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イギリスで2年間、フードデリバリー業のお仕事をした体験談

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、イギリスにて、訪問者ビザ(Visitors)で2年間・フードデリバリー業のお仕事をした方の経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていましたか?

各種のフードデリバリーアプリから注文が入ったお店に行き、スマートフォンをタップして商品確認し、注文者の元へデリバリー注文商品を運び、時間内に注文者の指定する場所へ届ける仕事です。

1件運ぶごとに注文者からのチップが貰えるため、運んだ個数とチップの金額により給料や評価が変わる仕事です。

また、既存の飲食店とコラボレートし、共同でダークキッチンを運営するという仕事もあり、各種の飲食店とコラボレートすることで、提供できる料理の種類を増やし、消費者の選択肢を増やす事が出来ます。

年収はいくらほどでしたか?

120万円

その仕事をしてみての良い点、やりがいをあげるとしたら?

1つ目はお客様からの感謝の声が直接聞ける点です。

配達・配送は依頼先に荷物を届けることが仕事であり、それ以外の煩雑な作業はあまり発生しませんので、自分が安全にスピーディーに努力して運んだ分だけ、ありがとうと感謝のお声を直接聞く事が出来ます。

2つ目は未経験でも始めやすい点です。運転免許こそ必要になる求人が多いですが、基本的にそれ以外のスキルは問われない仕事だからです。

何かを綿密に準備して行うものではないので、その時、その場での頑張りをそのまま評価してくれるためです。

決められた時間までに安全に荷物を届けるということをきちんと守れば、車に乗っている時間は自分一人で自由に過ごせます。

最後に3つ目は、働き方を選びやすく、かつ、歩合給で大きく稼ぐことも可能な点です。

前述したように、配送・配達業は短時間勤務や日払い勤務OKの求人も多く、そのためフルタイムで働く事は難しいが社会に関わっていたいという方や、空いた時間に少し稼ぎたいという方など、柔軟な働き方がしたい方にはピッタリで、希望の時間帯で自分の目標や次の時間までに仕事が出来るため、モチベーションも保ちやすく、自分のペースで仕事が出来ます。

更には、沢山の荷物を運べば運ぶほど給与も増えていくため、頑張った分だけ収入をアップさせることが出来るので、大変な仕事であっても、「沢山稼ぐことができる」という点がモチベーションになり、長年この仕事を続けていけます。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

ただ運ぶだけではないという点です。時間指定の配達や再配達なと、荷物の中には配達時間帯が指定されているものが少なくありませんので、指定がなければ宅配ドライバーが他の荷物との兼ね合いを考慮して配送スケジュールを決められますが、指定があればそれがどんなに都合の悪い時間帯であってもその通りに配達しなければならない点が非常に大変です。

また、荷物を受け取る顧客の中には、「今すぐ再配達しろ」と要求するなど横柄な態度をとる人もいるため、宅配ドライバーの立場では再配達の依頼を断ることは難しく、たとえ理不尽な要求であっても従わざるを得ないブラックな部分も知っておくべきです。

これからイギリスでデリバリー業で働きたい方へのメッセージ

オンライン注文で料理を取り寄せるレストランのデリバリーサービスが改めて注目されていて、日本人は温厚であるという印象が強くあるため、日本人配達員を好む会社が多くあります。

日本にいる時からUbereatsなどの配達員の経験は積んだ方が良く、すぐに安全安心の配達が出来るスキルを身に付ける事が重要だと考えます。

また、資格では小口商品などの配送には役立ち、トラックが運転出来るように運転免許の取得は必須です。

近距離での小回りのきく働きが期待されるので、運転スキルとしては日常的に運転に慣れていることが重要です。

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