海外への一歩が永住権へ。私がオーストラリアでビザ専門家として起業するまで

※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者ピックアップ」企画で、紹介された内容です。

せかいじゅうサロンメンバーの皆さんこんにちは

オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベンに移住している飯田嵩哉です。

2015年に移住し今年で6年目を迎え、妻と子供3人の5人家族で暮らしています。

第三の都市としての立ち位置からあまり注目度が大きくなかったブリスベンですが、2032年オリンピック開催が決まり、町の盛り上がりと共に少しずつメディアでも話題に上がってきているのをうれしく思います。


せかいじゅうサロンの中にこんな人もいるんだと思ってもらえたら、という思いで今回の投稿をさせていただきます。

川を挟んだ向こう側に見えるのはブリスベンビジネス中心地

移住前

神奈川県横浜市出身。高校生までは海外とは全く関係のない人生を歩んできました。

小学校と中学校は地元の公立校に通い、部活に明け暮れた高校生活を過ごし、それはそれは充実した学生生活を送りました。

思いに変化があったのは大学に入学してからでした。

大学付属の高校に通っていたこともあり、そのままエレベーター的に系列の大学に入学して毎日を過ごしていましたが、高校生活の大部分を捧げた部活動に掛けてきたあり余る時間を充てる対象が他に見つからず、何となく心に穴が開いた状態が続きました。

そんな時に大学のプログラムでアメリカへの短期語学研修が行われることを知り、これは面白そうだなと参加することに。

この時の選択が今の自分の移住生活のスタートとなりました。

人生のターニングポイントはたくさんあるけれど、振り返ってもこの時に海外への第一歩を踏み出してくれた過去の自分には感謝をしています。

短期研修が終わるころにはアメリカの大学への正規留学を心に決め、親の許可をすぐに取り付け次の年には編入と言う形でアメリカの大学に通い始めていました。

それまで何となく過ごしてきた日本での生活とは180度変わり、毎日が刺激的な大学生活を過ごしました。

アメリカと言っても田舎の地域の大学に通っていたため、小規模のクラス内に外国人が一人だけと言うような状況も多々ありました。

卒業に向けて寝る間を惜しんで勉強をつづけた当時は大変でしたが、頑張らなければすぐに置いて行かれる状況があったおかげで自分にとっては意味のあるアメリカ生活だったと実感しています。

アメリカでの学生生活を終わらせると一度日本に戻ることになります。

日本で就職をし、東京周辺で社会人生活を過ごすことになりました。

数年間のアメリカ生活の後の日本での生活も初めの数年は楽しいものでしたが、どこかで海外に出ていく機会を伺いながら過ごしていたように思います。

せっかく身に着けた英語力を失いたくない気持ちも重なり、いつの頃からか、外国に移住するにはどうしたら良いのか本気で考えるようになりました。

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オーストラリア移住を決めたきっかけ、永住権の取得と移住スタート

移住先を決める上での優先順位の一つに子供の教育がありました。

子供には英語を不自由なく使いこなせるようになってほしいということを考え、英語圏の移住先を探し始めました。

学生時代を過ごしたアメリカも一つの候補でしたが、他にもイギリス、カナダ、ニュージーランドやEU圏も検討しました。

永住するには永住権が必要になるので、候補先の国の中で永住権取得の可能性を検討した結果、オーストラリアの永住権のシステムが変わることを耳にし、新たな枠組みの中で永住権の取得の可能性が少なからずあることが分かりました。


私が取得した技術独立永住権は、国外からの申請も可能であったため、日本で働きながら永住に向けて動き出しました。

永住権取得のための書類準備などを本格的に始めたのが2011年頃で、いくつかのハードルを飛び越えながら2013年初めには無事に永住権を取得することが出来ました。

実はそれまで一度もオーストラリアへ入国したことは無く、永住権を取得して初めてオーストラリアに入国することになりました。知り合いもいない、家もない、仕事もない状態での移住スタートでしたが、新しい環境に入っていくにはチャンレジもハードルもあることは承知で、すべてを楽しむつもりでオーストラリアの生活を始めたことを思い出します。

移住先として非常に人気のある国と言うことは分かっていたので移住初期も心配は特にありませんでしたが、6年目を迎える現在に至るまで非常に満足した生活を送っています。

子供を育てる上での教育環境や自然環境なども充実し、国による社会保障制度も、移民が恩恵を受けられるシステムが出来上がっていると思います。

オーストラリアと言えば海

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現在の生活

オーストラリアに移住するにあたり、家族との時間を確保できるような仕事を優先にしました。

自身が永住権を取得するプロセスで大きく学んだ移住に関する法律の移民法に興味を持ち、オーストラリアの移住システムを専門に扱う移民エージェントとして会社を立ち上げて運営しています。

同時に留学先を紹介するエージェントとしても活動しているので、ワーキングホリデーや留学から移住にシフトする方などへの長期にわたるサポート体制を提供することが出来ています。

子供はそれぞれ7歳、5歳、1歳で、まだまだこれから教育の部分について子供の成長と共に親の立場で体験していくことになりますが、上2人はそれぞれ現地の小学校と幼稚園に通っており、日英バイリンガル子育てを楽しみながら過ごしています。

自分が時間をかけて取得した永住権を気付かぬうちに持っている(下2人は国籍を保有)というその人生を羨ましく思いながら、親としてそうした選択肢を与えられたことは一つの目標を達成したと思います。

子育てと仕事のバランスをうまくとりつつ、趣味であるサーフィンの時間を確保しながら過ごしてきたこの数年間は人生の中でも密度のある時間となっています。

娘が通う幼稚園の園庭


経済的にも安定しているオーストラリアには日本企業も多く入っており、駐在員も多くいることから文部科学省認定の日本語補習学校もあります。日本食レストランや日本食材マーケットもありますので生活に困ることは全くありません。

移民で成り立つ国であることから様々な人種・宗教・バックグラウンドを持つ人々が交流しており、街を歩いているだけでも英語だけでなく色々な国の言葉が行きかっていて非常に面白い街だと感じます。物価は他国と比べても高い方だと思いますが、給与レベルも比例して高いのでバランスはとれているかと思います。

人口密度も平均年齢も低いこの国が今後どのように成長していくのか楽しみです。

これからの目標

こちらに移住して来てまだオーストラリアの各都市を回りきっていないので、これから少しずつ時間を掛けながら各地を回っていきたいと思っています。

広大なオーストラリア大陸を回るラウンドはいつかのんびりと時間をかけて経験してみたいと思っています。

移民エージェントとしての仕事を介して様々な方と交流をしていますが、特に日本人は知識や技術がしっかりしている上にチームワークを大切にする人種なので、オーストラリアをはじめ各国に移住したとしても社会に貢献できる人種だと感じます。

移住の方法論がまだまだ広く知られていないことは感じているので、オーストラリアへ移住できる可能性があることを多くの人に知ってもらうため、移住情報や移住サポートの提供を続けていけたらと思っています。

山の景色もお気に入りです

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