海外転職 人材エージェントの活用法(上手なエージェント選びのコツ)

ブレナー真由美

せかいじゅうキャリアコーチのブレナー真由美です。

海外転職を考えた時に、多くの方が「まずは人材エージェントへの登録」と考えると思います。しかし、

  • 自分が目指す国には自分に合った人材エージェントがあるのか?
  • どのエージェントを選ぶべきか?
  • 登録の前に何を準備すべきか?
  • どのタイミングで利用すればよいか?

こうした疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では、日本とアジア圏の人材紹介業に携わって20年。過去2年半で25ヶ国海外転職支援をしてきた現役「海外転職キャリアコーチのブレナー真由美」が、海外転職を成功させるための人材エージェントの活用法について詳しく解説します。

目次

人材エージェント登録の前にすべきこと

登録前にはしっかりと準備を整えることで、エージェントからの連絡がスムーズになり、より希望に沿った求人紹介を受けられる可能性が高まります。

自己分析

  • 自分の強みやスキルを明確にし、どのようなキャリアを築きたいかを整理しましょう。
  • 「これまでの経験を活かせる仕事」「新たな分野に挑戦する仕事」など、自分の軸を定めることが重要です。

キャリアの棚卸し

  • これまでの職務経験やスキル、実績を具体的にまとめます。
  • 数値化できる成果(例:売上達成率、プロジェクトの成功事例)を記載すると説得力が増します。

転職の軸を定める

「年収アップ」「キャリアの広がり」「語学スキルの活用」など、転職の目的を明確にしましょう。

特に海外転職の場合は、「何故海外なのか?」「何故、○○の国なのか?」を深く考えてみてください。

書類作成の準備

エージェント登録時には、以下の書類の準備が不可欠です。

  • 履歴書・職務経歴書(日本語)
    就労できるビザがない状態で初めて海外で仕事をする場合、現地の日系の会社や現地でオペレーションをしている日本人経営の会社の方がより就労ビザを取ってくれるチャンスが高いです。そのため、現地の忙しい経営者や採用担当者にもきちんと読んでもらえるように和文の書類は有功です。私が専属コーチをしているYouTubeチャンネルでも触れていますので、ご視聴ください。
    採用率アップ!海外の採用担当が選ぶプロが教える英文レジュメ作成の秘訣

  • 英文レジュメ(海外求人への応募には必須)
    母国語の日本語で和文の職務経歴書がきちんと出来ている方は、今はたくさんの翻訳ツールがありますので、レジュメに落とし込むことは容易にできます。

  • LinkedInのプロフィール
    特に欧米圏を狙う方は必須のツールです。レジュメにLinkedInのリンクを付けることをお勧めします。例えばアメリカの採用担当者は同じスペックの方のレジュメが来たら、その後にLinkedInへ行き、LinkedInのプロフィールのアクティビティーなどをみて活発な方を選ぶと言われています。

国の絞り込み

次に、転職先の国を選ぶ際に気を付けることは、基本的に、就労ビザ取得が必要な方は、正社員ではないとビザ取得が出来ません。

よって、人材エージェントを選ぶ際にも、正社員の紹介をしている人材エージェントを選ばないといけません。

雇用形態も、直接雇用の正社員のみとなります。

中には、ワーホリ専門やアメリカのJ-1ビザやYMSビザホルダー専門の人材エージェント、現地で仕事が出来るビザを持っている方の場合は、派遣や契約社員の求人案件も人材エージェントは扱っています。

人材エージェントの種類、利用の仕方とタイミング

上記、1ー4が整ったら、人材エージェントへの登録の段階に入ります。

ここで、海外転職の場合は、”どこの人材エージェントを選んだらよいのか?”質問を多くいただきます。 

以下を確認してあなたに合った人材エージェントを選んでください。 

1)海外現地採用の枠で現地転職をする場合は、現地の人材エージェントへの登録をお勧めします。 
国に寄りますが、アジア圏、アメリカ、イギリス、ドイツなどは日系のエージェントが数社~6社ほどオフィスを構えています。9割方は現地の日系現地法人や日本が作った現地の会社などになり、求めている人材も日本語や日本の商習慣を理解している人を求める傾向にあります。 

2)将来的に駐在を目指す場合: 現地の人材エージェントには駐在案件は基本的にありません。駐在は、日本の本社主導で決められるためです。よって、駐在を目指す方は、日本の人材エージェント、特に大手やグローバルな人材をメインに紹介をしている会社を選ぶと良いでしょう。 

もう1点、外資系から海外への転籍はあまりありませんので、外資系の転職の場合は、日本国内の外資系と考えて外資系の人材エージェントへ登録することをお勧めします。 

3)現地採用で現地企業へ:現地や現地の外資系の会社への転職を考えている方は、現地の人材エージェントへの登録をお勧めします。日系の人材エージェントでも現地の会社と提携をしている会社などは現地企業への求人案件を持っていることもあります。

タイミングですが、日本の場合は、転職に3か月から6か月かかると言われています。 海外の場合は、その倍はかかると考えてください。特に就労ビザを持たない方は、人材エージェントから直ぐに求人案件の紹介が無い場合も多いため、

  • 国選びが出来たらすぐ登録する:エージェントは求人のタイミングが重要なため、早めの登録が有利です。
  • 複数のエージェントに登録する:それぞれの強みを活かして幅広い情報を得るのがポイントです。
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人材コンサルタント・リクルーターとの付き合い方

登録手続きが済んだら、リクルーターとの良好な関係が成功への近道です。

  • 自分のキャリアプランを具体的に伝える
  • 質問を積極的にする(「今後のキャリアに役立つスキルは?」「自分の市場価値は?」など)
  • レスポンスを早めにする(スピーディなやり取りで、好印象を与えられます)
  • 資格、語学力、スキルなどアップデートする度にリクルーターへ伝える

リクルーターはあなたの何を見る?

リクルーターは以下の点をチェックしています。

  • スキルの具体性(即戦力かどうか)特に海外転職の場合は、即戦力がキーです
  • キャリアの一貫性(転職、国を跨いだ転職の目的が明確か)
  • コミュニケーション力(異文化対応力があるか)

海外人材エージェントの提供サービス

  • 書類の修正アドバイス
  • 面接対策
  • 求人募集企業の内部事情の提供
  • ビザや生活事情の情報
  • 給与・条件交渉
  • 内定書や雇用契約書の確認
  • 現職退職時のアドバイス

まとめ

海外転職では、エージェントを「単なる仲介役」としてではなく、「パートナー」として活用する意識が大切です。相性の良いエージェントと信頼関係を築き、積極的にコミュニケーションをとることで、より良い求人に出会う確率が高まります。

「海外でキャリアを積みたい」と考えている方は、ぜひエージェントの活用を検討してみてくださいね。

人材エージェント私のキャリアコーチングを上手く組み合わせて日本からアメリカ転職を成功させたはるさんやアメリカ駐在から見事現地で転職を叶えたリサさんのインタビューも是非ご視聴ください。

せかいじゅうキャリア海外転職ストーリー


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