣会社コンサルタント、
- 現地工場(生産管理と現地スタッフへの教育など)
- ファイナンシャルアナリスト
- 塾講師
- 通訳
- スパ
- フォトグラファー
などが多いでしょう。
3. 日本人が海外移住で仕事を見つけるためにすべき4つの方法
まず、最初に言語が話せるか、話せないか、ということはポイントになります。
言語が話せる方は比較的求人は見つけやすいでしょう。
また、言語が話せない方でも手に職(調理師や美容師etc..)を持っている方は、比較的、仕事はは探しやすいです。
地域の特徴としては、アメリカやヨーロッパなどは語学不問の求人は少ない傾向にあり、それに対して東南アジアは日本国内の問い合わせを受けるコールセンターなど、言語不問で見つけることができる場合もあります。
1.就職の強い味方!人材紹介サイトを有効活用しよう(日本にいながら職探しが可能)
日本に滞在しながら、現地企業を見つけたい方は、転職サイトへの登録は必須となります。
まずは、複数サイトへの登録は最初に済ませておきたいところです。
求人情報は日々変更されます。海外就職を成功させる人は、毎日サイトをチェックする努力をしています。求人情報を見逃さないためにも会員登録や転職申し込みはしておきましょう。
抑えておきたい5つの大手人材紹介エージェントをご紹介します。
・リクルートエージェント
国内最大手の転職エージェントです。取り扱いの求人数は業界トップです。
リクルートエージェントでは非公開求人が80%ですので、転職サービスに申し込んだ方だけが非公開求人の紹介をしてもらえます。
キャリアアドバイザーの面談によるサポート等、すべて無料でサービスを利用できます。
「相談だけ」「就職はもう少し先」
という方でも、気軽に利用いただけるので、まずは転職サービスに申し込んでおきましょう。
・DODA(デューダ)
インテリジェンスの転職サービス・DODAは、転職のプロに相談できるサイト。
職歴や希望条件などを登録すると、応募できます。
DODAも同様に、求人数が豊富です。また、職務経歴書・面接対策といったサポートがしてもらえます。
・パソナキャリア
主に、台湾、シンガポール、香港、アメリカ、インド、カナダ、韓国、ベトナム、インドネシア、中国、マレーシア、タイをカバーしており、北米の求人情報もあります。
ご登録後、1週間以内にパソナグローバルから電話やメールで、求人状況のお知らせがあります。担当アドバイザーとの面談を通じて、最適な求人情報を提案してくれます。
・ビズリーチ
高収入・ハイクラスに特化したビズリーチ。海外求人も豊富です。
日本で、管理職をして高収入を得ている方などはレジュメを登録しておきましょう。しっかりとレジュメの登録をすることで、スカウトメールが届く可能性が高まります。
無料プランであるスタンダードは、まずは使ってみたい方、または転職を検討中の方におすすめのプランです。スカウトを受け取ることでご自身の市場価値を確認できます。有料プランのプレミアム(2,980円または4,980円)は、積極的に転職活動をしたい方におすすめのプランです。スカウトを受け取ることはもちろん、秘匿性の高い求人に自らご応募いただくことも可能です。
海外移住で仕事を見つける4つのヒント
1. 日系、現地ローカル、欧米系等多くの人材紹介会社にに複数登録しましょう。
そして、条件が合いそうな紹介先には積極的に会うことが大切です。
2.知人や口コミで企業を紹介してもらう
海外の友人や日本の友人ですでに海外在住の方に働き先を紹介してもらう方法。
海外での就職は、人的なネットワークや紹介、といった縁故採用していることは非常に多いです。
そのため、現地での知り合いといったコネクションをもっておき、「もし従業員を探している人がいれば紹介をしてほしい」と頼んでおくとよいでしょう。
日本人・現地の人に限らず仕事を探している時は積極的にアピールしておきたいですね。
3.ちらしや掲示板を活用
海外にすでにお住まいの方は、スーパーマーケットの掲示板から、図書館に貼ってあったりする掲示板から、フリーペーパー、日本語新聞など、メディアに求人広告を貼ってあったりするので、それらを見ての応募することもできます。
ネットの掲示板だと「mixb」などもよく利用されています。
4.かなり有効!突撃訪問で勤めたい先で就職
求人広告も何も出ていないけれども、自ら就きたい会社等に自分の履歴書を持参あるいはメールで送ったりしましょう。
実例を紹介:
マーケット内にある店舗の1つだったのですが、毎日歩いてまわって自分がここで働きたいと思うお店に飛び込みで入って求人がないかを聞きました。求人があるお店には履歴書を置いて帰り、後日改めてオーナーのいる時間に訪問し自分を売り込みました。最初はアジア人は雇ったことがないのでと言われましたが、ここで働きたいと一生懸命アピールしたらチャンスをいただきました。結局そこのお店の主力となり、辞めるときは異例の退職金を(寸志程度ですが)いただきました。
海外移住で仕事を見つけるまでの流れ
大まかな流れを説明すると
- 求人サイトへの登録
- 履歴書を求人サイトにのせる。履歴書、経歴をインターネツトに載せる(リンクドインなども有効)
- 口コミ情報の収集
- 日系企業らで働いている友達に求人あるか聞いてみる。
- 日本語メディア、新聞らの活用、
がやり方です。
最終的には、海外で働きたい、ここに残って仕事をしたい!という熱意のある人が残ります。
海外でどんなことをしたいので、どんなスキルを身に付けたいのか、どんなキャリアを描きたいのか、明確な目的意識をもって、海外就職に臨みましょう。
4. 海外で仕事を見つけるためのケーススタディから学ぶ
実例の紹介 メキシコへ就職
当時私は既にメキシコに住んでいたのですが、現地で仕事を探した方法は、在メキシコ日本商工会議所のwebサイトを確認し、求職者として履歴書・職務経歴書を送りました。
商工会議所の登録企業が確認できる求職者リストに私の情報が掲載され、意外と多くの企業から面接依頼のメールや電話で連絡がきました。
スカイプ面接をしたり、直接企業へ訪問して面接を受け、条件交渉などをしました。面接を受けた数社の中から一番私に合っていそうな企業を選び、現地就職を決めました。
実例の紹介 東南アジアからアメリカへ
本社はアメリカで、日本の子会社(外資系企業)で働いていました。良くある駐在員制度というものはありません。
同じ系列の東南アジアの子会社で募集があったので、応募し、面接などをして移動することになりました。現地採用ということです。
年収契約なので、その範囲内で住居費その他をまかないます。数年働いた後、日本へ戻る予定でいましたが、仕事を通じて知り合ったアメリカ本社の方から、誘いを受けて本社へ移動することができました。
実例の紹介 レストランへ足を運ぶ
自分自身で足を運んだレストランで求人があるか尋ねました。アメリカで地元にある日本食レストランに行きました。
オーナーっぽい風格の男性がレストランホールに出てこられたので、思い切って話しかけました。
「日本のどちらのご出身ですか?」と最初に質問したのを覚えています。
立ち話でしたが、そこから仕事の話になりオーナーが、「この街で日本人を探すのは難しいんですよ。今は人は足りているから募集はしていない。」とのことで、私の連絡先をお伝えして、求人のタイミングで連絡をいただくようお願いしました。
それから1か月後に「ウエイトレスの夜シフトで空きが出ましたが、出来そうですか?」とオーナーから連絡をいただきました。
求人サイトや求人雑誌を見て仕事を探したというわけではなく、直接、レストランオーナーと交渉して仕事をいただきました。
実例の紹介 ハワイでスパの仕事
元々日本にいるときから、ハワイでスパの仕事ができるところを探していました。最初は、求人サイトなども見ましたが難しく希望の職場がみつかりませんでした。
私は、語学が堪能ではないので日本人の方がいてコミュニケーションが言語が乏しくてもかのうな場所をしぼってハワイにあるスパ1件づつをインターネットで調べて、自分の希望に合う仕事条件のスパを絞って電話をし、求人しているかを直接問い合わせて現在の仕事を探しました。
実例の紹介 イタリアでの仕事探し
先ずは日本人の友人の方からの紹介でお仕事をいただきました。
その後、海外の求人サイトに「日本人」と入れて検索をし、そこから上がってきたリストで自分が気になる仕事に履歴書を送りました。
あとは海外在住者のコミニュティ(海外掲示板)にてお仕事情報が掲載されているので、それを参考に自分の気になる仕事がないか探しました。
イタリアという国は人づてでお仕事をもらえることも多いので、普段からイタリア人の知り合いに「求職中なので情報があれば連絡をして欲しい」と話をすることも仕事を得るチャンスになります。
5.海外で働く前に知っておくべき重要なポイントを話します
まずは、将来自分が何をやりたいのか、海外ではどの様な仕事をしたいのかを明確に決めることは重要です。
ただ漠然と海外で仕事をしたいと言っても、海外での生活や文化の違いで、「こんなはずではなかった」と途中で投げ出してしまう方も結構いるのも事実。
その様な事にならない為にも自分の目標は明確にしておきましょう。これは面接で聞かれることですし、自分のためでもあります。
しばらく働き続ければ理想と現実のギャップが出てきたり、文化や風習の違いに悩んだりすることもあるでしょう、そんなとき、この原点を思い出すことで、踏み止まる力になります。
また、異文化を受け入れる寛容な気持ちを持っておくことも、海外生活の中に溶け込むと言う意味では大切な事です。
是非その様な心構えを準備して下さい。
パワーのある履歴書
文化も言葉も違う、知り合いも多くない新しい国で仕事を探すならば「どれだけ自分をアピールできるか、知ってもらうか」が入口でもあり、一番の武器になります。
日系・非日系企業に限らず英文レジュメは必須です。
加えて、現地語の履歴書は必須でしょう。特に英語圏以外の国で仕事を探す場合。内容も、日本語の履歴書をそのまま現地語に翻訳するのではなく、フォーマット自体を現地のスタイルに変更すると更に良い
日本でも当たり前ですが自分の経歴の把握と職務経歴書などの準備は事前におこないましょう。
やはり、仕事をみつけるとなると企業によって提示されている条件や資格も異なるのでできる限り詳細に、相手に分かりやすく説明できるフォームを完成させておくと良と思います。
海外で働く場合は、当たり前ですが全て履歴書(アプリケーションフォーム)も英語での作成になるので自己アピールをしたり、就職の動機などを英語で簡潔にとめておくことをおすすめします。
予備知識
海外では、履歴書に年齢や性別を書くことなく、写真も貼らないことがほとんど。見た目や年齢で判断することは差別になるからです。
実例
現地言語で作成した履歴書・職務経歴書。海外で仕事を探す上では、現地人の人事マネージャー等も関わってくるはずなので、現地語の履歴書は必須でしょう。特に英語圏以外の国で仕事を探す場合。内容も、日本語の履歴書をそのまま現地語に翻訳するのではなく、フォーマット自体を現地のスタイルに変更すると更に良いと思います。例えばメキシコなら、職歴は新しい経験を一番上に書く等、日本とは異なる履歴書文化があります。こうすれば、履歴書提出の段階から、その国の文化を尊重してますというアピールにもなります。
“地元のコミュニティに溶け込む事が2つ目に大切です。
履歴書は常に携帯しておこう
日本では当たり前の履歴書、海外ではほとんどいらない場合が多いですが、自分自身のアピールと万が一求人が出たときにすぐ連絡してもらえるように連絡先を書いた履歴書を常に持ち歩きましょう。
お店の人に口頭で話すだけでは結局忘れられて、オーナーまで連絡がいかずそのままにされるケースも多いので、何かしらの書面を置いていくのが職を見つけるのには早道だと思います。
履歴書には大げさすぎるくらいの自己アピールを書くことをお勧めします。海外のたいていの方は自信満々にできないこともできると話します。
日本で、勤めていた先の会社の上司や同僚の連絡先を整理
過去に働いていた会社等の上司や、同僚の連絡先。絶対といってよいほど、こちらでは就職するにあたって、過去を大事にします。
履歴書にもそれらを書く欄があったり、なくてもそれを求められます。実際に面接前や面接後に面接官が過去の会社に連絡をして、その人の勤務態度や能力等、人柄などを聞いています。面接だけではわからない他の部分を聞いています。
実際にその人が会社にとって、あてはまるのかなどをチェックしています。
手に職をつける
やはり、手に職があると便利です。
もし、資格がない場合は技能、資格を取得しておくと良いです。
たとえば、アメリカで多い求人は
- オフィスアドミ系
アメリカ人と結婚したグリーンカード取得した人に多い職種です。パソコンスキルが重要です。細かい事務作業は日本人の得意な分野です。 - 営業系
日本で営業経験があると有利です。業界は自動車、食品、運輸、貿易、ハイテク、商社、製造業です。日本企業での営業は根性というか、1日、10時間以上、週7日、どこでも出張するという、アメリカ人にはない根性が大事です。 - エンジニア
特に自動車関係、ハイテク、ソフトウエアの技術があるとビザ取得も有利になります。 - 会計
やはり、日系企業は会計がどこでもあり、売上などを日本に報告しなければならないからです。もし、日本語のわかる、CPA(公認会計士)がいれば、高い金を払い駐在員を連れてくる必要がなくなります。
現地の文化や歴史を知ろう
海外で暮らしていると、日本では考えられない、あり得ないと思うことが日常的に見受けられることもしばしばあります。
海外で仕事を探す上でその国の文化や歴史を事前に把握していることで、最初は戸惑うかもしれませんが、その国や文化の在り方に、その積み重ねによっての現状が成り立っていることに気付かされる日が来ることでしょう。
文化や歴史を事前に学習しておくことは、現地の言語を学ぶ以上にその国の仕組みを大きく理解できる手助けとなるでしょう。
郷に入っては郷に従え精神
郷に入っては郷に従え、ということが大切です。
それぞれの国のやり方というのは、日本と全く逆の場合もあります。日本特有の、本音と建前のような面倒なものはありません。
日本との違いに一つ一つ反応して、不満を持つのではなく、良い方に解釈し円滑に進めていくにはどうしたら良いのか、頭を柔らかくして考えられようにする必要があります。
時には、賛成しかねることもあるでしょう、その時はしっかり話し合い、より良い方向へ進んでいけるようにするのです。仕事だけではなく、その国の気候、食生活、国民性などあらゆることに順応していける適応力、これが必要です。
能力があることを積極的にアピールする
自分はその仕事に見合う能力を持っているという態度を見せることです。こちらの人は積極的で、自分は聞かれていることを問題なく出来るというような態度で話をします。この場合実際に出来る人ももちろんいるのですが、パソコンでメールや検索だけをしたことがあるだけの人でも「パソコンは不自由なく使用できます」という態度と発言をします。そういう人たちに競り負けないためにも、自分の持っている能力を積極的にアピールすることが大事だと思います。
積極的にコミュニケーションし、恐れず自分の意思を伝えよう
海外で働く場合は、多国籍な職場であることがほとんど。さまざまな人種、言語、文化的なバックグラウンドを持つ人が働いています。
そんなときには、たとえ、言語がわからなくても、物怖じせずに伝えようとするコミュニケーション能力を養うのは最低限必要です。
言葉が通じなくても自分の意思をはっきりと伝えようとすれば相手も理解してくれる努力をしてくれます。コミュニケーションをとろうとしないと厳しくなるケースも。
英語が下手だから、とか何を話せばいいかわからない。とかではせっかくのチャンスを逃してしまいます。
自分から勇気を持ってたくさんいろんな人に話しかけましょう。
会話を弾ませよう
また、どんなに英語を喋れたとしても相手と打ち明けられなければ意味がありません。
なので日頃ニュースを見たり、スポーツだったり、おもしろかった話、自分の国の話、働く国の歴史などいろんな話題の引き出しを多くもっておくことが特に大切だと思います。
おもしろいね。って興味を持ってもらえるようにコミュニュケーション力を磨くことが大切です。
実例の紹介 アメリカの文化
私の経験から、アメリカの職場は、日本の職場よりいじめや足の引っ張り合いなどが多いので、アメリカの文化や考え方を自分でも実践して、職場の人とコミュニケーションをしっかりとることで、仲間として認めてもらえることが大事だと思います。日本で働くのにある程度社会人としての常識が必要なように、海外での基本的な常識を学ぶことが大切です。
聞き取れなかった場合は、「分からない」ことを伝える
当たり前ですが、理解できなかったときは「聞き返すこと」です。
正直に「今、言われたことが私は理解できていません。」と言えば、大抵は分かりやすい単語に置き換えてくれたり、ゆっくりと話してくれます。
コミュニケーション能力は日本の実社会でも必要ですし養えると思うので積極性を身に着けておいたほうが良いでしょう。
日本とは違うホスピタリティ
例えば、お客様のご要望にどうしてもお応えすることが出来ずにお詫びをする状況になった場合、日本では、「大変申し訳ございません」から始まり、出来ない理由を説明することに注力しがちです。
お客様に一生懸命「説明」をすることで「納得」していただくというより「説得」してしまっています。
海外では、すぐにお詫びをする、というよりは「お客様の心情は理解しています。ただ今の状況では、○○○することが私たちの出来るベストです」と、自分たちがお客様のためにベストを尽くそうと「努力」をした、している、でもこれ以上は出来ないということを理解いただきたい。
ということをはっきりと言葉で伝えています。
そのため、すぐに日本におけるホスピタリティーのように「お詫び」をしてしまうと、外国人には「謝るなら何とかしろ」と対等の立場ではなく、上から物を言われてしまうことも懸念できないので、
「ホスピタリティーの違い」の知識を準備のひとつとして、少しでも持っておいた方がいいと思います。
ある程度の貯蓄を準備しよう
差し当たりの滞在費・生活費など、経済面での不安をなるべく少なくしておくことは大切です。
仕事を探すための渡航なら、仕事が決まるまでの滞在費や諸々の雑費が必要です。
仕事が決まってからの渡航でも、最初のお給料が支給されるまでタイムラグがある可能性もありますので、家賃分(敷金などが必要ならその分も)、新生活にかかる費用や生活費などを多めに用意しておく方が良いでしょう。
1年分の給料くらいの金額の貯蓄をつくっておくことをおすすめしたいです。
さいごに
海外で働くためには何をすればよいのか、どんなステップでどんな流れになるのか、現地ではどんな働き方が待っているのか、海外在住者の経験から少しご想像できたでしょうか?
日本だけに囚われない多様な考え方、働き方、生き方が海外では試されます。
楽しみながら、ご自身のキャリアを磨いてみてください。
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