【体験談】カンボジアで日系の営業、購買、マーケティングの仕事

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、カンボジアにて、ビジネスビザで5年間・日系企業の営業や購買、マーケティングのお仕事をしている方の経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていますか?

日本食卸企業にてレストランや小売店への営業、また購買、マーケティングなどを行ってます。

日本食レストランへお米、お酒、基礎調味料などの日本食材を販売してます。

小売店へは小売り製品のわさび、お茶、ソース、お米、お菓子、飲料を販売してます。

同時に各国から輸入してますが、その発注作業、メーカーとの交渉、折衝も行ってます。

単なる価格交渉だけでなく、日本食を広げるマーケティング活動も行い、日本食の拡大を進めてます。

その仕事はどのように見つけましたか?仕事探しで重要なポイントを教えてください。

故郷が食材が豊富なため、それらの食材を海外に出したい、そして、なんとなく東南アジアに興味があり、インターネットで検索していたら、偶然今の会社が出てきました。

年収はいくらほどですか?

最初は150万円ほどでした。

その仕事をしてみての良い点、やりがいを3つあげるとしたら?

1つ目は、日本食という文化を広げるというやりがい。

小さい話だが、お茶や味噌汁、わさびなどを知る人が増えて、買ってくれる人が増えて、売り上げが上がって、さらに大きな販促活動ができて、さらに多くの人が日本食を知ってくれることは、お金などよりもとても有意義で意味があることで、嬉しいことだと感じます。

売上だけで言えば高い日本酒を金持ちが買ってくれれば、それだけで儲かるがそれよりも一つ100円くらいのお茶がちゃんと売れていくことの方が嬉しいです。

二つ目は、国の成長を感じることができること。

私が来た6年前の2017年はまだまだ不が多く、買いたいものも買えない、移動が大変、治安が悪い、ありえないことがよく起こる、など発展途上国あるあるが至る所で発生していました。

しかし、国がどんどん発展していき、国が豊かになり、国の成長を肌で感じることができます。

それと同時に人も豊かになっていっており、生活レベルもあがっているのを見て、これが国の成長かと感嘆します。

日本のバブルを知らないため、違う国でバブルを見れて面白いです。

3つ目は、我々の成長。

国が成長するにつれて、会社も成長します。

ビジネスも拡大していき、売上も上がっています。

スタッフも大きくなり、会社の規模も拡大しており、ビジネスのやりがいを感じます。

この国でビジネスをして、将来さらに拡大する可能性を感じることができて、日々ワクワクしながら仕事ができる。

当然、大変なこともあるが、それ以上にワクワクが大きいです。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

前の仕事をやめて、すぐに海外に来たが、失業保険を得るべきだと思いました。

あとは年金や住民票など、海外渡航前に整えておかないといけないことをもっとちゃんとやるべきでした。

それによって、機会損失や無駄な損失はそれなりに大きかった気がします。

また、ワクチンをある程度打ったが、渡航後打っておらず意味なかったし、今考えると最初から打つ必要は全くなかった・・。

これは国によるとは思いますが、もっと現地に住んでる人に聞けばよかったです。

業種で日本人の需要はありますか?その理由。またどんな経験、資格があったほうがよいですか?

今後、日本食は世界的にも、そしてカンボジアでも伸びていくし、実際に伸びてきています。

ビジネスも拡大の一途を辿っており、ただまだまだ隙間もあり、チャンスも多く存在します。

国も、市場も、業界も伸びてきており、また日本も日本の食材をより海外に出したいというポジションでもあり、あらゆる点から成長の可能性が高いです。

そのような市場の中で、日本人だからこそできることは多くあるため、日本人の需要はあります。

英語とやる気だけ準備してほしいと思います!

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