マレーシアへITエンジニアとして海外転職。働き方や収入アップに驚き

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、マレーシアにて、就労ビザで2016〜2019年・ITエンジニアとして働いた方の経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていましたか?

マレーシアの日系企業を主に対象として、IT関連のコーディング、ソフトウェア開発や保守などをしていました。

マレーシアの日系企業は半導体関連やコンピュータ関連企業が多く、システムやIT周辺のサービスの重要が高かったので、かなり業績は良い方だったと思います。

たまに現地のIT企業やその他多国籍企業と一緒に仕事をする機会も多く、案件自体も複雑なものも多かったですがかなりやりがいを感じることができる仕事でした。

年収はいくらほどでしたか?

600万円

その仕事をしてみての良い点、やりがいを3つあげるとしたら?

エンジニアの知識自体は世界共通なので、コードやリソースさえ読み解くことができればあとは相手の求めていること、やりたい事や私たちにやって欲しいことがわかるので、そういった面ではエンジニアという職業は世界中どこでも働くことができますし、そのスキルを元に海外に出て挑戦することができたことは振り返ると大きな経験になったと思います。

マレーシア国内問わず、インターネットで世界中から仕事を引き受けることができるので、自分のスキルアップできる環境としてはとても恵まれていたと思います。

特にマレーシアは東南アジアの中でもITに関するインフラや知識はシンガポールやインドを除くとかなり知識レベルが高いので、同僚や知人などから多くのことを教わりましたし、またスキルアップのためのリソースや場所や空間はかなり提供されていたのではなかなと思います。

特にインド人やパキスタン人などITに強い人材がマレーシア国内には多く存在するので、そういった方々は本当に自分にとって貴重な存在でした。

また、日本国内とは違い、自分の成果に対して適切な報酬を払ってくれていたので、その部分も大きなモチベーションになっていました。

日本だとなかなか適正な報酬というのはいただけない環境が多かったりしますが、世界ではこんなにも適正な報酬を簡単に払っていただけるんだということを知り、エンジニアとして世界に出て戦っていくということもまた今後のキャリアの選択肢としてありだと思いました。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

多少なりとも書類の内容がわかるくらいの英語力は必要になると思います。

仕事によっては必要ない場合もあるかもしれませんが、契約書や事務書類に目を通さなければいけないシーンは必ずあるので、その内容を把握できるくらいの語学力はあって損はないと思います。

海外の契約書は隅から隅まで読まないと被契約者にとって不利な内容が書いてあることが往々にしてあるので、日本でやるみたいにサインだけ書かずに、内容をしっかりと把握することをお勧めします。

ITエンジニアは需要はありますか?その理由。またどんな経験、資格があったほうがよいですか?

日本人に関わらずエンジニアという職業は即戦力が求められますので、ある程度の業務経験があった方がいいと思います。

エンジニアは常に一定数の需要が存在しますので、自分の実力を認識してしっかりとアピールすれば、国外で働ける機会というものに恵まれると思います。

その分倍率も高く求められるものも高いので、しっかりと知識を付けつつ、実績を残していくことが大事だと思います。

資格は国内のものは外国人にはあまり使えないと思うので、地肩だけつけてください。

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