【就労経験談】ニュージーランドの生活雑貨店で10年働いて思うこと

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、ニュージーランドの生活雑貨店で10年働いた方の経験談を紹介します。

目次

ニュージーランドで、どんなお仕事をしましたか?

開店時間の間に、在庫出し、レジ、接客、外線電話を取る、ウエブストアの手伝いなどをしていました。

最低限の人数配置で、労働時間以上は働いてはならず、全ての業務を時間内にするので、非常に忙しかたったです。

日本ならば在庫出しはお客さんの前ではするものではないが、私の職場の場合は閉店後の在庫詰めなどもないため、全てが日中に凝縮され、日本の店員の働き方に比べて、ひとりで3人分動かなければならないとよく感じます。

寝具やキッチン電化製品などの商品知識も知ることができ、生活に役立ちました。

年収はいくらほどでしたか?

300万円くらい

その仕事をしてみての良い点、やりがいをあげるとしたら?

良い点は、とてもアクティブで1日があっという間に過ぎるということです。

毎日何パレットと着くたくさんの在庫を、就業時間内すなわち開店時間ないに出し、陳列します。

ものすごい肉体労働になります。しかし、それがよく売れるので、やりがいは、格別です。

やりがいを箇条書きすると、

  1. 商品知識が身につき、自分のためになるだけでなく、お客さんが喜んでくれるサービスができること。
  2. 英語のスピーキングが接客で常にできることで、言葉を忘れることなく使えること。
  3. 私の部署は店の半分を占める大きなエリアなので、展示などお客さんが一番見やすいように考え、それが売れた時の喜びがある

ということです。

良い点に、大型量販店でもあるので、スタッフの数が多く、高校生や大学生、子育て中の主婦もいて、いろいろな国籍や年齢層の人と出会えるということがボーナスです。

10年もいると、さすがにたくさんの同僚を見てきましたが、お国柄や年齢に関係なく、やる気のあるスタッフ、仕事のできる人というのが浮き彫りにされて、興味深いです。

国に関係なく、やはり人を思いやれる人と仕事ができるのは、楽しいですし、お互いが向上できると思います。

どこにでもいる意地悪い人や、困った人との問題も時々起こりますが、さすがにいろいろな職場を体験してきたので、こんなものだ、と乗り越えられるようになりました。

やはり人数が多ければ、いい人の方が多いということが、私が経験からえたことです。

仕事を通じて大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

大変なのは、やはり聞き慣れてないない業界英語や、スラングが会話の中に出てきて、初期はあまり会話が理解できなかったことです。

今でも聞き逃しなどもありますが、仕事の内容がわかっているので、乗り越えられています。

働く前に知っておくべきことは、やはり日本人の感覚では仕事をしてはいけないということです。

無駄話なしで仕事だけしていては、永久にお客様であり、休憩時間を延ばしてでもおしゃべりをする、時間まで仕事するのではなく、時間ぴったりにドアを出るなど、何年経っても私にはできません。

これからニュージーランドで働きたい方へのメッセージ

日本人がその職場にいなければならないとすれば、掃除係や整理整頓係に自動的になってしまうことでしょうか。

確かに喜ばれますが、仕事内容とは全く関係ありません。

接客では、現地に住む日本人は、大抵はきちんと英語が話せるので、日本人スタッフである必要がないため、日本人も地元の人と話せるだけの社会常識や語彙力が求められます。

子供の学校など、そのコミュニティでの活動に出ていた方が、いろいろな情報が得られますが、やはり商品知識をできるだけ得ることが必要だと思います。

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