せかいじゅうキャリアコーチのブレナー真由美です。
今回は、【２０代の海外転職】についてお話をさせていただきたいと思います。
２０代は３つのステージに区切ってお話をさせていただきます。
第一ステージ：学生から新卒、第二新卒にあたる年齢の方
結論から言うと、実務経験がない状態で長期的な海外転職は非常に難しいです。
皆さんの中には学生時代に留学経験がある方、もしくは正にその真っ只中という方もいるかもしれませんが、そのまま現地で就労するのは難しい場合がほとんどです。
外国の文化に触れ、この街で働きながら生活したい！と考えるのは素晴らしいことですが、企業側としては実務経験なしの方をそのままビザのスポンサーまでして雇用するにはリスクが大きすぎるのです。
私自身、大学生の春休みに1か月の交換留学でロンドンへ行きました。
初めての海外体験で、カルチャーショックを受け、英語のスキルだけでなく人生観も大きく変わりました。
しかし、実務経験がないまま新卒でビザを取得するのは難しく、結局、日本の人材派遣会社に就職しました。
当時はショックでしたが、今海外転職のサポートの仕事をしながら振り返ると、当然だったようにも感じます。
とはいえ、インターンやワーキングホリデーなどで短期間の海外経験を積むのは良い選択です。
ただし、この時にも「なぜインターンをするのか？」「なぜワーホリなのか？」という明確な目的を持って挑むことが重要です。
以前、体験セッションにいらした方で、若くしてＹＭＳビザでイギリスに２年間滞在された経験をお持ちでした。
現地での就労を目指したそうですが、その方は当時日本での仕事は学生時代のアルバイトのみ。
他の職歴がないため、折角行ったイギリスでもカフェでのバイトのような仕事しか見つからず。。。
バイトはするも、結局長期的な就職先は見つからず、そのまま日本に帰国されてしまったとのことです。
experience(経験)が重視される海外では20代前半だと、こうしたハードルもあるので、認識しておくことが必要です。
第二ステージ：20代半ばの方
長期的に海外でキャリアを積みたいなら、「石の上にも三年」という言葉の通り、日本での実務経験を積むことが重要です。
私自身も3年間東京で仕事をし、その後香港に転職しましたが、これは正しい選択だったと思っています。
多くの国で就労ビザの取得には5年以上の実務経験が求められますが、東南アジアやメキシコなど一部の国では、これ以下の経験でも可能です。
前回のメルマガでもお話しましたが、一番必要になるのは、同業界、同職種での【実務経験】になります。
そういった意味では早いうちから自身の具体的な転職先を決め、リサーチや準備を始めることが重要です。
実務経験が３～５年になり、「今すぐにでも海外転職をしたい方」は、
- 就労ビザの条件
- 語学レベル
- 資格
- 学歴
- 実務経験
- 労働市場
などをリサーチし、
早めに目標を立てて、準備をしていってください。
第三ステージ：20代後半の方
8〜10年の実務経験があれば、海外転職の道も広がります。
これは本格的に海外転職に挑戦するべき年齢です。
海外転職は一つの道だけではなく、例えば、まずは就職可能な国で経験を積み、その後目指す国へ転職することも可能です。
実務経験だけではなく、２０代の今だからこそ、海外でのビジネスプログラムやその分野のマスターを取得したり、会計、IT技術などの資格を取ったりしてから、目指すのもありだと思います。
先ずは、「海外転職」へのゴールを決め、足りない部分があれば、それを早めに知り、それを埋めていくことが大事になってきます。
これからのキャリア人生をきちんと考えていきたい方は、是非、初回３０分無料の体験コーチングまでお越しください。
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当日お会いできるのを楽しみにしております＾＾
—— イベント概要 ——
せかいじゅうTALK LIVE
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場 所：東京都池袋駅周辺
定 員：30名 (※残席5名)
参 加 費 : 3500円（ブログ限定価格） ※通常4500円
申し込み・支払方法：クレジットカード（以下のリンクからお申込みください）
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