海外転職に失敗する人の特徴とは?成功するための対策も解説

ブレナー真由美

せかいじゅうキャリアコーチのブレナー真由美です。

海外転職は人生を大きく変えるチャンスですが、誰もが海外に行って成功するわけではありません。

また、海外転職をしたら、それはこれから積んでいく最初の成功であって、本当の成功とは”海外に出てからどうキャリアを積んでいき、満足した人生を送れるか”が本当の成功だと思うのです。

初めての海外転職が失敗に終わる人は、十分な準備をせずに挑戦した結果、期待とは異なる状況に陥ってしまう人も少なくありません。

今回は、

「海外転職これだと失敗するよ」

という特徴を整理し、成功するための対策について解説します。


目次

事前リサーチが不足している

海外転職は国ごとに労働市場やビザの制度、求められるスキルセットが大きく異なります。しかし、事前に十分なリサーチをせずに応募を進め、後になって「思っていたのと違った」と後悔するケースが多く見られます。

失敗例

  • 現地の給与水準を確認せずに転職し、生活費に対して収入が見合わなかった。
    日本よりも給与水準が低い国は生活水準も低くすみますが、近年世界中で物価が高騰しており一概にもそうとは限りません。正直、私も初めての香港転職の時は、貯金をきりくずしなければならないような時期もありました。

  • 就労ビザの取得条件を理解せずに応募し、最終的に内定をもらってもビザが下りなかった。
    これも思った以上にあるケースです。ビザの取得になれていない会社が、ビザの取得は簡単だと考えていたら、思ったより色々と面倒な手続きや提出書類が多く、途中で投げ出されてしまうケースもあります。就労ビザ取得には会社の体力も大事なポイントです。特に初めて就労ビザを取る際には、採用側の会社も大きめの会社、今まで外国人を採用したことがある会社、国によっては定評のある移民弁護士などを使用する会社を選びましょう。

  • 業界の成長性や職場環境を調べずに入社し、キャリアアップの機会が少なかった。
    これもよくあることで、就労ビザ欲しさに入社したものの、せっかく入っても、自分の希望とは違った。自分の価値を十分活かしきれないなど、せっかく入っても直ぐに転職をするケースもあります。

このような事態を避けるためには

  • 業界・企業のリサーチ
    現地の求人市場の動向を把握し、成長分野を見極める。この点で大変なのは、会社のホームページなどに現地法人の情報を探すのが大変だったりすることです。この場合は、リクルーターを大いに利用して現地法人の情報をなるべく聞き出すようにしましょう。直接応募をする場合には、面接でいかに現地法人の状況を聞き出せるかがキーになります。
  • 生活コストのシミュレーション
    家賃や税金、その他生活費などを考慮して、どの程度の給与が必要か計算する。なるべく早い段階で現地のリクルーターに聞いたり、現地に既に住んでいる人たちのコミュニティーなどに入り情報を入手するなどするとよいと思います。単身なら比較的容易なことも、家族帯同で行く場合には住居費や生活費の他にお子さんの教育費なども大きなコストになります。

  • ビザ情報の確認
    転職したい国のビザ情報を事前に調べる。基本的なことは各国の領事館などで調べ、国によって就労ビザの取得が困難と言われている場合にはビザコンサルタントや移民弁護士に相談する。相談料がかかる場合もありますが、多くの場合、初回面談やメールでの相談は無料が多いです。 

語学力が不足している

海外で働くには、当然ながら現地の言語(またはビジネス共通語である英語)のスキルが必要です。

しかし、「現地に行けばなんとかなる」と楽観視してしまい、結果的にコミュニケーションに支障をきたしてしまうケースが多く見られます。

そもそも英語での面接(または現地語)もありますので、面接に通る語学力は必要です。

それでも運よく面接に突破しても、

失敗例

  • 業務上の指示が正確に理解できず、評価が上がらない。

  • 職場の同僚と円滑なコミュニケーションが取れず、孤立した。

  • 交渉やプレゼンがうまくできず、昇進やキャリアアップの機会を逃し悔しい思いをする。

対策としては、正直、日本語しかできない、日常会話の英語力しかないとなると転職はかなり厳しいと考えてください。

一部、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の仕事でマレーシアなど日本語だけでも仕事が見つかる場合もありますが、そうはいっても海外ですから日常会話レベルの英語力もないとなると生活するのさえ難しくなります。

先ずは英語力をつけること。読み書きもそうですが、英語会話力を上げる勉強をすること。そして面接で通るレベルの英語力は必須です。


キャリアの方向性が定まっていない

「とりあえず海外で働きたい」という漠然とした理由で転職を決める人は、長続きしないことが多いです。

私の体験コーチングにお越しになった方に必ず聞いている質問は「あなたの海外転職の目的は何ですか?」です。

海外でのキャリアを成功させるためには、自分のキャリアの軸を明確にし、その国や企業で何を実現したいのかを具体的に考えることが重要です。

失敗例

  • 折角海外転職のチャンスをつかんでも、日々やっていることは今までと変わらず、何で海外転職をしたのかわからなくなる

  • 海外転職をしても、自己成長が見られなく、キャリア不安に

  • 転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔し、短期間で離職

対策

  • キャリアプランを明確にする:5年後、10年後のキャリアをイメージし、そのために必要な経験を積める環境を選ぶ。

  • 転職の目的を明確にする:「給与アップ」「スキル習得」「グローバルな環境での経験」など、目的をはっきりさせる。

  • 長期的な視点で判断する:目先の給与や待遇だけでなく、将来的な成長機会も考慮して企業を選ぶ。

異文化適応力が低い

海外で働くということは、日本とは異なる文化や価値観の中で生活・仕事をすることを意味します。これに対して柔軟に適応できないと、職場での人間関係や生活面でストレスを抱え、早期離職に繋がることもあります。

失敗例

  • 上司や同僚との価値観の違いを受け入れられず、職場で孤立した。

  • 期待していた「海外ライフ」と現実のギャップに苦しんだ。

  • 日本と同じ仕事の進め方を求め、周囲と摩擦が生じた。

対策

  • 現地文化への理解を深める:事前に文化や習慣を学び、適応力を高める。

  • オープンマインドを持つ:自分の価値観を押し付けるのではなく、違いを受け入れる姿勢を持つ。

  • 現地の人との交流を増やす:プライベートでも現地の人と積極的に関わり、異文化適応力を鍛える。
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人脈を作ろうとしない

海外転職では、現地でのネットワークが非常に重要になります。しかし、現地での人脈作りは面倒と怠ると、キャリアの選択肢が狭まったり、生活で困ったときに相談できる相手もいなくなります。

失敗例

  • 転職後に新しい職場で孤立し、精神的に辛くなった。

  • 次のキャリアの機会を逃し、成長のチャンスを失った。

  • 困ったときに相談できる人がいなかった。

対策

  • 業界イベントやセミナーに参加する:現地のコミュニティに積極的に参加し、ネットワークを広げる。

  • SNSを活用する:LinkedInなどを活用し、同業者との繋がりを作る。

  • 現地の日本人コミュニティも活用:仕事以外の場でも相談できる相手を作る。

まとめ

海外転職に失敗する人の特徴として、

①事前リサーチ不足
②語学力不足
③キャリアの方向性が不明確
④異文化適応力が低い
⑤人脈を作らない、

の5つが挙げられます。これらのポイントに注意しながら準備を進めることで、海外転職の成功確率を高めることができます。

海外でのキャリアを成功させるために、しっかり準備を整え、一歩ずつ確実に進めていきましょう!

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