【経験談】オーストラリアで1年ウェブマーケティング職で働いて

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、オーストラリアで1年・485卒業生ビザでマーケティング職で働いた方の経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていましたか?

主に以下のことを担当しました。

  • 企業のSNSアカウントの管理・投稿・コメントへの返信
  • イベント、展示会でのチラシ、フライヤーの作成
  • メルマガの作成・配信 – ウェブサイトの内容の更新、Wordpressの管理
  • Webサイトのブログ・ニュース記事への投稿
  • SEO対策(GoogleやYahooで検索した際に、少しでも上位にwebサイトが表示されるようにすること)
  • Web広告出稿 – eBayやAmazonでの新しいリスティングの作成、在庫管理

オーストラリアのマーケティング職の年収はいくらでしたか?

450万円

その仕事をしてみての良い点、やりがいをあげるとしたら?

一つ目は、自分の仕事の結果が直接数字になって表れることです。

私の場合,Instagramのフォロワーが一ヶ月で1000人増加したり、2ヶ月でGoogleでの自然検索数が245%増加したりといったことです。

数字はプレッシャーにもなりますが、私の場合、それがモチベーションになりました。

このように具体的に数字に出てくることで、昇給の交渉もしやすくなるので良かったです。

二つ目は、責任がある仕事であるため、やりがいを感じやすい仕事である点です。

マーケティングは、人々に自分たちの会社や事業の存在を知ってもらい、購買に繋げる仕事です。

言い換えると、企業の売り上げや利益に直接影響するところでもあります。

日々Google Analytics等の分析ツールを活用し、お客様の年齢層、性別、出身国、何を使って私たちの企業を知ったのかといった情報を得て、効果的な販売戦略を考え、実行することは非常に楽しいことです。

三つ目は、ブログ、SNSを通して、将来客様になるかもしれない方々に「教育」することができる点です。

SEO対策の一環として、これまで様々なブログやニュース記事をウェブサイトに投稿し、アップロードしてきましたが、人々に楽しんでもらえるように、もっと読みたいと思ってもらえるような、付加価値を与えられる記事を書くように心掛けてきました。

そのような記事を書くうえで、「教育的」な内容の記事は効果絶大です。元々人に教えることが好きである性格であるためか、ブログ記事の執筆を苦に思ったことはありませんし、それらの記事がきっかけで、ウェブサイトへのアクセス数や、問い合わせが増えた際には冥利尽きます。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

オーストラリアをはじめとする西洋諸国は、日本のように新入社員に対する研修や教育がない企業がほとんどです。

学生時代に、アルバイト、ボランティア、インターンシップ等に参加し、経験を積むことで自分で学ぶようにという姿勢であることから、「経験」が重視され、採用活動や面接でもその点をよく聞かれます。

そのため、普段から自分自身ですすんでスキルアップする機会を設けることが大切です。オーストラリアでは即戦力が求められます。

これから豪で働きたい方へのメッセージ

日本人だからというより、

  • マーケティングに必要なソフトウェアが使えること
  • 経験があること
  • 現地大学でマーケティングやビジネス関連の学位を取得しているか

と言ったことが重視されます。

上記にもありますが、即戦力を求めているからです。

マーケティングの仕事をする上で必要な知識やソフトウェアは下記のものが主なものです。

  • Websiteを管理できるか(WordPressやShopify)
  • eDMを作成し、配信できるか(Mailchimp)
  • SNSの知識と経験(InstagramやFacebookが主流ですが,最近ではTikTokが使えることが望ましいとする企業も多いです)
  • Google 広告やFacebook広告の運用経験
  • Google Analyticsを使った分析 – CanvaやAdobeなどを活用した画像やビデオの編集

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