UK、香港、オーストラリアで会計監査員のお仕事をした体験談

ここではせかいじゅうに寄せられた各国の就労体験談をご紹介します。

今回は、イギリス、香港、オーストラリアにて、就労ビザで12年間・会計監査コンサル、資産管理コンサルとして働いた方の経験談を紹介します。

目次

どんなお仕事をされていましたか?

企業、個人経営法人の会計監査コンサルではその国ごとに会計基準 監査法が異なるため準拠した会計監査で監査報告書を作成して差し上げるものです。

資産管理コンサルは、これも法人税、個人所得税制、キャピタル・ゲイン、相続税などその国に準拠して納める、収めないをコンサルします。

要はオフショアファイナンスについて相談に乗る感じです。

法律、税制に親和性があるため、英語圏であればその国のライセンスの試験を受けてライセンス取得して正規に営業します。

その仕事はどのように見つけましたか?仕事探しで重要なポイントを教えてください。

これは当方にも当てはまりますが、現地にてローカル採用の日本人の方では、その国で大きくシェアを持つ人材リクルータに登録して、採用試験を受けるようです。

日本人には日系法人の管理が任されます(小室氏も、ローカル採用で日系法人の開拓営業職ですね。)

年収はいくらほどでしたか?

法人勤務の時代は880万円くらい

その仕事をしてみての良い点、やりがいを3つあげるとしたら?

英語圏で会計法・税制に苦労なさってる法人・個人の助けになれるのは嬉しいです。。

1)謝って多額を納め過ぎには返戻金の手続きを助けています。

あと詐欺にあっている個人投資家には現地弁護士と取り組んで、提訴しています。

言葉のかべで不合理な目に、憂き目にあっても、英語圏では歯が立たない、個人の方も多数います これはキャノン等ですと資産があるので、優秀な弁護士、税理士を多額で雇うので話、異なりますが。

2)自分の勉強になる。

プロとして、税制の最先端に入れるのはやりがいがあります。

ⅲ3)2と似ているが、やはり古い旧式のロジックで、問題解決をなさろうとする大企業も大きいです、金でなんとかする的な。でもそれはオールド・パラダイムで、いまの時代に合わないし、ジャパニーズの評判(世界標準を知らなさすぎる)を貶める だけなのです。

こうスマート・ジャパンに進化できるアシストができるのはやりがいというか、助けたい動機にはなっています。

素晴らしいジャパンのよさってあると思うのです。

英語圏では今やタイやマレーシアの方が医者や研究者となって活躍するミレニアル世代 をたくさん見ますが、日本の企業って基本おじさんばかりで非常に残念というか。

これは「年上崇拝文化」の負の副産物です。

個人的には「要らなくね?」と。この体制では真に『やりがいのある職場』って難しんでは?よほど現地のみで英語圏(フランスでもいいが)カルチャーで ビジネス実践できない限り。

大変なこと、働く前に知っておくべき注意点などはありましたか?

海外に似ても日系法人であれば日本です。

日本をそのまま輸出してるんで。

何か大望があって、世の中に貢献したいレベルで海外にいるなら、自分らでオリジナルのビジネスをスタートさせても良いかもです… 。

あと、少しでもウツ、ホームシックを感じたら環境を変えるなり、周りに相談しないと、結構飛び降りたりしてるひともいます。(ニュースになりませんが。外交官レベルでもいましたねー香港、昔ですが。)

業種で日本人の需要はありますか?その理由。またどんな経験、資格があったほうがよいですか?

あ時給は法定最低額が円に換算して1785円くらいだから、1ヶ月で30万は入ります、お掃除係でも。

ただネイティブイングリッシュが話せなければアジア圏からの出稼ぎ的な目で見られます。

あと、当方の業種は少ないがあります。

大手監査法人は海外のビッグ監査人と提携しているので、出張、現地採用のポジションがあります。

要資格は、出来ればCPA 弁護士ライセンス、チャーター勅士、会計士等、あと証券委員会の資産管理顧問の免許等、CFA etcです。

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