マレーシアで客室乗務員のお仕事をした体験談

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、マレーシアにて、就労ビザで2017~2020の4年間・客室乗務員として働いた方の経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていましたか?

マレーシアのクアラルンプールを拠点とし色々な国へのフライトをしていました。

様々な国から集まった同僚と仕事をし、世界各国から来たお客様の対応をしていました。

客室乗務員の仕事は主にサービスと保安がメインですが、日本便に乗務する時や日本人のお客さまが多い時には 通訳を担当し、日本語でアナウンスをすることもありました。

また、日本便に乗務する際は日本に到着したあとグランドスタッフやエンジニアからの情報を通訳しパイロットやパーサーに伝えることもありました。

仕事はどのように見つけましたか?仕事探しで重要なポイントを教えてください。

仕事はSNSで繋がった方からの紹介で見つけました。

重要ポイントは最新かつ正確な情報をいち早く手にいれること。

年収はいくらほどでしたか?

250万

その仕事をしてみての良い点、やりがいを3つあげるとしたら?

世界各国から集まった同僚と働くことができる

私が勤めていた航空会社では毎回働くクルーが代わり、本当に色々な人と働くことができました。

「初めまして」を繰り返す日々でしたが、その分出会いも多く沢山の同僚から刺激をもらうことが出来ました。

普段日本にいると出会えなかったような人との出会いが頻繁にあり勉強になりました。

英語スキルが格段に伸びた

私はアメリカに留学していたこともあり、アメリカアクセントに慣れていたのですが、マレーシアに移住すると様々なアクセントで話す人と出会いました。

特にマレーシアはイギリスアクセントやマレーシア独特のアクセントで話す人が多く、言い回しも様々で英語を伸ばすのにはとてもいい環境でした。

もちろん、お客さまの国籍も様々なので、お客さまから英語を学ぶこともしばしばありました。

お客さまの人生の分岐点に立ちあえる

母国を離れ留学する人や新しい仕事を始める人、結婚などで移住する人など様々なお客さまに出会いました。

私自身、留学や海外就職を経験していたので、慣れた母国を離れ新しい土地で生活を始めるお客さまに出会うととても応援したくなるし、 よりよいフライトにしようとモチベーションに繋がりとてもやりがいを感じました。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

マレーシアは他民族国家なので、文化の入交りを知っておくとスムーズだと思います。

インド系、イスラム系、中華系、外国人が多く混在する環境であたふたしないように、 渡航前はしっかりとその土地の文化を知っておく必要があると思います。

また、海外では日本のようにスムーズに仕事が進まないことも留意しておく点です。

価値観や言葉、育った背景が違う人と働く上で、日本と同じようなスピードと丁寧さで物事が運ぶことが少ないので、 落ち着いて、ある程度時間に余裕を持って仕事をすることが大切です。

マレーシアで客室乗務員の需要はありますか?その理由。またどんな経験、資格があったほうがよいですか?

日本人の需要はあります。 航空業界はコロナでだいぶ落ち込んでいましたが、現在が海外へ当時より行きやすくなったこともあり、 少しづつですが求人も出始めています。

外資系航空会社を希望する場合はTOEIC650以上は持っておきたいところです。

実際に私が過去に受けた航空会社では650から750程度が最低限とされていて、860以上あるとかなり強みになると思います。

また、留学経験や違う文化に触れた経験などのあると面接時にアピールできると思います。

これからマレーシアで働きたい方へのメッセージ

外国人として外国で働くことは確実に自分の成長に繋がります。

様々な文化背景で育った人やバックグラウンドを持った人と関わりコミュニケーションを取り仕事を進めることは 日本では味わえないぐらいに刺激にあふれています。

もちろん日本とは違い海外で働く厳しさを経験することもありますが、 それを乗り越えるたびに強く逞しくなっていることに気が付くと思います。

世界で挑戦したい方。ぜひ飛び込んでください。

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