
せかいじゅうキャリアコーチのブレナー真由美です。
さて、今回は、「オンライン面接の準備と好印象を残す10のポイント」については書かせて頂きます。
以前「海外転職のための面接対策〜英語圏転職を目指すあなたへ、英語面接の心構えと準備のすすめ〜」について書かせていただきました。
今回はその続編として、「オンライン面接での基本」についてお届けします。
最近では、私のクライアントさんからもよく聞かれるのが、
「やっぱり現地に行かないと、海外企業との面接ってできないんですよね?」
というご質問です。
ですが、昨今の海外転職・グローバル採用では、「オンラインで最終面接まで完結する」ことがほとんど。
よって、オンライン面接でしっかりとした印象を残せるかどうかが、採用可否を分けるカギになります。


かつては「現地での面接」が当たり前だった時代
私は以前、香港の人材紹介会社の現地責任者として、日系・外資系企業の採用をサポートしていました。
今では想像できないかもしれませんが、当時は一次面接から現地での面接が基本。
企業によっては、候補者は、毎回面接のたびに現地渡航が必要で、長期滞在しながら選考を進める候補者も多くいました。
実際に、数週間現地の安いゲストハウスに泊まりながら、スーツに着替えて面接に通う方々もたくさんいらっしゃいました。
私自身も、香港で面接を受ける際は、香港人の友人の家に滞在させてもらい、従妹が来るからと友達の家を追い出された時には、ベッドだけの安宿から面接へ。
今でもあのときの緊張と感謝、ドタバタは忘れられません。
今は「オンラインで内定」も当たり前の時代に
時代は変わり、現在はほぼ100%オンライン面接が主流です。
最終面接までオンラインで完了し、現地に一度も行かずに内定が出るケースも珍しくありません。
この1年間だけ見ても、私のクライアントさんたちは、全員がオンライン面接を通じて海外就職を実現しています。
たとえば、クライアントのSさんは、日本本社とオンライン面接し、その後、現地駐在員の帰国タイミングに合わせた対面面接を日本の本社で受け、最終的に内定を獲得しました。
また、別のクライアントであるIさんは、現地に一度も旅行したことすらなかったため、内定前に現地の社長のご厚意で数日間会社訪問を実施。
無給の簡単な業務体験を通して、お互いの理解が深まり、無事内定。6月からアジアの拠点で勤務がスタートする予定です。
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オンライン面接だからこそ「準備」が命
このように、海外転職においてもオンライン面接が当たり前になった今、画面越しでも「誠実さ」や「信頼感」、「仕事への本気度」を伝えられる人が採用されています。
逆にいえば、準備不足が「残念な結果」につながることも。
ここからは、私がこれまで海外転職希望者の支援を何千人としてきて、また近年のオンライン面接の実例を基に、私がクライアントに必ず伝えている
「オンライン面接での10のチェックポイント」
を共有します。
オンライン面接10の準備チェックリスト
ツールの確認・練習は必須
企業によってZoom、Google Meet、Teamsなど使用ツールはさまざまです。
面接案内を受け取ったら、必ず事前にツールのダウンロードと使用練習をしておきましょう。
カメラ・音声の動作確認
マイクがオフ、カメラが使えないなどのトラブルは致命的です。過去には、音声が繋がらず選考が見送られたケースもありました。
静かな環境の確保
自宅での面接が多くなりますが、できれば個室、または静かな環境を用意しましょう。どうしても難しい場合は、貸し会議室などの利用も視野に入れてください。
背景設定の確認
背景が乱雑だと印象がマイナスに。ツールによって背景ぼかしの機能が使えない場合もあるため、事前に設定のチェックを。白い壁やシンプルな背景がおすすめです。
照明を調整する
カメラがオンでも顔が暗くて見えないのはNG。リングライトや卓上ライトを使い、明るく自然な印象を心がけましょう。
イヤホンを使用する
周囲の雑音を防ぐためにも、イヤホンやヘッドセットの使用を推奨します。相手の声もクリアに聞こえ、自分の声もクリアに伝わります。
顔のフレーミング調整
顔が画面の中央にしっかり映るように。顔が半分しか映っていない人も意外と多いです。カメラの角度や距離の調整も事前にチェックを。
服装・身だしなみ
男性は襟付きシャツ、女性は清潔感のある服装と軽いメイクが基本。画面越しでも第一印象が伝わります。
事前ログインは10分前
指定された時間よりも少し早めにログインしておくと安心です。余裕を持つことで、気持ちにもゆとりが生まれます。
笑顔・姿勢・礼儀を忘れずに
画面越しだからこそ、「礼儀」がより大切。面接官が入室したときは軽くお辞儀を。姿勢も正し、目線はカメラを意識して。笑顔も忘れずに。
印象アップの具体的アクション
さらに面接中に好印象を残すために、次のような心得はとても大切です。
- 自己紹介は1~2分にまとめ、簡潔に。英語面接でも日本語面接でも同様。
- 回答の際には一呼吸おいてから話す。焦って早口になるのを防ぎましょう。
- 面接官の発言にはしっかりうなずきながら聞く。うなずき過ぎにも注意。最後まで質問を聞いてから焦らずに答える。
- 面接の最後には必ず逆質問をすること。逆質問をせずに次の面接に進めなかった方も結構います。面接官には「うちの会社には興味がないから質問がないんだ」と思われます。
- 面接後は、24時間以内に感謝のメール(Thank Youメール)を送るのが大切です。
「これを見れば完璧!海外転職の面接はこの流れ。面接対策完全版」というユーチューブ動画も作成しましたので是非ご視聴ください。
最後に
面接は「人」と「人」の対話です。画面越しであっても、誠実さ・熱意・共感は伝わります。
「オンラインだからこそ、丁寧に」「顔が見えにくいからこそ、笑顔を」——そんな気配りを大切に、ぜひ面接に臨んでください。
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