マレーシアで医療系サービスのお仕事をした体験談

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、マレーシアにて、ワークパーミットで2017年〜2018年の1年間・医療系のお仕事をした経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていましたか?

病院の受付兼日本人患者の通訳業務でした。

患者さんの大半が日本人で、海外に来られて病気だったり、怪我をされるととても不安ですし、言葉もわからないとなるとさらに不安になります。

精神的ストレスや不安を少しでも軽減できるように、細かなケアを求められる仕事でした。

海外保険の申請や日本に帰国した際の書類を発行することも多く、患者さんとのやりとりや医師からの申し送り事項などミスのないようにしなければなりませんでした。

転職先を探した方法

カモメアジア転職 何社か受けて、二社内定いただいたと記憶していますが、住まいから近いところを選びました。

収入はいくらほどでしたか?

月約15万円ほど

その仕事をしてみての良い点、やりがいを3つあげるとしたら?

通訳にもいろいろとありますが、意訳ではなく、できれば、一言一句正確に訳することが求められると思います。

なるべく分かりやすい言葉で双方にお伝えすること、わからなかったところは正確に聞き取れるまできちんと聞くこと。

勉強不足で現場に立つと、専門用語がわからなかったり、症状をうまく伝えられなかったりします。

そうならないように、 時間が空いたときは専門用語を勉強したり、先輩や上司に聞いたりしました。

現場で緊張して聞き取れるはずの言葉が聞きとれなかったり、訳し方が適切ではなかったりといろいろ苦労しましたが、段々と耳は慣れてきました。

患者さんから「分かりやすかったよ」と言っていただけると、とてもうれしかったです。

通訳業務もさることながら、書類作成の正確さも求められるので緊張を保ちつつ、仕事に従事していました。

今は違うこと職についていますが、その時に培った知識やスキルは何かと活かすことが出来るので良かったと思います。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

ローカルのスタッフの同僚もおりましたが、やはり同じ仕事をしていても外国人との給料の差が大きいらしく、不満が溜まっているようでした。

これは、外国人を雇う制度上、決まっていることなので私にはどうにもできませんが、ちょっと風当たりが強かったように思います。

私たちには厳しくても、ローカルスタッフには若干緩めな感じでしたね。

そこをフォローするのも私たちの役目でした。 また、マレーシアはイスラムが国教ですので、一か月間のラマダン期はさらにストレスが溜まっているようなので、気を遣いました。

これからマレーシアで医療系の仕事をしたい方へのメッセージ

マレーシアでは医療系のお仕事は需要はあります。

英語に限らず、どの言語でもできればその土地に仕事や旅行でいらっしゃる邦人を助けることができますし、何より医学の知識も 付きますので、後々にも役に立つかと思います。

看護師ではないので、直接患者さんに触れたりすることはありませんが、医療系の専門用語や言い回しを勉強していた方がよいかと思います。

英語での読み・書きも大事ですが、会話のスキルを磨いていた方が良いと思います。

あくまでも、病院ですので患者さんの緊張をほぐすためにも コミュニケーション能力も大切だと思います。

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