海外では転職が当たり前? でも実際はどうなの?

せかいじゅう海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。

今回は、「海外では転職が当たり前? でも実際はどうなの?」

について話をさせていただきます。 

海外転職に関して、「海外では転職が当たり前である」とか、「能力のある人ほど転職をする」といった話を聞いたことがあるかもしれません。

これは本当なのでしょうか?

確かに私の住むアメリカでは、転職を繰り返す人がいますし、転職を経てキャリアを積んでいる人も多いです。ただし、アメリカ人全員が転職を繰り返すわけではありません。一定の経験を積んだ後、同じ会社で10年、20年と長く働く人も少なくありません。

一般的に、海外、特に欧米圏では、労働市場が柔軟であり、転職が一般的で、新しい機会を追求することが推奨されています。そして競争が激しいため、企業は優秀な人材を確保するために柔軟な雇用条件を提供し、労働者が多くの選択肢を持てるようになっています。

特に成長性の高い産業や技術の進歩が速い分野では、転職を通じてキャリアの成長を促進することが一般的です。自身の競争力を高め、魅力的な給与や福利厚生を得るために、転職を活用します。

では、転職の多さがマイナスにならない競争力を持つ業界とはどのような業界でしょうか?

テクノロジー業界
急速に成長し、革新的な企業が次々と登場しています。特にAI、機械学習、データサイエンス、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティなどの分野が競争が激しく、アメリカのシリコンバレーはその代表的な都市となっています。

ファイナンス業界
NYやロンドン、シンガポール、香港などの中心地には金融機関や投資会社が集積しており、高度な専門知識と経験が求められます。特に投資銀行、ヘッジファンド、資産運用会社などの分野では競争力が高いです。

ヘルスケア業界
人口の高齢化に伴い、医療機器、バイオテクノロジー、薬などのヘルスケア関連業界が成長しています。特に医療技術の革新や治療法の開発が競争が激しくなっています。

エネルギー・環境業界
エネルギーの需要が増加する中、再生可能エネルギーやクリーンテックなどのエネルギー関連業界が注目されています。気候変動や環境保護の重要性が高まる中、持続可能なエネルギー源や環境技術の開発が求められています。

エンターテインメント業界
映画、音楽、ゲームなどのエンターテインメント業界が世界的な影響力を持ち、競争が激しくなっています。また、ストリーミングサービスやデジタルメディアの普及により、新たなビジネスモデルが生まれ、競争が加速しています。

また、海外で競争力を持つ職種は多岐にわたりますが、特に以下の職種が注目されています。

ソフトウェアエンジニア/デベロッパー:AIや機械学習などの分野で競争力が高いです。

データサイエンティスト/アナリスト:ビッグデータの活用が進み、データの分析能力が求められます。

医療専門家:医療サービスや医薬品産業で競争力を持ちますが、現地でのライセンスが必要です。

金融専門家:投資銀行家やファイナンシャルアナリストなどが世界的な金融市場で競争力を発揮します。

エンジニア:電気・電子工学、機械工学などの分野で高い競争力を持ちます。

デジタルマーケティング専門家:インターネットの普及により、デジタルマーケティングの需要が高まっています。

しかし、
就労ビザがない状態でこれらの分野で海外転職をする場合、実務経験年数や学歴、資格、語学力が重要になりますので、注意が必要です。

また、ビザのスポンサーがついている間は転職が難しいこともあります。そのためにも、海外で通用するキャリアを築くために、必要なスキルや語学力を磨くことが大切です。

海外転職は、ビザのサポートが必要な限り、頻繁に行えるわけではないことを理解した上で、将来のキャリアを考え、必要なスキルや資格を取得し、努力を重ねることが大切です。

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