海外転職のベストなタイミングとは?

せかいじゅう海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。

日々コーチングをしていますが、最初の体験コーチングでよく聞かれるのが、【海外転職のベストなタイミング】です。 

前のメルマガにも少し書きましたが、年間を通してそのチャンスがやってくるわけではありません。 

企業が求人を募集するのはいつなのか?基本的な事を知った上で動く必要があります。 

日本でも同じような傾向はあるものの、海外転職でのタイミングは少し違ってきます。 

1月

欧米圏は、日本に比べお正月休みが短い、基本1月1日だけがニューイヤーで、週末でも間に入らない限りは2日が仕事始めになります。お子さん帯同での海外転職を考えている方へですが、学校も同じように始まります。アメリカは1月に給与改定が多く、改定の結果を見て転職を考える人がおり、その結果、辞める人が出てくれば、それから空のポジションの応募が始まるのが数週間後から1月後くらいになることが多いと思います。

2月

中華圏、中華系の人口が多い国は、旧暦の正月が1,2月にあるため、それが終わるまでは求人の動きがぱったりなかったりします。 

3月~6月

この時期が一番活発に労働市場が動く時期です。日本もそうですが、海外でも日系の会社などは4月に給与見直しが多い会社も多く、その結果を見て辞める人がいれば、その後ポジションを埋めるために求人募集が始まります。また、一般的には会計の〆の後に新しい予算が出て各部署での増員や新しい部署やプロジェクトで従業員を募集するとなることも多くなります。

6月半ば~8月 

欧米圏の国は、子供たちの学校の夏休みに入るところも多いので、採用担当者が夏休みに入ることも多くやはり採用の動きが遅くなったり、選考に時間がかかったりもします。ヨーロッパなどは1カ月夏休みを取る人もいます。南半球では冬休み、ホリデーシーズンで同じように動きがゆっくりになってきます。日系の会社、日本人が採用の最終決定をする採用の場合は、担当者が日本のお盆休みに日本に帰国することもあり選考や結果が出るのに時間がかかったりします。 

9月~11月

夏休みや冬休みが終わり、この時期も年間を通して採用活動の第二のピークになります。年間の増員、経営の状況が計画通りにきているか、そこで計画通りに進んでいない場合には新たな人材、戦力になる人材を募集することもあります。また、休み明けに従業員が退職をすることも出てきます。 
私の住むアメリカは11月の最終週にサンクスギビングがあり、この休みから国民全体がホリデーモードに入ってします。中華圏も10月の第一週は国慶節ですので、会社も休み、国民も皆お休みのモードになってしまいます。

12月

欧米圏はもうすっかりお休みに入りますね。ビジネスは動いてはいますが、従業員は気持ちがウキウキしていて仕事どころじゃなくなり、あちこちで会社のパーティーなどが開催されたりします。

海外転職を目指す皆さんは、ご自身が希望をしている国のこのような状況を調べておけばタイミングを逃さず、求人募集の数が少ない、応募しても中々返事がないなどやきもきせずに、スムーズに転職活動が出来るのではないかと思います。

そして、ご自身のタイミングを考えた時に、現在仕事に就いている方は仕事を辞めるのに何カ月の通知が必要なのか、就労ビザを取るのに何カ月みておいた方が良いのか。など整理をしながら一つずつ調べて着実に海外転職への道を進めることをお勧めします。

私のコーチングでは、海外転職には沢山の選択肢があり、沢山の国がありますので、ご自身のベストなゴールを見つけるために伴走して達成に導いています。 

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