ブレナー真由美せかいじゅうキャリアコーチのブレナー真由美です。
先日、クライアントAさんとセッションをしていて、
「私は幼少期から競技スポーツをしていたのですが、あるところから記録が伸びなくなり、断念をしたことがあります。その経験からも常に目標や計画がないといけないと思い、また計画が崩れた時の恐怖があります。」
計画通りにいかない現実
「ずっと計画してきた未来が、ある日突然、なくなってしまった。」
そんな時を経験したことはありますか?
幼少期や学生時代から目標を追い続けてきた人にとって、その喪失感は想像以上です。
特に、人生の中で“いつまでに何を達成するか”を細かく描いてきた人ほど、計画が崩れると、自分の存在そのものが揺らぐような感覚に陥ります。
私は、計画はする方ではありますが、こと人生においてはあまり計画を立てずに今まで生きてきています。
イギリスへ留学した時も、香港へ転職した時も、もちろん結婚だって、出産だってです。
但し、仕事やキャリアではずっと目標を立ててくる日々だったので、その反動でプライベートのことはあまり計画を立てないようにしていたのかもしれません。
30代前半、製造業で財務担当をしているAさん。
幼少期から競技スポーツを続け、「目標に向かって努力する」ことが生活の一部でした。
仕事だけでなく、結婚や出産の時期まで計画を立て、その計画に沿ってキャリアも整えていました。私のコーチングでもゴール設定、転職軸・人生軸を作成してもらうのですが、Aさんはかなり詳細に計画を立てられていました、
しかし、半年前、予期せぬ形でその計画が白紙に。プライベートの大きな変化が、仕事へのモチベーションにも影響を与え、体調や気持ちがついていかなくなってしまいました。
目標を失うと、多くの人は「あーこれで私の人生終わりだ。。。」
と感じる方も多いです。
でも、そう思うことはあっても、実際に人生は終わりになるのでしょうか?
計画がなくなることは、必ずしもキャリアや人生の終わりではありません。
むしろ、新しい目標を見つけるための“ゼロ地点”に戻っただけと考える方が良いと思います。
では、どうやってこのゼロ地点から再び立ち上がり、自分らしいゴールを見つけていけばいいのでしょうか?
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視点を切り替える:「計画=自分」ではない
長年、計画に沿って行動してきた人は、その計画そのものが“自分のアイデンティティ”になっていることがあります。
しかし、計画はあくまで道しるべ。あなた自身の価値や可能性は、それとは別物です。
スポーツなど競技経験がある人は、シーズンが終われば次のシーズンに向けた準備期間が必要なことを知っています。
キャリアでも同じように、「今は次のステージに備える時期」と捉え直すことが大切です。
ゴール再設定の3ステップ
ステップ① 回復期間を確保する
・無理に新しい目標を立てない。
・睡眠・食事・運動・趣味など、心身を整える基礎を優先。
・「何もしていない自分」に罪悪感を持たないこと。
ステップ② 興味・関心を再探索する
・過去の経験・得意なこと・大切にしたい価値観をすべて書き出す。
・外部要因(結婚、昇進など)に依存する目標から、自分がコントロールできる成長目標へ切り替える。
例:英語力アップ、資格取得、新しい業務スキルの習得。
ステップ③ 小さなゴールで自己効力感を回復する
・達成しやすい短期目標を設定し、成功体験を積み重ねる。
・例:英語のテストを受ける。資格取得のために勉強を始める。もっと簡単な目標でも良いんです。
環境の再構築
・新しい目標は、新しい環境で見つかることが多い。
・グローバルな職場、オンラインコミュニティ、国際的なボランティアなど、視野を広げる場を意識的に探す。
・「いつか海外に」と思うなら、今から語学やネットワークづくりを始めることが次の扉を開く鍵になる。
まとめ
計画が崩れた時、それは“終わり”ではなく、新しい可能性の始まりです。
目の前の道が消えても、別の道が必ず現れます。
そして、その道は以前よりもあなたらしく、自由で、柔軟なキャリアにつながることが多いのです。
Aさんと同じように落ち込んだり、将来不安に思っている方、今は助走の時期。そう思って、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
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