【アメリカ英語の実際】日本で英会話講師をしていた私が感じたこと

日本で英会話講師として5年働いた私が思う、現地の英語事情

こんにちは!

日本で英語を勉強してから実際に海外に初めて行ってみると、

“なんか習ってきたものと違う”

“聞き取れない”

“なんなら国によって言い回しが違うのでは”

等の問題に直面するのではないでしょうか。

私自身、今までいろんな国に行ってきましたが、英語といえども色々あるなといつも思います。

日本にいたときは子供向けの英会話講師として働いていたので、英語に関してはどうにかなるだろうと思っていました。が。

見渡せば森・森・森、といった田舎に生まれて初めて住むことになり直面した問題は、“夫のお父さんが何を言っているか分からない” でした。笑

この記事では、私がケンタッキー州に越してきて思う、日本の学校では習わない英語や、よく耳にする単語、南部ならではの言い回しや習慣などを紹介していきます。

私が住むケンタッキー州

アメリカのケンタッキー州に越してきて3年になります。

ケンタッキー州といっても、車で数十分走ればオハイオ州、ウェストバージニア州です。

こんなケンタッキー州の端っこに住んでる私ですが、もちろん日本人は一人も見たことがありません。笑

ここの人たちが話す英語は、口をあまり開けないというか、とにかく聞き取りにくいんです。

とにかく私の知っている発音ではないんです。

whatの発音が”ワ”なんです。

byeの発音は、もはや”バ”です。

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南部ならではの言い回し

・y’all

南部といえばコレ!

あなたたちという意味のy’all (you all) は、ここではよく耳にします。

初めて聞いた時は、なんのことを言っているか考えてしまいました。

発音が、“ユーオール”ではなく、”ヨー”に聞こえるんです。

Hey y’all なんてあいさつしているのをよく聞きます。

・mamaw / papaw

日本では、おばあちゃんのことを”grandmother/grandma” おじいちゃんのことは “grandfather/grandpa” と習いますよね。

この地では、おばあちゃんのことを”mamaw(マモウ)” おじいちゃんのことを”papaw(パポウ)”と呼びます。

決まりはないと思いますが、私の夫の甥っ子は、自分のおばあちゃんのことを”granny”、ひいおばあちゃんのことを”mamaw”と呼んでいます。

・sissy/bubba

お姉ちゃん”sister”は、この地では“sissy(シシ)”お兄ちゃん”brother”“bubba(ババ)”なんて言い方をするのもよく聞きます。

子供に向けて、可愛く呼びかける時によく耳にする気がします。

私には一歳になる娘がいますが、おばあちゃんからよく”sissy”と呼ばれて愛でられています。

今年31になる夫は今だに、おばあちゃんから”bubba”と呼ばれています。笑

そういえば、映画フォレストガンプにでてくるエビ漁の会社名がババ・ガンプでしたね。

余談でした。

・pop

この地域では、“pop”はコーラなどの炭酸飲料のことをさします。

栓を抜く時の音から由来してるんじゃないか?と聞きました。

コカコーラでも、ペプシでも、なんでもかんでもpopと呼んでいます。

・red neck

ケンタッキーにに来たばかりの頃に、お義父さんに、“red neck”の意味は知ってるか?と聞かれたことがあります。

直訳だと赤い首ですよね。

外で力仕事をしている、英語が訛っていて、あまり教養のない人という意味だとか。

アメリカ南部に住む田舎者、という意味のようですね。

若干差別的なので、使うことはお勧めしません。

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日本の学校の教科書には書かれていない英語

南部英語について紹介してきましたが、ここからは南部に関わらず、日本では聞きなれない英語を紹介します。

・nasty/sketchy

日本の学校では、nasty(きたない)やsketchy(怪しい)なんて言葉は聞きなれないのではないでしょうか。

この地では、大人子供関わらず、誰もが使っている単語です。

・alrighty

“alrighty”もよく聞きます。

とくに、夫はよく、業者との電話の終わりに”alrighty”と言って電話を切っています。

“分かった、了解した”という意味で使われます。

オールレディーと聞こえるので、なぜいつも”already(すでに)”と言っているのか不思議でした。

alrightyのtはdに近い発音なんです。

・It don’t matter

英語を教えていた身として、気になったのがdon’tとdoesn’tの使い分けが曖昧ということです。

“It doesn’t matter(問題ない、関係ない)”は日本でも習うと思います。

Itから始まるので、三人称単数の否定系でdoesn’tですね。

しかし、“It don’t matter”と言っているのをよく聞きます。

語呂がいいからだそうです。

このように、日本でしっかり習ってきた文法も、ネイティブに言わせれば、通じればいい〜と割と適当なのかもしれません。

・legit

夫や、夫の友達が言っていてよく耳にするのは“legit(間違いない、すごくいい)”です。

お義父さん世代からは聞いたことがありません。

“legitimate(合法な、合理的な、論理的な)”から派生した言葉で、”It’s legit”とカジュアルに使っているのをよく聞きます。

・pat a cake

数ヶ月前から、娘が自分で拍手をするようになりました。

その時、娘のおばあちゃんが“pat a cake pat a cake” と一緒に手を叩いたんですよね。

その後も、娘が拍手をするたびに、”pat a cake pata cake”と娘をあやしています。

かわいいですよね。

これはマザーグースの童謡で、”pat a cake patt a cake(ケーキをこねる)”という手遊びです。

手を叩くようにして歌います。

一度は聞いたことのある歌だと思うので、気になる方はぜひYoutubeで検索してみてくださいね。

おまけ 誰にでも手を振る文化

アメリカと日本の違いといえば、なんといってもフレンドリーさではないでしょうか。

今では慣れましたが、家の前で娘と遊んでいると外を走る車の中の人が、私たちに向かって手を振ってきます。

初めて手を振られたときは、私の知っている人?手を振り返すのが正解?そもそもなぜ手を振ってくるの?と、しばらく考え込んでしまいました。

挨拶みたいなものなんですよね。

目が合って気まずくなって目を思わずそらす、なんてことはアメリカ人はしません。

皆、手を振って挨拶するのです。

今では深く考えずに手を振り返しています。

“southern hospitality(南部のもてなし)”という言葉もあるくらい、この地域の人はとっても優しいしフレンドリーです。

人種差別を受けたことは一度もないですし、レストランやスーパーでも、皆愛想がいいです。

「今日もきたんだね」「ベイビーかわいいね」などといつも声をかけてくれます。

日本語を話せる人は周りに一人もいないですが、周りの優しさに支えられてホームシックにならずに生活できています。

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まとめ

私の住んでいるケンタッキー州のこと、英語のこと、楽しく読んでいただけたでしょうか。

アメリカ南部へ移住予定、留学予定のかたは、ぜひ参考にしてみてください!

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