ワーキングホリデーでリトアニアへ。自然と寄り添う暮らしに魅了されて

※この記事はせかいじゅうサロンの「海外在住者ピックアップ」企画で、紹介された内容です。

みなさん、初めまして、こんにちは。

現在、バルト三国・リトアニア在住の、ノナカリエと申します。

2020年10月より、ワーキングホリデー制度を利用し、首都Vinius(ヴィリニュス)で暮らしています。

わたしがはじめて「リトアニア」という国を知ったのは、大学生の頃。

当時のアルバイト先近くにあった衣服屋さんで、たまたま手にしたリネンの服に「Made in Lithuania」の文字があり、なんとなく気になったのがはじまりでした。

特にこれ!といった決定的なポイントがあるわけではないのですが、じわじわとリトアニアの文化、特に自然崇拝の名残が見られる手仕事や習慣に、惹かれていったのです。

リトアニアの伝統的な文化を発信している民俗学センターの館内。藁細工のSodasや糸車が並んでいます。

リトアニアの伝統的な文化を発信している民俗学センターの館内。
藁細工のSodasや糸車が並んでいます。

学生の頃に1回、数年後の北欧ノルウェーワーホリ中に2回、リトアニア観光へ出かけました。

街並みだけでなく、夏至祭のうつくしさや、民芸市のにぎわいを体感する中で「もっとこの国での暮らしを知りたい!」と思うように。

というわけで日本に帰る前、ある森に佇むオーガニック農園に、2か月ちょっと滞在させてもらいました。

それまでは首都Vinius(ヴィリニュス)周辺を訪れたのみでしたが、このファームステイではより”古きよきリトアニアの暮らし・文化”を見せてもらい、自分も自然と人とが寄り添う暮らし方にシフトしよう!と決意を固める大きなきっかけになりました。

そんな思いを抱えたまま数年が過ぎ、今このタイミングでまた日本を飛び出してきましたが、現在はVilniusの中心地からやや外れた静かなアパートで、ライターや買付けの仕事をしながら生活中です。

半年以上続くロックダウンで、自由に移動できない日々が続きますが、前々からよく訪れていた旧市街の手芸屋さんで毛糸を買い込み、大好きな編み物をして過ごしたり、森の農園生活で覚えた草木染めを試してみたり。

お休みの日は、少し足を延ばせば世界遺産の旧市街や、ちいさな林へも行けるので、季節の移ろいを味わいながらゆっくりとお散歩を楽しんでいます(東京っ子としては、同じ首都に思えないほど豊かな自然に驚きました)。

 

先日行った、旧市街エリアのオーガニックマーケットの様子。ここは毎週木曜日だけ出店があります。

先日行った、旧市街エリアのオーガニックマーケットの様子。
ここは毎週木曜日だけ出店があります。

いつかの、森の農園での景色。左のペイントされた建物は、サウナ小屋です。

いつかの、森の農園での景色。
左のペイントされた建物は、サウナ小屋です。

北海道よりも小さな面積を持つリトアニアですが、在住日本人は100人に満たず、現時点でワーホリ利用者はまだほとんどいないのが現状。

移住に関する情報や交流があまりないのは、ちょっと厳しいポイントかもしれません(もちろんこの状況も影響していると思いますが)。

しかし、リトアニアはヨーロッパのほぼ中心に位置し、近年スタートアップハブとして注目を集めている国なので、野心的な起業家たちが国内外から集まる場所でもありますよ。新たに何かを始めたいと思う方にとって、もしかしたら向いているのかもしれません。

そんなこんなで、それなりにリトアニア生活を満喫しているわたしですが、10月には日本へ帰国する予定です。

今まで、リトアニアが大好きで何度も通ってしまいましたが、数度にわたる滞在で、この国のさまざまな面を知られたことに、現時点では満足しています(とかいって、帰ったらまた、この過ごしやすい夏が恋しくなるのでしょう)。

それに、いよいよ母国・日本のどこかに腰を下ろすタイミングが来たかな~という気もしていて、いつか拠点を見つけたら、草木染と手仕事で生活道具を繕ったり、自分の食べるものを育てたりして、穏やかに過ごすのが次の目標です。

なんだか自分ごとばかり書いてしまいましたが、リトアニアはほんと~うにうつくしい国です。

どんなに小さな町でも必ずひとつは立派な教会が建ち、平らな国土のあちこちには豊かな森と湖が点在しています。

個人的には、ほかのバルト諸国よりも観光感が薄いぶん、田舎には素朴な暮らしぶりが見られ、この国だけでも最低1週間は滞在して色々な町を覗いてみてほしいくらい、とても魅力的だと思っています。

タイミングが来た際には、ぜひリトアニアを訪れてみて下さいね。

質問などありましたらお気軽にコメントお待ちしています。

たしか2月、もりもり雪が積もった近所の光景。この日はマイナス20度くらいでした。

たしか2月、もりもり雪が積もった近所の光景。
この日はマイナス20度くらいでした。

ノナカリエさんへインタビュー(せかいじゅうより)

7月にインタビューしたリトアニア在住のRie Nonakaさんのアーカイブ動画をお知らせします。
2018年のデータでリトアニア在住の日本人は83人。
そのほとんどは駐在員だそうです。

ワーホリ制度を活用し、渡ったRieさんは数少ない存在?のようで、その渡航背景やリトアニアについて触れてみてください😀

Vol. 01 (15分)
・リトアニアへ渡った経緯
・やりたかったこと
・リトアニアならではの魅力
・スタートアップの環境も整いつつある

Vol. 02(15分)
・リトアニアの滞在ビザの種類 ※
・ビザの申請手続き
・物価と家賃。賃貸物件の探し方
・治安事情
・食べ物、食文化

Vol. 03(14分)
・リトアニア語の特徴
・現地で英語は通じる?
・冬の辛さと乗り越え方
・リトアニアの残り期間と今後のプラン

Vol. 04(21分)
・オーガニックマーケットの様子
・リトアニアンヘリテージとは
・二月のマイナス20°の光景、気候について
・藁細工のSodasや糸車のある民俗学センター
・森の農園とサウナ小屋
・夏至祭の様子


※ビザに関する留意点
Vol. 02は、日本人が「長期滞在を目的に入国する場合のビザ」を前提にお話ししています。
ビザ取得後、1年以上居住するには在留許可(Residence Permit)を取得する必要があり、目的ごと(学生・労働・結婚など)にあわせて申請します。
詳細、最新情報はリトアニア移民局のウェブサイトからご覧ください。

ノナカリエさんのブログはこちら↓
rie nochu|sumiyas|暮らしを見つめる物書き|note
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