中国でホテルのゲストリレーションのお仕事をした体験談

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、中国にて、就労ビザで2016年の1年間・ホテルのゲストリレーションとして働いた方の経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていましたか?

日本から来られるお客様が快適にお過ごしできるようにご案内をしていました。

具体的には、レストランや観光施設の代理予約や観光案内など。

大規模な会議などをされる場合の打ち合わせ通訳。日本にいる方からのメールや電話での問い合わせも対応しておりました。

他にはホテルの客室の予約業務など、日本人の方が関わることに関して広く従事しておりました。 それに加えてホテルのフロント業務も行っており、チェックインチェックアウトです。

その仕事はどのように見つけましたか?仕事探しで重要なポイントを教えてください。

自分がどういうスキルがあるかを分かりやすく説明、証明できるようにしておくことが大切です。

年収はいくらほどでしたか?

600000円ほど

その仕事をしてみての良い点、やりがいを3つあげるとしたら?

日本人のお客様から感謝をしてもらえる

→海外で働いているということで色々話しかけてもらえたり、感謝を直接してもらえることが嬉しかったです。

語学力が伸びる。

→毎日日本人と中国人をつなげるためにあらゆる言語を使うので、語学力は必然的に伸びていきました。

ほぼ中国語で会話はできず、最初は英語でのコミュニケーションでしたが、5ヶ月がすぎた頃にはほとんど中国語のみでコミュニケーションが取れる、わからない単語があれば中国語で説明してもらう、レベルになりました。

現地の人の考え方や価値観を知ることができる

留学などで出会うだけではわからないような考え方や価値観を知ることができたと思います。

中国の方がサービス業に対してどう感じているのか、何を大切にしているのかなど。

日本と違う部分もかなり多く、日本のお客さまと中国人スタッフの間で板挟みになることも多かったのですが、そういった経験をすることでより、中国人に対する理解を深められたと思っています。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

雇用契約はしっかりみておいた方が良いです。

例えば どこまで手当がでるのかや帰国の手当や家賃補助など。 契約書は現地の言葉で、難しい言い回しなどもあり理解することが大変かも知れないですが、読んでおくに越したことはないのでしっかり目を通し曖昧なところは直接確認するべきかと思います。

文化の違いは最低限事前に知っておくと良いかもしれません。

例えば中国では人前で指摘されることをとっても嫌うので何かあればバックヤードで伝えた方が良い、など。

これからホテルゲストリレーションで働きたい方へのメッセージ

ある程度日本人のお客様が多い地域だと需要があると思います。

私が働いたところは日本人出張者が多い地域でした。その観光客が集まるところでも需要はあると思います。

言葉が通じない海外のホテルで日本人がいるというだけで安心感につながります。

それにあたって語学力は必須です。

あと、外国で働いているということをしっかり頭に入れておくことが大切。

日本人のお客様の要望をそのまま伝達するのではなく、現地のスタッフの考えも考えて伝えることが必要。

まずはやってみると大きく成長できると思います。辛いことももちろんあると思いますがかけがえのない経験となること間違いないです。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次